株式投資の取引には時間が決まっている!?証券取引所の取引時間を知ろう!

会社の給与が上がらなくて将来に不安があります。
株式投資も考えているのですが、取引時間を詳しく知りたいです。

現在は新型コロナウイルス感染症による大混乱の影響で、お勤め先の会社の給与がなかなか上がらないことに不安を募らせる方々も多いはずです。

将来に不安を感じた人たちは、株取引等の資産運用を検討し始めています。

確かに、取引で成果が上がれば大きな利益も期待できます。

しかし、株取引は24時間フル稼働で行われている訳ではなく基本的に取引時間が定められています

この記事では、株式市場の取引時間日本証券取引所・外国の証券取引所について株式の取引時間の注意点よくある質問等を解説します。

株式の取引時間をザックリ言うと
  • 株式市場の取引時間は平日の昼間である
  • 東京証券取引所以外にも名古屋・札幌・福岡の証券取引所がある
  • 東京以外は15:30まで取引がされている
  • 取引時間外でも注文を出せるシステムはある
  • ニューヨークやロンドンなどの海外市場の取引時間は日本の夜間になる
  • 時間外の取引には注意点がいくつかある

SBI証券で口座開設してみる

株式市場の取引時間は1日2回に分かれている!?

株式市場の取引時間は1日2回に分かれている!?

私の会社の給与は新型コロナウイルス感染症による経済的な打撃のためか、思うように上がりません。

株取引で資産運用を検討しています。

株取引はいつでも可能なのでしょうか。

こちらでは、株式市場の取引時間について解説します。

株式の取引時間
  • 前場
  • 後場
  • 平日のみ

前場

日本の取引市場は午前・午後に分かれ実施されています。

コンビニのように24時間体制で実施されているわけではありません。

「前場(ぜんば)」とは、株式市場が開いている営業時間の前半(9:00~11:30)の取引を指します。

午前(前場)を終えれば休憩時間が入り、午後(後場)で再び取引がはじまります。

その際、休憩時間を挟んで株価の動きが大きく変動するケースもあります。

前場の「寄り付き(その日の売買が初めて成立)」直後では、売買の注文が盛んに展開され、最も値動きが激しい時間帯です。

この値の上下変動が功を奏し利益の得るチャンスは多いと言われていますが、損失が出やすいも事実です。

また、前場の取引では前日の世界の取引状況が反映されます。

例えば、前日の後場の終了後、世界の株式市況が大きく下落したならば、翌日の前場の開始後1時間ほどその影響が顕著に表れるのです。

後場

「前場(ごば)」とは、午後の取引時間のことを指して、12:30~15:00まで(名古屋、福岡、札幌証券取引所は15:30まで)取引が実施されます。

後場の開始時間を「後場寄り」と呼び、後場が終了することを「大引け」と呼びます。

前述したように休憩時間を挟んで株価の動きが大きく変動するケースもあります。

前場で買った方が良い銘柄、売った方が良い銘柄を見つけたら、その時点で取引を行った方が良い場合もあります

平日のみ

株式市場の取引時間として前場・後場に分かれていますが、土日もこのように取引ができるわけではありません。

あくまでも平日のみです。

休日を利用して株取引とはいきません。

株取引を積極的に行いたい人は、ご自身の就業時間に取引が過熱している場合もあります。

そのため、株取引に熱中し本業が疎かになる事態は避けましょう。

株を売買する注文自体は、24時間365日好きな時に出すことができるサービスもあります

こちらは後述します。

MEMO

株取引は平日の午前・午後に行われて、午前の部である前場では世界情勢が反映されることが多く、午後の部である後場では前場の影響や日本の情勢が影響されることが多い。

\ 一番人気の証券口座 /

SBI証券で 口座開設する

日本の株式取引所

日本の株式取引所

株式市場の取引時間、やはり決められているんですね。

何やら日本国内に証券取引所がいろいろあるようです。

日本国内の各証券取引所について是非教えて下さい。

こちらでは、国内にある各証券取引所を解説します。

国内にある各証券取引所
  • 東京証券取引所
  • 名古屋証券取引所
  • 札幌証券取引所
  • 福岡証券取引所

東京証券取引所

略して「東証」と呼ばれ日本最大の証券取引所です。

世界3大証券取引所のひとつとして有名です。

企業株式を中心とした有価証券が売買される、現物市場を受け持っています。

上場企業は大企業が多く、知名度や社会的信用度が高い点が特徴です。

東京証券取引所の上場企業数は3,711社です。

東京証券取引所の上場企業の内訳
  • 東証1部市場:2,191社
  • 東証2部市場:472社
  • 東証マザーズ:344社
  • JASDAQスタンダード:666社
  • JASDAQグロース:37社

