- IPO株はどうすれば買える?
- IPO株投資はなぜ儲けやすいと言われているの?
- IPO株が購入できる証券会社はどこ?
IPO株は、投資初心者でも儲かる可能性が高いと言われますが、実際どうなのか気になる人もいるでしょう。
しかし、IPO株投資をやったことがない人がほとんどであり、そもそも銘柄の選び方や買い方がわからない人も多いと思います。
そこで、本記事では、IPO株投資とは何かから説明し、銘柄の選び方やIPO株の買い方、利益を出しやすくするコツまで徹底解説していきます。
IPO株投資のメリットとリスク、IPO株投資を始めるのにおすすめの証券口座まで余すことなく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
- IPO株とは「新規公開株」のことで、上場前の安い価格で買えるから上場後の売買で利益を取りやすい
- 購入するためには抽選が必須であり、当選確率を上げるにはコツを知っておくべき
- IPO株を買う際は銘柄の選び方や、IPO株投資に向く証券口座の選び方にもポイントがある
- 高確率で儲かるIPO株投資だが、上場後の株の持ち方・売り方・価格変動によっては損するリスクもある
- さまざまな場面に応じたポイントを押さえて、着実に利益を取っていこう
- もしIPO株投資に使う証券口座で迷ったら「SBI証券」がおすすめ!
目次
IPO株投資とは?儲かると言われる理由も解説
IPOとは「Initial Public Offering」の略で、IPO株は新規公開株のことを指します。
通常の株の売買とは取引フェーズが異なり、上場前の「公開価格」という安い価格で購入できるため、初値(上場して最初に取引される株価)よりも大幅に安いのが特徴です。
新規公開される株には、将来的に伸びる産業の事業者が多く、成長が期待できる会社が名を連ねます。
上場前に公開価格で手に入れられれば、上場後の取引において高確率で利益を得られるのが、主な購入するメリットです。
IPO株の銘柄の選び方
ここでは、IPO株の銘柄の選び方を紹介します。
正しくIPO株の銘柄を選べれば、利益を出しやすくなるので、まずは選び方からマスターしておきましょう。
- 成長産業や流行に応じた事業内容の銘柄を選ぶ
- 過去の業績から更なる伸びが期待できる銘柄を選ぶ
- IPO時の株数と需給のバランスが取れたものを選ぶ
- 公開時の株主構成から価格が落ちにくいものを選ぶ
成長産業や流行に応じた事業内容の銘柄を選ぶ
IPO株の銘柄を選ぶ際に、成長している産業やトレンドを捉えた業種の事業を行うことを基準にするのがおすすめです。
最近では、AI(人工知能)やビッグデータ、VR(仮想空間)などのテーマが注目されています。
他にも、クラウドサービス、DX(デジタルトランスフォーメーション)、NFTの分野などは今後も伸びていく産業だと言えるでしょう。
潮流に乗った事業なら、これから市場全体が大きくなり、会社の売上も伸びていく可能性が高いです。
また、投資家からの人気も、将来性のある領域に集まりやすくなるため、取引が盛んになると予想されます。
これらの相乗効果から、IPO後の株価が長期にわたって上がる可能性は高いです。
過去の業績から更なる伸びが期待できる銘柄を選ぶ
IPO株の価格の変動は、過去の業績から読み取れることがあります。
IPO株を発行する会社が、これまでにどんな事業を展開し、どのように売り上げを伸ばしてきたかを参考にすれば、今後の売上の推移や上がり幅を予想するのも可能です。
投資対象としてIPO株を選ぶにあたっては、売上を引き続き伸ばせるというポテンシャルの有無は大事な選定基準の一つと言えます。
もし直近で売上の伸びが鈍化していたり、上場した先に将来性を感じなかったりするなら、投資するのは避けるべきです。
IPO時の株数と需給のバランスが取れたものを選ぶ
発行された株のうち、IPOでどれくらいの割合の株が市場に放出されるのかという点は、まず押さえておくべきです。
この時に、重要な指標が「オファリング・レシオ」になります。
オファリング・レシオとは、発行済みの株式量に対して、IPOで市場に放った株式量の割合のことを言い、IPOの需給バランスを見る要素の1つです。
オファリング・レシオが低いほど、需要に対して供給される株数が少ないことを示すため、株価にとってポジティブな状況と言えます。
一方で、オファリング・レシオが高い状態であれば、供給過多であるため、株価にとってネガティブな影響を与えかねません。
