「セラミック加工のフライパンって、どんな特徴があるの?」
「焦げ付きやすいって見たけど、使いづらくないのかな…」
「おすすめのセラミック加工フライパンって、どれだろう?」
セラミック加工のフライパンについて、こんな悩みがありませんか?
そんな悩みを解決すべく、この記事では、セラミック加工のフライパンの特徴を徹底紹介します。
さらに、100本以上のフライパンを購入してきたモノシル編集部が、徹底調査してわかった…
"セラミック加工のフライパンおすすめ6選"も紹介しますよ!
この記事を読めば、セラミック加工のフライパンが"一長一短はあるけれど、良いフライパン"だとわかります。
フライパン選びで失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください!
セラミック加工フライパンの特徴とは?

セラミック加工のフライパンとは、食材をのせる面に、セラミックをコーティングしたものです。
セラミックとは、ギリシャ語の"keramos=粘土を焼き固めたもの"が語源で、日本語では陶器のことを指します。
そして、このセラミックには、硬度が高く、耐熱性が高い性質があるんです。
そのため、有名なテフロンなどのフッ素樹脂加工と並ぶ、フライパンの2大コーティングとして、多くの人に愛用されているんですよ。
そんなセラミックのその他の特徴を、こちらの表で確認しましょう。
- 良い点
・遠赤外線効果でじっくり火が通る
・フッ素樹脂加工に比べて安全性が高い
・耐久性が高く、長持ち
・見た目が白色でおしゃれ - 悪い点
・強火が使えない
・少量の油を必ずひく必要がある
このように、セラミックには、良い点も悪い点もあるんです。
そこでここからは、"セラミック加工のフライパンが自分に合っているか"を確認してもらうためにも…
セラミック加工フライパンの良い点と悪い点を、詳しく説明していきますね!
セラミック加工のフライパンの良い点・魅力とは?

まずは、セラミック加工の良い点から、紹介していきます。
セラミック加工のフライパンには、次の4つの良い点がありますよ。
- 遠赤外線効果でじっくり火が通る
- フッ素樹脂加工に比べて安全性が高い
- 硬く、耐食性が高いから長持ち
- キレイな白色でおしゃれ
それぞれ、順番に見ていきましょう!
セラミック加工の良い点1:遠赤外線効果でじっくり火が通る

1つ目の良い点は、"遠赤外線効果で食材にじっくり火を通せること"です。
セラミックは、温度が上がってくると、遠赤外線を放射する性質があります。
そして、この遠赤外線には、食材を内側から温めてくれる効果があるんですよ。
なので、表面を焦がさずに、中までしっかり熱が通すことができるんです。
魚や肉のソテーなどの料理を、ふっくら仕上げられますよ。
セラミック加工のフライパンは、料理の仕上がりにこだわる人に、おすすめですね。
- 遠赤外線効果で、食材を内側から温められる
- 表面を焦がさず、中まで火を通せて、ふっくら仕上げられる
セラミック加工の良い点2:フッ素樹脂加工に比べて安全性が高い

2つ目の良い点は、"フッ素樹脂加工に比べて安全性が高いこと"です。
この理由を説明するために、まずはフッ素樹脂加工の危険性を簡単に説明しますね。
フッ素樹脂加工は、空焚き(からだき)などで、高温になりすぎると、人体に有害な気体が発生するんです。
これに対して、セラミックは高温になっても有害な物質が出ません。
有害な物質が出ないので、安心して使えますよ!
安全なフライパンが使いたい人に、特におすすめですね。
- 有害な物質が出ないから、安心して使える
- 高温になっても、安心して調理できる
セラミック加工の良い点3:硬く、耐食性が高いから長持ち

3つ目の良い点は、"硬く、耐食性が高いから長持ちなこと"です。
セラミックは硬い材質なので、変形に強い特徴があります。
また、耐食性が高いので、食材に含まれる塩や酸にも強く、劣化しづらいですよ。
変形に強く、劣化しづらいので、セラミック加工のフライパンは長く使えるんです!
長く使えるフライパンが欲しい人に、おすすめですよ。
- 硬い材質で変形に強く、耐食性が高くて、劣化しづらいから長く使える
セラミック加工の良い点4:キレイな白色でおしゃれ