なお、プロ投資家向け市場として「TOKYO PRO Market」もあり、こちらは41社が上場しています。

なお、東証1部・2部、東証マザーズ、JASDAQの区分は見直され、2022年4月4日から新たに「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」が設定されます。

詳細は後述します。

名古屋証券取引所

略して「名証」と呼ばれる愛知県名古屋市の証券取引所です。

上場企業数は重複上場含む287社(単独上場62社)です。

名古屋証券取引所の上場企業の内訳
  • 市場第一部188社(名証単独上場4社)
  • 市場第二部:80社(名証単独上場45社)
  • セントレックス:14社(名証単独上場13社)

名古屋証券取引所では東京証券取引所の再編により、こちらも上場制度見直しが行われます。

上場制度の再編
  • 市場第一部→プレミア市場(「プライム市場」の基準とほぼ同水準、詳細は後述)
  • 市場第二部→メイン市場
  • セントレックス→ネクスト市場

名古屋証券取引所を利用する上場企業・投資家は、東証券取引所の上場制度見直しと合わせ、再編内容をよく確認しておきましょう。

札幌証券取引所

略して「札証」と呼ばれる北海道札幌市中央区の証券取引所です。

上場企業は地元北海道の企業が中心です。

札幌証券取引所の上場企業数は重複上場含む58社(札証単独上場16社)です。

札幌証券取引所では、新興企業向け株式市場「アンビシャス」を開設・運営しています。

2000年4月7日に開設され、マザーズやジャスダックと比べ上場基準が緩いと言われてます。

福岡証券取引所

略して「福証」と呼ばれる福岡県福岡市中央区の証券取引所です。

九州圏で唯一の金融商品取引所となっています。

福岡証券取引所の上場企業数は重複上場含む107社(福証単独上場25社)です。

福岡証券取引所では、新興企業向け株式市場「Q-Board」を開設・運営しています。

2000年5月11日に開設され、近畿・中国・九州地方に本社を構える企業が上場しています。

MEMO

国内には東京証券取引所以外にも名古屋・札幌・福岡に証券取引所があり、それぞれ上場している企業も異なる。

また、以前は大阪にも証券取引所があったが、現在では廃止されている。

取引所によって取引時間は異なる!?

取引所によって取引時間は異なる!?

正直、東京証券取引所が突出して豊富な銘柄を揃えていますね。

しかし、その他の証券取引所も新興企業向け株式市場を運営し、ベンチャーには上場のチャンスがあるようです。

それでは、各証券取引所の取引時間が知りたいです。

こちらでは、各証券取引所の取引時間について解説します。

東京証券取引所の取引時間

東京証券取引所の取引可能時間は次の通りです。

東京証券取引所 取引可能時間
前場 9:00~11:30
後場 12:30~15:00

休憩を1時間はさみ取引が午後3時まで行われます。

また取引可能日は平日のみです。

土日・祝日(振替休日含)、大晦日・正月三が日は証券取引所が開いていません。

土日・正月はともかく、祝日は月毎に点在しているのでこまめにチェックしておきましょう。

その他の証券取引所の取引時間

名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所の取引可能時間は次の通りです。

3証券取引所 取引可能時間
前場 9:00~11:30
後場 12:30~15:30

休憩を1時間はさみ取引が午後3時30分まで行われます。

東証の取引可能時間より30分長いです。

また取引可能日は同様に平日のみです。

この、3証券取引所も土日・祝日(振替休日含)、大晦日・正月三が日は証券取引所が開いていません。

特に祝日がいつなのかに気を付けて、株取引を行いましょう。

MEMO

東京証券取引所は15:00まで、その他は15:30まで、間に1時間休憩を挟んで取引が可能となっている。

\ 一番人気の証券口座 /

SBI証券で 口座開設する

東京証券取引所の区分と特徴

東京証券取引所の区分と特徴

いろいろな証券取引所がありますね。

でも取引時間はどれもあまり変わらないようです。

世界3大証券取引所の一つである東京証券取引所の特徴を知りたいです。

こちらでは、東京証券取引所の区分と再編予定について解説します。

東京証券取引所の区分
  • 東証一部
  • 東証二部
  • マザーズ
  • JASDAQ

東証一部

東京証券取引所が開場している市場のうちで、大企業向けに設けられた本則市場(※)のことです。

上場の審査基準が厳しく、東証一部に上場する企業は最優良だと認識されています。

現在、東証一部に上場している企業数は2,191社になっています。(2021年1月末)