また、公募株と売出株のバランスにも注目すべきです。
売出株が公募株よりも多い場合、既存株主が利益を得るために売り出されている株と市場から認定され、該当するIPO株はイメージが悪くなります。
他方、公募株の割合が高いIPO株では、健全な事業運営と株価の伸びが見込まれるため、人気が高まる傾向が強いです。
IPO株投資の初心者では、これらの数字的情報を得るのは難しいかもしれませんが、投資判断のための一要素として、押さえておくべきでしょう。
公開時の株主構成から価格が落ちにくいものを選ぶ
IPO株の公開時の株主の構成が、その事業の創業メンバーや、長らく携わってきた人が多い場合、比較的株価は落ちにくいと言えます。
もし、ベンチャーキャピタルや機関投資家などの大株主が株式を多数保有している場合は、上場と同時に大量利確され、株価が暴落するリスクがあるため、注意すべきです。
創業メンバーや長きに渡って付き合ってきた人であれば、上場後に事業が伸びることを期待し、長期保有することが多いため、株価の推移も安定しやすくなります。
他方、大株主が(機関)投資家メインの場合には、投資による利益を取ることが最優先事項となるので、短期で大量の株が売り払われ、市場の需給のバランスを崩しかねません。
ただ、投資家メインの株主構成の場合でも、ロックアップがあれば、需給のバランスを突如崩されるリスクは低減できます。
株主は信頼できるメンバー構成になっているか、ロックアップはあるかを見て選ぶのも、暴落しにくいIPO株を選ぶ大切な要素です。
IPO株の買い方 – IPO投資の始め方を初心者もできる5STEPで解説
ここでは、IPO株の買い方を初心者にもわかりやすく解説していきます。
かんたん5STEPでIPO株投資を始められるので、この機会にサクッと取り組んでみましょう。
- IPO投資向きの証券口座を開設する
- IPO株を発行する企業やスケジュールの情報を集める
- IPO株の抽選に応募する
- 購入意思を表明しIPO株を購入する
- IPO株の上場後に売買を始める
①IPO投資向きの証券口座を開設する
まずは、IPO株投資向きの証券口座を開設しましょう。
IPO株は証券会社ごとに配分が決まっているので、お目当てのIPO株が多く割り当てられているところを選ぶのが大切です。
もし配当のない証券会社を選んでしまうと、IPO株の抽選にすら参加できません。
IPO株の割り当てが多い証券会社を見つけたいなら、大手のネット証券会社を選ぶのが無難です。
すべてのIPO株を網羅できるとは限りませんが、高確率でメジャーなIPO銘柄の抽選に参加できます。
②IPO株を発行する企業やスケジュールの情報を集める
次に、IPO株を発行する企業やスケジュールの情報を集めましょう。
IPO株を買ううえで発行元の企業が上場後に展開する事業は、十分に伸びる可能性があるのか見極めることが重要です。
IPOする企業が投資家へ向けて作成する資料「目論見書」を読んで、次のような観点で企業の情報を得ておくと、上場後の初値が高くなり利益が取れるIPO株を見つけやすくなります。
- 高い成長性が見込める企業であるか
- 競合他社が少ない企業であるか
- 当選株数が少ない企業であるか
また、IPO株の購入に至るまでのスケジュールを押さえるにあたり、次の点に気を付けると買い逃しにくくなります。
- ブックビルディング期間
- ブックビルディングの当選発表(抽選)日
- 購入の申し込み期間
- 上場日
特に、購入の申し込み期間を逃すと、抽選に当選していてもキャンセル扱いとなるため注意しましょう。
その他にも、公募株・売出株の量のバランスや公開価格、証券会社ごとの割り当てなどの情報も同時にチェックしておくと投資判断する際に便利です。
③IPO株の抽選に応募する
ある程度のIPO株の情報や購入スケジュールが把握できたら、IPO株の抽選に応募していきます。
他の投資商品と異なり、必ず購入できるわけではないIPO株は基本抽選で購入権利を当てることが必要です。
また、年間に50~100社程度しか上場しないため、IPO株の競争率はそれなりに高くなります。
IPO株の抽選に応募するまでの流れは、以下の2STEPです。
- ブックビルディングに申し込む
- 購入価格代金を入金する
1. ブックビルディングに申し込む
まず応募受付が開始されたらIPO株のブックビルディング(新規上場株式の価格を投資家から募集する制度)に申し込みましょう。
