「FXを始める前に初心者が読むべき、ウォーレンバフェットが薦める7冊!」

FXをこれから始めるにあたって、知識を身につけるために「自分でも勉強できるいい本はない?」とお考えでしょう。

いざ書店でFXの本を買おうと思っても、FX関連の多くの本の中でどれが一番自分に合っているのかわからないと思います。

実際に本を買っても、実践的に使えない情報しか記述されておらず、時間とお金の無駄になってしまったという経験あるのではないでしょうか。

せっかく時間をかけて本を読むならば、自分のレベルと考え方に合った本で勉強したいですよね。

このコラムの著者

赤岡 知哉
慶應義塾大学理工学部在学中の現役学生トレーダー。株式投資サークル「実践株式研究会」に入り、独自のトレード手法で売り上げをあげると、学生ながらも高い運用技術が注目され、日本経済新聞などに取り上げられる。
得意分野:株式投資

今回の記事では、ウォーレンバフェットが薦める7冊の投資書籍を紹介していきます。

書籍の内容や特徴に加えて、ウォーレンバフェットのコメントも解説していきます。

本当に勉強になったと思える1冊を見つけましょう。

ウォーレンバフェットが薦める書籍その1:投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識

ハワード・マークス (著)
貫井佳子 (翻訳)

内容

●どうしたら投資リスクを限定できるのか
●コンセンサスと別の見方をする理由とは
●市場環境が芳しくないときに、損失を最小限に抑えるには
●絶好の投資機会を見つける逆張りの考え方とは
●ミスプライシングが起こりやすい非効率市場を見つけるには
●マーケット・リターンを上回る「成功する投資」を達成するには

レビュー

世界最大級の資産運用会社の創業者が顧客に宛てたレターを集めた本である。

とても示唆に富んだ内容で、マーケットにやられないためにはどのような思考法で対峙すべきかについて書かれている。

あくまで思考法に関する内容なので、具体的な投資方法が書かれているわけではないが、基本はバリュー投資で、投資の知識として必要なのは会計学でも経済学でもなく心理学であると言う。

ただ、この本に書かれていることを全て実践していたら、大損はしないけど、大勝ちも難しいかなという感じがする。安定した利益を出したい方にはおすすめの一冊。

特徴

この書籍は投資のノウハウを解説するものではありません。主に投資のリスクと難易度を強調して記載しています。

しかし、投資の世界で長きにわたって利益を出し続けた著者が語る投資哲学は説得力が強く、初心者から上級者まで必見です。

一般的な書籍で謳われている考え方とは違った視点で捉えている著者の見方は今後投資を続ける人にとって重要になってくるでしょう。

ウォーレンバフェットのコメント
「極めて稀に見る、実益のある本」と、大絶賛のコメントを残している。

ウォーレンバフェットが薦める書籍その2:投資家のヨットはどこにある? ──プロにだまされないための知恵 フレッド・シュエッド・ジュニア(著)

内容

●相場予測の有効性について
●お金を「稼ぐ」ことの難しさ
●価格対価値――われらが特選マーケットレター
●長期投資対象としての現金
●人の生きる道とベーシスブック