主な上場企業
  • トヨタ自動車
  • NTTドコモ
  • 任天堂
  • SONY
  • 資生堂
  • KDDI

など

上記の様に有名企業が名を連ねています。

上場する審査基準も非常に厳格となっています。

審査基準 内容
株主数(上場時見込) 2,200人~
流通株式(上場時見込) ・流通株式数:2万単位~

・流通株式数 (比率) :上場株券等の35%~

時価総額(上場時見込) 250億円~
事業継続年数 新規上場申請日の直前事業年度末日から起算し

・3か年以前から取締役会を設置

・継続的に事業活動

を行っている

純資産の額(上場時見込) 連結純資産の額が10億円~
利益の額or時価総額 ・最近2年間の利益の額の総額が5億円~

・時価総額が500億円~

いずれかに該当

(※)本則市場:証券取引所が開場している市場の内、メインとなる市場のことです。東京証券取引所の場合はこの東証一部、後述する東証二部が該当します。

東証二部

東京証券取引所が開場している市場のうちで、中堅企業向けに設けられた本則市場のことです。

こちらも上場の審査基準が厳しく、東証二部に上場する企業は安心だと認識されています。

現在、東証二部に上場している企業数は472社となっています。(2021年1月末)

主な上場企業
  • ブルボン
  • ヨネックス
  • 旭松食品
  • フマキラー
  • アサヒペン
  • 日本ケンタッキー・フライド・チキン

など

会社経営に堅実な企業が名を連ねています。

上場する審査基準は厳格となっています。

審査基準 内容
株主数(上場時見込) 800人~
流通株式(上場時見込) ・流通株式数:4,000単位~

・流通株式時価総額:10億円~

・流通株式数 (比率) :上場株券等の30%~

時価総額(上場時見込) 20億円~
事業継続年数 新規上場申請日の直前事業年度末日から起算し

・3か年以前から取締役会を設置

・継続的に事業活動

を行っている

純資産の額(上場時見込) 連結純資産の額が10億円~
利益の額or時価総額 ・最近2年間の利益の額の総額が5億円~

・時価総額が500億円~

いずれかに該当

マザーズ

東京証券取引所が開場している市場のうちで、新興企業向けの株式市場のことです。

上場の審査基準がなかなか厳しく、更なる成長が期待される企業だと認識されています。

現在、東証マザーズに上場している企業数は344社になっています。(2021年1月末)

主な上場企業
  • ライフネット生命保険
  • Chatwork(チャットワーク)
  • コロプラ
  • ダブルエー
  • ランサーズ
  • メルカリ

など

皆さんが見聞きしたことのある企業が名を連ねているはずです。

上場する審査基準もやや厳しくなっています。

審査基準 内容
株主数(上場時見込) 200人~
流通株式(上場時見込) ・流通株式数:2,000単位~

・流通株式時価総額:5億円~

・流通株式数 (比率) :上場株券等の25%~

時価総額(上場時見込) 10億円~
事業継続年数 新規上場申請日の直前事業年度末日から起算し

・1年前以前から取締役会を設置

・継続的に事業活動

を行っている

純資産の額(上場時見込)
利益の額or時価総額

JASDAQ

東京証券取引所が開場している市場のうちで、成長・ベンチャー企業(新興企業)向けの市場のことです。

上場は前述した3市場ほど厳しくありません。

JASDAQに上場する企業は、今後も成長が期待できると認識されています。

現在、JASDAQ市場内の区分としてさらに「スタンダード」と「グロース」に分かれています。

なお、スタンダードは666社グロースは37社となっています。(2021年1月末)