目論見書を参考にして、株の購入希望枚数と購入希望価格を入力します。
この時、購入希望価格は仮条件という参考価格の上限に設定されていることが多いです。
そこで、購入できる上限金額か、価格を問わず購入できるストライクプライスでの申し込みをおすすめします。
2. 購入価格代金を入金する
次に、購入代金を証券口座に入金します。
IPO株を購入するには、抽選の申し込み段階で株を買えるだけの金額を証券口座に入金しておくことが必要です。
なお、抽選が終了するまで購入代金分は動かせないことが多いので、その点は注意しておきましょう。
もし少額からさまざまなIPO株に投資していきたいなら、抽選時に資金が拘束されない銘柄や証券口座を選ぶのがおすすめです。
④購入意思を表明しIPO株を購入する
IPO株の抽選に当選していた場合は、ただちに購入意思を表明し、IPO株を購入しましょう。
IPO株の抽選結果は、当選・落選・補欠当選の3種類です。
補欠当選だった場合は、当選者から購入辞退が出た時に繰り上げ当選となり次第、購入権利を得られます。
⑤IPO株の上場後に売買を始める
IPO株を無事に買えたら、上場後に売買を始めていきます。
公開初日の初値で売ってもいいですし、そのまま長期保有を念頭に持ち続けても構いません。
自身の投資方針に合わせて、自由に取引していきましょう。
投資初心者であっても、上場日の朝に売り注文を出すことで利益が出る可能性は高いので、ローリスクで株式投資できるのがIPO株投資のメリットだと言えます。
IPO投資に向いている証券口座の選び方
ここでは、IPO投資に向いている証券口座の選び方を紹介します。
IPO株の銘柄選びも大切ですが、投資に使う証券口座によっても利益に違いが出てくるので、確実にチェックしておきましょう。
- IPO株の取り扱い銘柄が多い
- 主幹事実績が豊富である
- 開設された口座数が多すぎない
- 抽選方法が自分に適している
- 事前入金がない
IPO株の取り扱い銘柄が多い
IPO株投資に使う証券口座は、取り扱い銘柄が多いものを選ぶのがおすすめです。
証券口座ごとに取り扱う銘柄は異なるため、場合によっては希望のIPO株がないこともあります。
そもそもの取り扱い数が多いものを選んでおけば、たいていの銘柄はカバーできるので無難でしょう。
主幹事実績が豊富である
IPO株の抽選に応募する際、気を付けるべきはIPO株の割り当て数です。
証券会社ごとにIPO株の配分が異なるので、まったく割り当てがない証券会社を選ぶと抽選に申し込めない事態に陥ります。
IPO株の割り当てをより多く受けている証券会社を選びたいなら、主幹事実績が豊富なところを見つけましょう。
主幹事である証券会社には、最も多くのIPO株が割り当てられるので、同じように抽選に申し込んだとき、他よりも当選確率が高くなりやすいです。
なお、主幹事の他にも、幹事証券には次のような種類が存在します。
- 主幹事証券:IPOを一貫して任されている証券会社
- 引受幹事証券:主幹事証券とともにIPOの引き受けや販売を行う証券会社
- 委託幹事証券:主幹事証券から販売だけを委託された証券会社
あわせて押さえておけば、今後IPO株投資をする中で役立ちます。
開設された口座数が多すぎない
証券会社の中でも開設された口座数が多すぎるところだと、ライバルが多くなるため当選確率が下がる可能性があります。
割り当てられたIPO株はそれぞれ異なりますが、幹事証券になっていない場合はIPO株の配分は低いと考えるのが妥当です。
ただ、口座開設数の多い証券会社ほどIPO株の主幹事証券となっていることも多いため、一概に口座開設数が多いほど不適とも言えません。
IPO株の割り当てられた数と開設されている口座数とのバランスを見て、ライバルが多すぎない証券会社を選びましょう。
抽選方法が自分に適している
抽選方法は、これまでの取引や入金の実績に応じて評価される優遇抽選と、1アカウント1票でランダムに選ばれる完全平等抽選の大きく2種類があります。
IPO株投資の初心者なら、優遇方式で評価される実績を持ってない人が多いと考えられるので、完全平等抽選の証券口座を選ぶのがおすすめです。
一方で、これまでに取引を何度も経験し、入金額も多めに準備できた人には優遇抽選の方が当たりやすいかもしれません。
自身の当たりやすい抽選方法を採用している証券会社を選び、IPO株の獲得確率を少しでも高めておきましょう。
事前入金がない
IPO投資を初めて行うなら、少額から始めてリスクを抑えたい人も多いでしょう。