特徴

昔々のものがたり。

おのぼりさんの一行が、ニューヨークの金融街を見学させてもらっていた。

一行がウォール街にほど近いバッテリーパークへやって来ると、ガイドのひとりが停泊中のすばらしいヨットの数々を指さして言った。

「ごらんください。あそこに並ぶヨットは、みな銀行家やブローカーのものですよ」
気のきかない田舎者がこう聞いた。

「お客のヨットはどこに?」

このジョークは、投資の世界ではリターンが不確実であるのに対して、コストが確実にあることを的確に象徴したものだ。

そして、著者シュエッドが本書で明らかにした金融業界の本質は、今も昔も変わらない。

皮肉たっぷりの内容ですが、この著書の中でもブローカーや投機家についてボロクソに書いています。

しかし、読み物としてはなかなか面白く、どんな時でも価値と価格の関係を意識させるような投資家にはもってこいの書籍です。

レビュー

1920~1930年代のニューヨーク金融業界について書かれた本。1940年に書かれた本とは思えない程、投資・金融の世界は変わらないと感じる一冊。

金融業、投資、投機などの本質という点をいろんな角度から論じ、一方の仲介者が確実に儲けている現状を描く、まさに、「投資家のヨットはどこにある?」というような内容。

本のタイトルは、ウォール街で有名な小話。ウォール街についての翻訳本を読んでいると時折この小話に出会うが、小話の掲載された本は永らく未翻訳だった。

読んでみたら、その理由がわからないでもない。多分、初めてこの手の本を読む人には皮肉の奥深さがよくわからず、皮肉がわかる人には内容が浅すぎるのだと感じる。

半世紀以上前からウォール街はなにも進歩していないと再確認するには良い本なのでおすすめ。

ウォーレンバフェットのコメント

「これまでに書かれた投資に関する本の中で、もっともファニーな内容である。テーマに関する多くの重要なメッセージを軽いタッチで解説している。」と、必読書とするコメントをしている

ウォーレンバフェットが薦める書籍その3:賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法 ベンジャミン・グレアム(著)

内容

●投資と投機――賢明なる投資家が手に入れるもの
●投資家とインフレーション
●一般的なポートフォリオ戦略――保守的投資家
●積極的投資家の分散投資――消極的な方針
●積極的投資家の投資――積極的な方針

レビュー

金融知識の基礎がないと内容を理解するのが難しい。

1972年発行第4版の邦訳なので、書かれている出来事はもちろんそれ以前のこと。リアルタイムで体験していないため、実感がなく、これまた理解が難しい。

しかし1800年代後半の株価等については、この本を読むまで考えたこともなかったので、そのあたりや、1929年の世界恐慌についてなどを詳しく知れたのは良かった。

証券会社が売買手数料で儲けを出す日本では馴染まない部分も多いが、投機でなく投資をしたいならば、一読するべき本。

だいぶ浸透してきたが、ポートフォリオの大切さを改めて考えることが出来る。分散投資の中でどの銘柄を選ぶかのヒントも多いが、好きな会社の銘柄を持ち続ける発想は日本には無いので、そこを理解しても国内での解決策を探すことは大変だと感じる。

特徴

ウォーレンバフェットが師匠と仰いだ、ベンジャミン・グレアムが書いた著書です。

特にバリュー投資を意識して書かれており、初心者から上級者まで全員におすすめです。

株式と債券の配分方法、将来性のある二流企業株や割安株の見つけ方を公開しています。
「投資家の教科書」と言っても過言ではないでしょう。

ウォーレンバフェットのコメント

「本書は適切なフレームワークを与えてくれる。投資の成功のためには、突出したIQも非凡な洞察も内部情報もいらない。必要なのは、健全な意思決定のための知的なフレームワークであり、そこに感情を食い込ませない能力だ。」

とコメントしている。

ウォーレンバフェットが薦める書籍その4:証券分析 【1934年版第1版】 ベンジャミン・グレアム(著)

内容

  • 証券分析とそのアプローチ
  • 確定利付き証券
  • 投機的な性質を持つ上位証券
  • 普通株の投資理論
  • 損益計算書の分析と普通株の評価
  • バランスシートの分析――資産価値の意味合い
  • 証券分析の補足的要素――価格と価値の矛盾

レビュー

ここで展開されている割安な株式や債券のすぐれた発掘法にはいまだに類例がなく、現在も多くの投資家たちが実践しているものである。

第1版から第5版までのこのシリーズは60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブル。

本書はグレアムとドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。

また、債権と株式、投資と投機。定義次第で正反対の性質になる領域を持つものが、投資と安全性を同一にするのではなく、詳細な分析に基づいて元本の安全性とリターンを確保する。

投資をする上でこのような新たな視点を増やすことは非常に自分のためになると感じる。

ウォーレンバフェットのコメント

「グレアムは私にとって、とても素晴らしい先生だった。本書は私の投資におけるロードマップを与えてくれた本だ。」とコメントしている

ウォーレンバフェットが薦める書籍その5:ケインズ 説得論集 J・M・ケインズ(著)