主な上場企業
  • 秩父鉄道
  • ブロッコリー
  • 日東ベスト
  • ワークマン
  • エムケー精工
  • 日本マクドナルドホールディングス

など

皆さんが見聞きしたことのある企業が名を連ねているはずです。

上場する審査基準は若干緩やかとなっています。

JASDAQの共通条件

審査基準 内容
株券等の分布状況 (1)公募または売出し株式数が

・1,000単位

・上場株式数の10%

いずれか多い株式数以上

(2)株式数200人~

時価総額 5億円~

「スタンダード」「グロース」の各条件

審査基準 純資産の額(上場時見込) 利益の額or時価総額
スタンダード 2億円~ ・最近2年間の利益の額の総額が5億円~

・時価総額が500億円~

いずれかに該当

グロース 赤字ではない

改変後は3種類になる

現在、前述した通り4種類の市場区分がありますが、この区分には次の課題が指摘されていました。

市場区分の課題
  • 各市場区分のコンセプトが不明確、多くの投資者には利便性が低い
  • 持続的な企業価値向上の動機付けが不十分(上場廃止基準が大幅に低い等)

これらの課題に対応するため、2022年4月4日から

2022年4月4日以降の再編
  • プライム市場
  • スタンダード市場
  • グロース市場

上記の3つの市場区分へ見直すことに決定しました。

大幅な基準の見直しが行われる予定となっています。

上場後でも、継続して新規上場基準の水準を維持しなければいけない等、上場企業はより堅実な事業運営が求められる内容となっています。

こちらでは各市場区分の内容を説明していきます。

プライム市場

こちらの市場区分は、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場です。

上場企業の条件は次の通りです。

〇流動性

多様な機関投資家が安心しつつ、潤沢な流動性を供えた銘形が選定できるよう、日本取引所グループでは次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
株主数 800人~ 800人~
流通株式数 20,000単位~ 20,000単位~
流通株式時価総額 100億円~ 100億円~
売買代金 時価総額250億円~ 平均売買代金0.2億円~

〇ガバナンス

投資家との建設的な対話を促進するため、安定株主が株主総会における特別決議に必要な水準(2/3)を占めることのない公開性が求められます。

項目 新規上場基準 上場維持基準
流通株式比率 35%~ 35%~

〇経営成績・財政状態

安定的かつ優れた収益基盤・財政状態を有する銘柄が選定できるよう、次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
収益基盤 ・最近2年間の利益合計25億円~

・売上高100億円~・時価総額1,000億円~

財政状態 総資産50億円~ 純資産額が正であること

スタンダード市場

こちらの市場区分は、公開された市場における投資対象として十分な流動性・ガバナンス水準を供えた企業向けの市場です。

上場企業の条件は次の通りです。

〇流動性

一般投資家が円滑に売買を行い、適切な流動性を供えた銘形が選定できるよう、日本取引所グループでは次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
株主数 400人~ 400人~
流通株式数 2,000単位~ 2,000単位~
流通株式時価総額 10億円~ 10億円~
売買高 月平均10単位~

〇ガバナンス

上場会社として最低限の公開性が求められます。

項目 新規上場基準 上場維持基準
流通株式比率 25%~ 25%~

〇経営成績・財政状態

安定的な収益基盤・財政状態を有する銘柄が選定できるよう、次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
収益基盤 最近1年間の利益合計1億円~
財政状態 純資産額が正であること 純資産額が正であること

グロース市場

こちらの市場区分は、公開された市場における投資対象として十分な流動性・ガバナンス水準を供えた企業向けの市場です。

上場企業の条件は次の通りです。

〇事業計画

上場会社として確かな高い成長可能性を実現するため、合理的な事業計画の策定が求められています。

次の要件すべてに該当する必要があります。

上場に必要な要件
  • 事業計画が合理的に立てられた
  • 高い成長可能性に関し主幹事証券会社の見解がある
  • 上場後も継続的に進捗状況が開示される見込み

さらに次の基準が設けられています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
時価総額 上場10年経過後40億円~

〇流動性

一般投資家の投資対象となる、最低限の流動性を供えた銘形が選定できるよう、日本取引所グループでは次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
株主数 150人~ 150人~
流通株式数 1,000単位~ 1,000単位~
流通株式時価総額 5億円~ 5億円~
売買高 月平均10単位~