たいていIPO株の抽選に申し込むときは、購入にかかる費用を前もって入金する必要があります。
また、入金後は抽選が終わるまで資金は拘束され、動かせないことがほとんどです。
しかし、証券会社によっては事前の入金なしでもIPO株抽選に応募できます。
資金の拘束もないため、複数の銘柄が同時に抽選の受付を開始しても、両方に応募できるのがメリットです。
事前入金がない証券会社を選ぶと限りある資金を有効に使えるので、優先的に使ってみてください。
IPO株におすすめなネット証券
ここでは、IPO株投資におすすめなネット証券を3つ紹介します。
どれもIPO株投資におすすめできる証券会社ですが、人によって使いやすさやメリットの感じ方は変わるので、好みに合ったものを選んでみてください。
SBI証券
名称 | SBI証券 |
運営企業 | 株式会社SBI証券 |
IPO株取扱数 | 73件(2022年) |
主幹事実績 | 9件(2022年12月分) |
IPO申込手数料 | 無料 |
抽選方法 | 完全平等抽選(60%) 優遇抽選(40%) |
口座開設者数 | 840万口座以上 |
詳細 | 公式HP |
- IPO株の取り扱い数が業界トップで全体の97.5%をカバー(2022年3月通期の全上場会社数で計算)
- 業界屈指の手数料の安さを誇り、少額からの投資でも資金を最大限活用できる
- IPO株の抽選に外れると貯まるポイント制度で当選確率アップが期待できる
SBI証券は、IPO株の取り扱い数が業界トップの証券会社で、2022年3月通期の全上場会社数でみると97.5%をカバーしている計算になります。
IPO申し込み手数料をはじめとして、各種手数料が業界屈指の安さを誇ることもポイントです。
また、ネット証券の中では主幹事を務めた実績も多いので、IPO株の割り当て数も多いと考えられ、初心者が気になるIPO株の当選確率も比較的高いと言えます。
さらに、SBI証券独自の「IPOチャレンジポイント」制度を導入しており、ブックビルディング時点で外れた人にポイントが貯まる仕組みがあります。
貯まったポイントに応じて次回以降の当選確率がアップするため、誰にでもIPO株の当選チャンスが訪れるのです。
さらに、中上級者向けでIPO株の空売り(信用新規売り)にも対応した「HYPER空売りサービス」を展開しています。
ボラティリティー(値幅)が大きい銘柄もそろえているので、より高い収益を狙えるのも魅力です。
難しいところを難しくしない努力をしている証券会社
他の証券会社や投資信託顧問会社などでの取引を経験していますが、証券の受け渡しのタイムラグや手数料の仕組みを知っていれば、非常に使い勝手のよい証券会社です。
みん評
主に、投資信託と債券を中心に投資していますが、金・プラチナの実物取引に加え銀の取引もでき、しかも、国内の貴金属取引業よりもかなり相場水準が安くなっていて、引き出し時の消費税が外国での取引扱いになるのでかからないといったことがあります。
一般の公募投信検討サイトで、購入時手数料がアリとなっていても、SBI証券ではノーロードとして扱っている銘柄があり、積立可能な投信では、1回の投資額が100円からできます。しかも、積立の日付指定が自分で設計できるほど細かくでき、どんなに変更しようが手数料のようなものはかかりません。
他の証券会社ですと、一時的な資金プールのための「口座」を持っているところがほとんどですが、SBI証券では、証券のプール口座として、住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」を利用することができます。たいへん面白い口座で、銀行内の普通預金からハイブリッド預金に移したり戻したりするだけで、証券の買付余力額が増えたり減ったりします。この「振替」手数料はタダです。勘定の間仕切りはあるようですが、実質、銀行と証券で同一のシステムのようです。
地元の地銀がふがいないので、給与振り込みや公共料金などは、すべて住信SBIさんに任せて、いちいち銀行から証券に資金移動させるという煩わしさがなくなり、資産作りには重宝しています。
投信の年間信託報酬率が大きな投信では、ポイントである程度バックされます。楽しいしくみがたくさんあります。
積立投信に特化したかわいらしいデザインのスマホアプリもあり、小難しくないけど中身の仕組みはしっかりしている証券会社だと思います。
今後も期待しています。
ここで初めて投資を開始しました!