内容

  • インフレーションとデフレーション|Inflation and Deflation| 
  • 金本位制への復帰|The Return to the Gold standard|
  • 自由放任の終わり|The End of Laissez-Faire|
  • 未来|The Future|
  • 繁栄への道|The Means to Prosperity|

レビュー

1919年から1930年代までのケインズが雑誌などで発表した論考集。誰かの支出は誰かの所得、故に供給過剰下で緊縮政策・倹約令は悪手と何度も繰り返している。

デフレでは企業は借金しての新規事業に乗り出せないので、政府は追加の財政政策でデフレ見通しを止め、企業が新規事業に乗り出せるようにしなければならない。

ケインズが導入した心理面の期待、乗数効果についても簡単に説明されている。

当時も公務員の削減や不況下の増税といったどこかで見たことのある状況だったのだなと感じる一冊。ケインズはともすれば過剰なインフレや、デフレに陥りやすい資本主義経済をいかに制御するか、また、国家間の物価や為替の変動になどによるショックを、他国との協調を取りながらいかに和らげて、雇用を維持するかということに苦心していたもよう。

ある種の中庸の徳を追い求めていたのではないかと思う。

その当時は革新的な思想だったのかもしれない。内容面で見ても初心者から上級者まで幅広い人に読んでもらいたい内容となっている。

ウォーレンバフェットのコメント

「ケインズの論考を読むことで証券・市場についてより賢くなれる。」とコメントを残している

ウォーレンバフェットが薦める書籍その6:株式投資で普通でない利益を得るフィリップ・A・フィッシャー(著)

内容

  • 過去から学べること
  • 「周辺情報利用法」から分かること
  • 何を買うべきか――株について調べるべき一五のポイント
  • どんな銘柄を買うべきか――自分のニーズに合う株を買う
  • いつ買うべきか
  • いつ売るべきか――そして、いつ売ってはならないか
  • 配当金をめぐるさまざまな言い分
  • 投資家が避けるべき五つのポイント
  • ほかにも避けるべき五つのポイント
  • 成長株を探す方法
  • まとめと結論

レビュー

60年前の執筆だが、技術的進化に伴う色褪せは否定せずも、論旨の骨格は現代にも通ずる。忍耐と市場の欺きを念頭に、時間/意思/判断力。資金はあくまで余剰金。しかも最後は「運」。加えて、買値の僅かな差への固執や損切りなど、”エゴ”の弊害は同感。一方、”投資家の意見”の件はYES/NO。精査し、自身の軸に沿った、心に響く内容を集約して、軸を太くしていく印象を受けた。表題の”普通ではない”が自分に合っているのかどうかが、この本を読むべきかに依存すると考える。

ウォーレンバフェットのコメント

「私はフィルの熱心な読者であり、あなたにも彼の著書をお勧めします。」とコメント

ウォーレンバフェットが薦める書籍その7:マネーと常識ジョン・C・ボーグル(著)

内容

  • 「勝者のゲーム」を「敗者のゲーム」にしてはいけない
  • 企業と運命をともにする
  • なぜ「勝者のゲーム」を「敗者のゲーム」にしてしまうのか
  • 低コストのファンドに注目せよ
  • ベンジャミン・グラハムとインデックス運用

レビュー

確実性の高い投資として、インデックス投資を推奨する本。資産運用を行う人にとって、最も合理的な投資方法を学べる一冊だと思う。

著者はアメリカ人と言うこともあって、為替リスク、市場の成長性など日本に置き換えると注意しなければいけない点もある。

死ぬ直前まで投資して資産を貯め続ける事に意味はあるのかや、株式で集めた資本をどう活用するのかなど企業側のとらえ方も語っており、視点を増やす際に有効だと考える。

ウォーレンバフェットのコメント

「フィナンシャル・アドバイザーに助言を求めるよりも前に。まずはこの書籍を読むべきである。」とコメントしている

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