〇ガバナンス

上場企業として最低限の公開性を求めるため、次の基準を明記しています。

項目 新規上場基準 上場維持基準
流通株式比率 25%~ 25%~

\ 一番人気の証券口座 /

SBI証券で 口座開設する

世界の主要株式市場の取引時間

世界の主要株式市場の取引時間

私は海外株の購入も検討しています。

やはりハイリターンが期待できますから。

そこで、世界の主要株式市場の取引時間が知りたいです。

こちらでは、7か国の株式市場の取引時間を解説します。

証券取引所 国名 取引可能時間(日本時間)
ニューヨーク証券取引所 アメリカ (夏)22:30~5:00

(冬)23:30〜6:00

ロンドン証券取引所 イギリス (夏)16:00~0:30

(冬)17:00〜1:30

ユーロネクスト フランス (夏)16:00~0:30

(冬)17:00〜1:30

上海証券取引所 中国 (夏)10:30~12:30

(冬)14:00〜16:00

オーストラリア証券取引所 オーストラリア (夏)8:00~14:00

(冬)9:00〜15:00

ボンベイ証券取引所 インド 13:25〜19:00
韓国取引所 韓国 9:00〜15:00

ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、ユーロネクストなら、日本時間の夜間帯にちょうど開いています。

日中は仕事をしているビジネスマンでも取引しやすい時間帯です。

ただし、株取引に没頭するあまり、寝食を忘れてのめり込むのは禁物です。

健康を害しては、株取引どころではなくなります。

MEMO

ニューヨークやロンドンなどは、日本時間の夜間に取引されるため、日中は時間の取れない人が取引しやすい市場と言える。

取引時間外にも注文は出来る!?

取引時間外にも注文は出来る!?

日本の各証券取引所は、私の仕事の最中に取引が行われますね。

海外はまさしく夜間~未明ですか。

日本・海外の各証券取引所の取引可能時間以外に、株取引は行えないのでしょうか。

実は「インターネットの時間外注文」「PTS(取引所金融商品市場外取引)」なら、各証券会社を通し取引可能時間以外でも対応できます。

こちらでは、取引時間外注文のメリット・デメリットを解説します。

メリット

インターネット時間外注文や、PTS(取引所金融商品市場外取引)を利用するメリットは、まず受付時間が長い点です。

インターネット時間外注文の場合は、主に3:00~各取引所の取引終了時間17:00~翌2:00に発注が可能です。

PTSの場合は、デイタイムセッション(昼間取引)8:20~16:00、ナイトタイムセッション(夜間取引)は16:30~23:59です。

インターネットが利用できる証券会社なら、これらのサービスを提供しているところがほとんどです。

このように、各証券取引所の取引可能時間を気にしなくても株取引は十分可能です。

ご自身の都合の良い時間に合わせ取引してみましょう。

なお、PTSの場合は夜間の取引手数料を無料にしている証券会社もあり、手数料負担を抑えたい人に最適です。

MEMO

インターネット時間外注文やPTSでは、取引時間外に株取引が出来る点が大きなメリットになります。

デメリット

インターネット時間外注文やPTSは便利ですが、それぞれ次のようなデメリットもあります。

インターネット時間外注文のデメリット
  • 翌日の注文として扱われてしまう
  • 指値(さしね)注文だと取引が成立しにくい
PTSを使った夜間取引のデメリット
  • 利用者数が少なく値動きは極端
  • 資金が少ない人は差金決済(※)に注意

(※)差金決済:株式に投資するのではなく、株式の価格や指数を参照し、買値と売値の差損益部分を決済する方法。

PTSを使った夜間取引の値動きは極端になる傾向があります

株取引を始めたばかりの人は勝手がわからず、大損失を出すリスクもあります。

そのため、各証券取引所の取引可能時間以外に取引する場合、まずインターネット時間外注文から始めた方が無難です。

注意

通常の取引とは異なる事から、思い通りの取引が出来ない可能性があるのがデメリットと言える。

\ 一番人気の証券口座 /

SBI証券で 口座開設する

株式市場の取引時間の注意点

株式市場の取引時間の注意点

インターネットの時間外注文やPTSもやはり一長一短はありますね。

その他に取引時間の注意点があれば教えて下さい。

こちらでは、前述したPTSを使った夜間取引デメリットの際に言及した「差金決済」を詳しく解説します。

差金決済とは?

わかりやすく言えば、同じ銘柄の株を何回か取引した際、最終的な差額のみを取引する決済方法です。

この差金決済は、通常の取引である現物取引では禁止されている決済方法です。

差金決済の仕組み

まずは事例をあげ、差金決済を見ていきましょう。

差金決済の例

例:20万円の株を購入した

  1. 同じ日に、その株を22万円の株価で売却→+2万円
  2. 同じ日に、同じ株を16万円で購入→-4万円

この際、最終的に4万円のみを支払って株式をやり取りすると差金決済となります。

なんでダメ!?