以前から投資に興味はありましたが、全くの素人だったのでいきなり株式投資するには勇気がなく、リスクの少ない投資信託から始めてみようと思いました。そこでネット証券をいくつか調べ、その中で一番取り扱っている商品が多く、売買手数料も比較的安く済むSBI証券を選んでみました。ついでに言うと、私はSBIネット銀行に口座を持っていたので、証券口座への入出金が楽にできることもここを選んだ理由の1つです。実際に申し込んでみて思ったことは、諸手続きも分かりやすく、セキュリティー対策もしっかりしているので安心できたことです。
みん評
毎月3000円ずつの積立型投資信託を始めて1年以上経ちますが、マイナスとプラスを行ったり来たりしながらも順調に資産形成はできていると思います。ただ貯金しているよりはずっと資産は増えています。投資信託に慣れたら、株式投資もやってみたいです。
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関連記事:SBI証券のリアルな評判と口コミを紹介!手数料や口座開設方法も併せて解説します
楽天証券
名称 | 楽天証券 |
運営企業 | 楽天証券株式会社 |
IPO株取扱数 | 65件(2022年) |
主幹事実績 | 0件(2022年) |
IPO申込手数料 | 無料 |
抽選方法 | 完全平等抽選 |
口座開設者数 | 800万口座以上 (2022年6月20日時点) |
詳細 | 公式HP |
- IPO株投資初心者に嬉しい完全平等抽選を採用
- 2022年で65件とIPO銘柄を豊富に取り扱う
- 新規公開株式(IPO)の購入時の手数料が無料
楽天証券は、2022年3月時点で新規口座開設者数が4年連続で業界No.1の証券会社です。
初心者に優しい完全平等抽選を採用しており、全員が等しく当選チャンスを得られるのが魅力で、抽選後の抽選倍率が公開されるという運営の透明性も感じられます。
また、IPO株の取り扱いは2022年は65件で、業界内では豊富な部類です。
800万口座以上の開設数を誇るため、それを支える運営基盤も安定しており、初心者でも使いやすくて安心な証券口座だと言えます。
主幹事実績こそありませんが、IPO申し込み・購入時の手数料も無料なので、資金を最大限有効活用したいなら、利用してみてください。
使いやすくてメリットが多い
株式投資だけじゃなくいろんな使い方ができるのが、メリットだと感じています。僕が口座開設したきっかけは楽天銀行との連携サービス、マネーブリッジのためです。以前から利用していた楽天銀行をよりお得に使うには、楽天証券を利用する必要がありました。また、直近で本格的な資産運用の予定はありませんでしたが、近い将来絶対に行いたかったのでこの機会に開設しておこうと思いました。
みん評
実際に感じたメリットは、やはり楽天銀行と連携したことによりマネーブリッジのサービスが使えるようになったことでしょう。金利の上昇や他の金融機関との資金移動が、格段にやりやすくなりました。そして口座開設したことで、いつでも資産運用ができる環境が整いました。
配信されるメルマガが多いのは、人によっては負担になりデメリットに感じるかもしれません。ただ、個人的には資産運用のさまざまな情報やコラムが見れるのは、大きなメリットだと思っています。今後も積極的に利用していきたいです。
取引手数料が安く、サービスに不満なし
楽天銀行と同時に申し込むことで手続きは非常に簡単。
みん評
1年以上積み立てているが、トラブルなどは一度もなく、サービスに不満はなし。
ネット証券なので取引手数料も非常に安く、積み立てを始めてみたいという方にも非常におすすめ。
楽天銀行との相性がよく、楽天銀行のアプリから預金残高と証券資産を一目で確認することができて便利。
- <エントリー要>【第25回】楽天銀行口座開設+自動入出金設定で1,000円プレゼントプログラム(~2023年3月13日)
- 米国株式の移管(入庫)でもれなく200ポイントプレゼント!米株取引手数料80%キャッシュバック!(~2023年3月13日)
- <一部エントリー要>2023スタートNISAキャンペーン – 総合口座+NISA口座開設+その他条件達成で最大2,200円相当の特典がもらえる!