4つ目の良い点は、"キレイな白色で、見た目がおしゃれなこと"です。
セラミック素材は、キレイな白色をしています。
そのため、セラミック加工のフライパンも、キレイな白色でおしゃれな商品が多いですよ。
そして実は、キレイな白さのメリットは、おしゃれなだけではありません。
表面が白いことで、食材の焼き加減を確認しやすく、焦げ付かせずに料理できますよ。
見た目がおしゃれで、実用性もあるフライパンが欲しい人におすすめですね。
- キレイな白色でおしゃれ
- 食材の焼き加減を確認しやすい
いかがでしたか?
セラミック加工フライパンの、4つの良い点を詳しくチェックできましたね。
ここで一度、振り返っておきましょう。
- 遠赤外線効果でじっくり火が通る
- フッ素樹脂加工に比べて安全性が高い
- 硬く、耐食性が高いから長持ち
- キレイな白色でおしゃれ
セラミック加工のフライパンには、良い点が多かったですね!
ただし、先ほど紹介したとおり、セラミック加工のフライパンには、良い点があれば悪い点もあります。
続いては、悪い点をチェックしていきましょう。
セラミック加工のフライパンの悪い点・注意点とは?

ここからは、セラミック加工フライパンの悪い点を紹介していきます。
悪い点は、主に次の2つがありますよ。
- 強火が使えない
- 少量の油を必ずひく必要がある
それぞれ詳しく説明していくので、"あなたにとって、本当に悪い点なのか?"を確認しながら、読み進めてくださいね!
セラミック加工の悪い点1:強火が使えない

1つ目の悪い点は、"強火が使えないこと"です。
セラミックは、耐熱性が高いですが、火が通るスピードも早い特徴があります。
そのため、強火を使うと、食材が焦げ付きやすくなってしまうんです。
さらに、急激に温度が上がることによって、セラミックコーティング自体が劣化する可能性があります。
コーティングが劣化することで、すぐに食材が焦げ付くようになってしまいますよ。
セラミック加工のフライパンでは、強火を使わないように注意しましょう。
ただし、紹介したとおり、セラミック加工のフライパンは遠赤外線効果によって、弱火でもじっくり火が通ります。
強火を使わなくても、十分に温まるので、心配する必要はありませんよ。
- 食材が焦げ付きやすくなるから、強火が使えない
「強火を使って、お店で出てくるような本格的な料理を作りたい!」という人には、鉄製フライパンがおすすめですよ。
こちらの記事で、おすすめの鉄製フライパンを確認してくださいね。

セラミック加工の悪い点2:少量の油を必ずひく必要がある

2つ目の悪い点は、"料理の時に、必ず少量の油をひく必要があること"です。
セラミック加工のフライパンは、油をひかないで調理をすると、食材が焦げ付きやすいからですね。
セラミック加工のフライパンを使う時は、必ず油をひいて料理しましょう!
油を使えば、セラミック加工のフライパンは焦げ付きにくいですよ。
なぜなら、セラミックの表面には、たくさんの小さな穴が空いていて、油がなじみやすいからです。
一方で、油を使わずに調理したい人には、非常に相性が悪いですね。
油をまったく使いたくない人は、セラミック加工のフライパンを選ばないようにしましょう。
- 油を使わないと、食材が焦げ付きやすい
油をまったく使わずに調理したい人は、テフロンなどのフッ素樹脂加工のフライパンがおすすめです。
気になる人は、こちらの記事をご覧ください!
いかがでしたか?
セラミック加工フライパンの2つの悪い点を紹介しました。
ここで、一度振り返っておきましょう。
- 強火が使えない
- 少量の油を必ずひく必要がある
紹介した悪い点は、使い方によっては気にならない点です。
そのため、人によっては、まったく気にせず使えると思いますよ。
最後に、紹介してきた"セラミックの良い点、悪い点"をまとめて振り返ってみましょう。
- 良い点
・遠赤外線効果でじっくり火が通る
・フッ素樹脂加工に比べて安全性が高い
・耐久性が高く、長持ち
・見た目が白色でおしゃれ - 悪い点
・強火が使えない
・少量の油を必ずひく必要がある
これで、セラミック加工フライパンの特徴をしっかり、理解できたかと思います。
続いては、セラミック加工のフライパンを、他のコーティングとの比較して紹介しますね。
"自分に合っているフライパンなのか?"をより詳しく判断できるので、しっかり確認していきましょう。
セラミック加工は他のコーティング方法と比較して耐久性が高い?