ただし、差金決済は禁止されています

それを行わないため、取引ごとに事例では20万円支払い、22万円受け取り、16万円支払いしなくてはいけません。

この様な場合「20万円+16万円=36万円」の買付余力が必要になります。

PTSを利用するのは問題ないものの、こちらで夜間取引をする場合、翌日分の取引として扱われます。

つまり、翌日の証券取引所での取引と合わせ、差金決済になるか否かを考える必要があります。

このように大変内容は複雑となり、初心者は頭が混乱します。

PTSを使った夜間取引は、株取引に十分慣れてから挑戦しましょう。

注意

PTSを利用する際に、現物取引では禁止されている差金決済が可能となるが、仕組みが複雑なので注意が必要となる。

株式市場の取引時間によくある質問

株式市場の取引時間によくある質問

差金決済ですか、夜間取引の場合は注意しないと。

株式市場の取引時間についてお聞きする内、いろいろな質問が出てきました。

こちらでは、株式市場の取引時間について良くある質問を解説します。

外国の証券取引所には独特な取引時間があるのか?

例えば、欧米には「サマータイム」がある点に注意するべきです。

前述しましたがニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、ユーロネクストでは、夏と冬の取引可能時間が異なります

これはサマータイムを導入しているからです。

欧米では、夏季(初春~初秋)の昼間時間が長いことを利用し、法令で標準時を1時間進めた時刻を使用します。

そのためサマータイム期間中は1時間早くなるのです。

日本では見られない習慣のため、異なる取引可能時間の開始で困惑することもあります。

なお、サマータイム期間は国によって異なります。

各国のサマータイムの期間
  • アメリカ:3月(第2日曜日)~11月(第1日曜日)まで
  • ヨーロッパ各国:3月(最終日曜日)~10月(最終日曜日)まで

外国の証券取引所で取引を行う場合は、各国のサマータイム期間に注意しましょう。

夜間取引が可能なおすすめ証券会社を知りたい

取引可能時間にこだわらず取引を行いたい場合、おすすめの証券会社は「SBI証券」です。

特徴を解説します。

SBI証券

こちらも取引可能時間は8:20~16:0017:00~23:59までとなります。

PTSを利用する場合、圧倒的に手数料がお得になる点は魅力です。

〇PTSはジャパンネクストPTS(JNX)

ジャパンネクストPTS(JNX)が利用できます。

こちらは国内最大規模のPTSサービスです。

〇手数料(現物取引手数料の場合)

PTSのデイタイムセッション(昼間取引:8:20~16:00)の次の手数料負担となっています。

約定代金 手数料(税込)
~5万円 51円
~10万円 94円
~20万円 110円
~50万円 261円
~100万円 508円
~150万円 608円
~3,000万円 963円
3,000万円超 1,016円

取引所取引手数料より負担が軽減されています。

なお、ナイトタイムセッション(夜間取引:17:00~23:59)は手数料無料です。

夜間取引で手数料負担を気にすることなく取引をしたい方々に最適です。

株 時間|まとめ

株 時間|まとめ

株式の取引時間をザックリ言うと
  • 株式市場の取引時間は平日の昼間である
  • 東京証券取引所以外にも名古屋・札幌・福岡の証券取引所がある
  • 東京以外は15:30まで取引がされている
  • 取引時間外でも注文を出せるシステムはある
  • ニューヨークやロンドンなどの海外市場の取引時間は日本の夜間になる
  • 時間外の取引には注意点がいくつかある

SBI証券で口座開設してみる

株式市場の取引時間は非常に限られていますが、前述したように例外も存在します。

また、PTSは非常に便利なサービスですが、初心者には不慣れな仕組みとなっています。

とくに値動きは極端となる点差金決済の有無を確認すべき点は忘れないようにしましょう。

日本の証券取引所や外国の証券取引所を上手く利用していくのが理想的です。

しかし、株初心者はまず東京証券取引所で国内株の購入からはじめるのが無難です。

とはいえ、ご自身の本業を犠牲にして株取引を行うのは本末転倒です。

まずは本業を最優先として、株取引は副次的な資産運用手段として認識しておいた方が良いでしょう。

お金も時間も、無理をしない範囲で株式投資にまわすことが大切です。