- <エントリー要>NISA口座開設&条件達成でもれなく200円分の楽天キャッシュプレゼントキャンペーン(~2023年2月28日)
- <エントリー不要>NISA口座限定!国内株式売買手数料0円&海外ETF買付手数料全額キャッシュバック!
- <エントリー要>【楽天カード×楽天証券】NISA金融機関変更キャンペーン – 条件達成でもれなく2,000ポイントプレゼント(エントリー:~2023年1月18日、NISA口座開設:~2023年2月1日)
- 【ご家族・お友達紹介プログラム】
ご家族・お友達に楽天証券の総合口座・楽天FX口座・個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)を紹介して条件達成で紹介者と被紹介者にそれぞれポイントプレゼント!さらに各種お取引に応じて、それぞれ最大20,000円現金獲得! - エントリー&対象商品のうち2商品以上のお取引で最大8,000円相当のプレゼントが当たる!(~2023年1月31日)
- <エントリー要>信用取引口座の開設でもれなく200ポイントプレゼント!信用取引デビュー応援プログラム(~2023年1月31日)
- <エントリー要>ドル円キャッシュバック金額増額!1万通貨お取引ごとに2円キャッシュバック!FX取引高キャッシュバックキャンペーン(エントリー:~2023年2月28日、取引:~2023年3月1日)
- <エントリー要>楽天証券iDeCoに加入中のお客様限定!100万ポイント山分けキャンペーン!(~2023年2月28日)
- <エントリー要>【実質3銭】米ドル為替手数料キャッシュバックプログラム実施中!(~2023年1月31日)
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- <エントリー要>iシェアーズ米国ETF積立で200ポイント&米株積立手数料100%OFFクーポンプレゼント!(~2023年1月31日)
- <エントリー要>米株積立デビューでもれなく200ポイント!さらに抽選で40名様に2,000ポイント!(~2023年1月13日)
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関連記事:楽天証券の評判・口コミが悪い?投資初心者やFX・iDeCoを始めたい人必見の最新情報をご紹介
松井証券
名称 | 松井証券 |
運営企業 | 松井証券株式会社 |
IPO株取扱数 | 54件(2022年) |
主幹事実績 | 0件(2022年) |
IPO申込手数料 | 無料 |
抽選方法 | 完全平等抽選(70%以上) |
口座開設者数 | 不明 |
詳細 | 公式HP |
- 事前入金不要で抽選に参加できる
- 抽選時・購入時の手数料が無料で、NISA口座なら売却手数料も無料になる
- 配分予定数量の70%以上が完全平等抽選だから、だれにでも当選チャンスあり
松井証券は、使いやすい取引ツールと手厚いお客様サポートが好評な、IPO株投資初心者におすすめできる証券会社です。
大きな特徴として、IPO株購入権利をかけた抽選に事前入金不要で参加できる点が挙げられます。
また、口座開設費・維持費・入出金手数料・移管手数料のすべてが無料です。
少額から投資したい人・25歳以下で投資を始めたい人は、さらにお得な手数料体系で利用できるため、IPO株投資の手始めに利用するには最適な証券会社と言えます。
何より初心者がつまずきやすい口座開設から、銘柄選び、取引タイミングなどあらゆることを相談できる「株の取引相談窓口」が設置されているのも嬉しいポイントです。
松井証券のサポートは、第三者機関からも12年連続で高い評価を受けているため、安心して利用できます。
少額取引しているユーザーには頼もしい証券会社
まだまだ株初心者で、株式や投資の勉強中で一度に取引する金額も多い方ではないのですが、取引するのに手数料がかかってしまうのがもったいないなぁと感じていたころに、この証券会社に出会いました。ここは、1日の約定料金が10万円までなら手数料が無料なんです。売買するたびに手数料を引かれていたら、手数料ビンボーになっていたところです。お金もないので安く購入できる株ばかりで楽しんでいます。少額で勉強がてら株式をしている株初心者の自分にぴったりだなと感じました!