ここからは、セラミック加工の特徴をさらに知ってもらうために…
"他のコーティング方法と比べて、耐久性が高いのか?"比較をしていきますよ!
そもそも、フライパンには代表的なコーティング方法が2つあります。
※フッ素樹脂加工には、4つの種類があります
- セラミック加工
- フッ素樹脂加工
・テフロン
・マーブル
・ダイヤモンド
・チタン
そしてセラミック加工には、"もう一方のフッ素樹脂加工に比べて、耐久性が高い"という特徴があるんです。
これは、セラミック素材がフッ素樹脂よりも、圧倒的に硬いコーティングだからですね。
セラミック加工のフライパンは、金属ヘラを使ってもコーティングが剥がれない硬さがあります。
一方で、フッ素樹脂加工のフライパンは、基本的に摩擦に弱いんです。
そのため、金属ヘラを使うと、すぐにコーティングが剥がれてしまいますよ。
なので、耐久性の高さで選ぶなら、セラミック加工のフライパンがおすすめですね。
- セラミック加工のフライパンの方が、耐久性が高い
ただし、硬さが自慢のセラミックではありますが、陶器製品をイメージしてもらえると分かる通り、衝撃には弱いです。
なので、強くぶつけたり、落としたりすると割れやすいですよ。
耐久性の高さに安心せずに、調理をする時は衝撃に気をつけて使いましょう。
続いては、いよいよ"セラミック加工フライパンのおすすめ6選"を紹介します。
お気に入りの1本を見つけてくださいね!
セラミック加工のフライパンおすすめ6選

ここからは、100本以上のフライパンを購入・調査してきたモノシル編集部が選んだ…
"おすすめのセラミック加工フライパン6選"を紹介します!
おすすめするフライパンは、次の5つの基準をクリアした、高品質の商品だけですよ!
- 焦げ付かない・食材がくっつかないこと
- コーティング・加工の耐久性が高く、長持ちすること
- 価格と機能のバランスが良く、コスパが良いこと
- 持ちやすい・重くないこと
- 見た目がきれいでおしゃれ
そして、以上の基準をクリアした、おすすめフライパン6選がこちらです!
おすすセラミック加工フライパン6選
すべて質の高いフライパンです。
どれを選んでも、失敗はありませんよ!
それでは、順番に見ていきましょう!
(1)ビタベルデ コンテンポ ターコイズ マグニート
- セラミック
- アルミニウム素材
- フッ素樹脂加工
ベルギー生まれのヘルシーフライパン『ビタベルデ コンテンポ』は、海外で人気の商品です。
見た目がきれいなターコイズ色なので、キッチン映えするおしゃれなフライパンですよ。
特許技術である『サーモロン』というセラミック加工を使用しています。
この加工によって、すばやく均一に熱が伝わるため、中火・弱火でも料理がおいしく仕上がりますよ。
また『サーモロン』は、ミネラル由来の成分によって作られているので、環境にも人にも優しいのが特徴ですね。
おしゃれで、実用的なフライパンが欲しい人にピッタリですよ。
- 見た目がきれいなターコイズ色
- セラミックコーティング『サーモロン』のおかげで、熱伝導が良い
- 見た目がおしゃれで、焦げ付きづらいフライパンが欲しい人
- 環境にも人にも優しいフライパンが欲しい人
(2)京セラ(KYOCERA) セラブリッド フライパン
- セラミック
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
日本の老舗メーカー『京セラ』が手がける、セラミック加工のフライパンが、このセラブリッドです。
本体はアルミ素材を使っていて、表面はセラミック加工となっています。
そのため、アルミの特徴である"熱伝導の良さ"と、セラミックの特徴である"遠赤外線効果"の両方をあわせ持っていますよ。
おかげで熱ムラがなく、じっくり火を通すことができるので、料理がふっくら仕上がります!
また、耐久性の高いセラミック加工のおかげで、食材の焦げ付きにくさが長持ちしますよ。
見た目がおしゃれで、食材が焦げ付きづらい、おすすめフライパンですね。
- 熱伝導が良く、食材の焦げ付きにくさが長持ち
- 遠赤外線効果で、料理がふっくら仕上がる
- 見た目がおしゃれで、焦げ付きづらいフライパンが欲しい人
- 火の通りが良いフライパンで、魚や肉をふっくら焼き上げたい人
(3)GreenPan(グリーンパン) ウッドビーフライパン
- おしゃれ
- アルミニウム素材
- フッ素樹脂加工
ベルギー発の、人体や環境に良い製品を作リ続けるメーカー『グリーンパン』のフライパンです。
独自のコーティングである『インフィニティコーディング・サーモロン』は、セラミック加工にダイヤモンド粒子を配合しています。
従来のセラミック加工よりも、さらに耐久性が上がって長く使えますよ!
また、取っ手が木製なので熱くなりづらく持ちやすいなど、細かい工夫が詰まっています。
地球にも人体にも優しく、使い勝手も良いおすすめのフライパンですね!
- 独自コーティングを採用していて、耐久性が高い
- 取っ手が木製で、扱いやすい
- 耐久性の高さを重視して、フライパンを選びたい人
- エコで環境に良いフライパンを使いたい人
(4)D&S(ディーアンドエス) アルミフォージドフライパン セラミックコーティング
- おしゃれ
- アルミニウム素材
北欧デザインのルーツである、デンマークをモチーフにしたフライパンです。
外側がレッド、内側がホワイトというデンマークカラーがかわいい、おしゃれなデザインが特徴ですね。
見た目だけではなく、2層のセラミックコーティングによって、通常より高い450℃までの耐熱性があります。
高温でじっくりと調理できるので、炒めものなどの料理も、美味しく仕上げられますよ。
また、2層の厚みのあるコーティングのおかげで、耐久性も高いです!
おしゃれさから、実用性まで、総合力の高いおすすめのフライパンですね。
- 紅白カラーで、北欧雑貨のようなおしゃれなデザイン
- 2層のコーティングで、耐熱性と耐久性が高い
- セラミックフライパンの中でも高温調理できるものが欲しい人
- 赤と白の鮮やかなおしゃれフライパンが欲しい人
(5)京セラ(KYOCERA) セラフォート フライパン CFF-EA-BRD
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- フッ素樹脂加工
- IH対応
日本の老舗メーカー京セラと、ダイキンの技術が融合された新商品『セラフォート』です。
セラミックの特徴である"熱伝導の良さと遠赤外線効果"と、フッ素の特徴である"くっつきにくさ"が融合しています。
そのため、食材をこびりつかせず美味しく調理できるんです!
強火での料理は苦手ですが、中火でも十分おいしく仕上がりますよ。
魚や肉などの厚みのある料理を作ると、熱の伝わりやすさを実感できます。
また、セラミック加工のフライパンには珍しく、表面が黒色です。
明るい色が苦手な人は、こちらの商品ならキッチンがシックな雰囲気になりますよ!
- セラミックの熱伝導の良さ、フッ素のくっつきにくさが融合
- 遠赤外線効果で、ふっくら焼き上げられる
- セラミック加工のフライパンには珍しく、黒色
- 魚や肉をふっくら焼き上げたい人
- 黒色のセラミックフライパンが欲しい人
(6)IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) グリーンシェフ
- セラミック加工
- アルミニウム素材
- フッ素樹脂加工
アイリスオーヤマの『グリーンシェフ』を紹介します。
このフライパンの特徴は、なんといっても耐久性の高さです。
120万回の耐摩耗性試験をクリアしていて、キズに非常に強いですよ。
この秘密は、先ほど紹介した『グリーンパン』でも使われている、『ダイヤモンド・サーモロン』という最先端技術にあります。
従来より耐久性が高く、人体や環境にも優しいコーティングですよ。
さらに、アイリスオーヤマでは、独自に1年保証も行っています。
セラミック加工のフライパンを初めて使う人は、保証が付いているこの商品がおすすめですね!
- 120万回の耐摩耗性試験をクリアした、耐久性の高さ
- 1年保証つき
- 耐久性の高さ重視で、フライパンを選びたい人
- 1年保証のついたフライパンが欲しい人
いかがでしたか?
"おすすめのセラミック加工フライパン6選"を紹介しました。
ここで、紹介した商品をおさらいしましょう。
おすすめセラミック加工フライパン6選
もしも、「どれを選ぶか、決められなかった…」という場合は、『ビタベルデ コンテンポ ターコイズ マグニート 26cm』がおすすめです。
特許技術『サーモロン』のおかげで、熱が伝わりやすく、丈夫なフライパンですよ!
まとめ:セラミック加工の特徴を知って、自分にあったフライパンを選ぼう!

いかがでしたか?
"セラミック加工の特徴"と、"おすすめフライパン6選"を紹介してきました。
「ここまで読んだけど、どれにするか決められなかった」という人は…
編集部がイチオシする、『ビタベルデ コンテンポ ターコイズ マグニート 26cm』を試してみてください。
特許技術『サーモロン』のおかげで、熱が伝わりやすく、丈夫なフライパンですよ!
良質なセラミック加工のフライパンを手に入れて、料理を楽しみましょう!