みん評
初心者には良し
安定した大手の証券でもあり、安心して口座開設できました。
みん評
一つ一つの機能がとても分かりやすく、初心者にとってはいい勉強にもなり、とても使いやすいです。
さまざまな機能があるので、飽きることがなく楽しく取引ができるところが魅力のひとつです。
特に私のお気に入りがポートフォリオ機能です。この機能があるだけで、短時間で自分が気になる株をチェックすることができるので、重宝しています。
これからもずっとお世話になっていこうと思っています。
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IPO株の当選確率を上げるコツ
ここでは、IPO株の当選確率を上げるコツを紹介します。
IPO株を買えるかどうかは抽選となるため絶対はありませんが、当選確率を上げるためにできることがあるのも事実です。
IPO株をより多く購入できるように、次のポイントを押さえておきましょう。
- 複数の証券会社から応募して抽選回数を増やす
- 完全平等抽選の証券会社で応募する
- 申し込み価格は仮条件の上限に設定する
- 主幹事を務めている証券会社で応募する
複数の証券会社から応募して抽選回数を増やす
IPO株の抽選に応募するには、割り当てのある証券会社を使うことが必須です。
もし1つの証券会社しか使わない場合、目当てのIPO株がそこで取り扱いがなければ、抽選に応募すらできません。
しかし、複数の証券会社を併用すれば、目当てのIPO株の抽選に応募できる可能性を併用した数だけ増やせます。
同時に、それぞれで取り扱いのある銘柄だった場合は、抽選に重複で応募できるため、当選確率を上げることも可能です。
ただし、複数の証券会社から応募するとなった場合には、それぞれに前もって入金する必要があるので初期費用がかさむ点は注意しておきましょう。
家族がいるなら家族口座の利用もあり
証券口座開設の条件を満たした家族がいる場合は、家族口座を作って当選確率を上げることも選択肢の一つです。
本会員である自分に加えて、家族口座を作った分だけ抽選の申し込み数を増やせます。
たとえば、証券口座を持てる家族が自分含めて3人いた場合には、申し込み数が3倍となり、当選確率も3倍というわけです。
証券会社によっては、18歳以上であれば口座開設できるところもあるので、ぜひチェックしてみてください。
ただ、他人の名義を使用する場合は借名取引となるため、当人の承諾を必ず得るようにしましょう。
それに伴い、家族口座を開く際に、家族へ投資の目的やリスク等を丁寧に説明し、理解を得ておくことが大切です。
18歳から開ける証券口座を探しているなら、まず業界トップクラスのIPO株の取り扱い数を誇るSBI証券をおすすめします。
完全平等抽選の証券会社で応募する
IPO株の抽選方式は、次の2種類に大別され、証券会社によって採用される方式が異なります。
- 完全平等抽選:1口座につき1単位のランダム抽選で、コンピューターによって配分される
- 優遇抽選:過去の取引実績や預かり資産額が豊富なほど優先度が高くなる
すでに取引実績があり、多くの資産を証券口座に預けている人は優遇抽選の証券会社を選ぶ方がよいでしょう。
しかし、IPO株投資を始めたての初心者や、少額からIPO株に投資しようと考えている人は、完全平等抽選の証券会社を選ぶのがおすすめです。
申し込み価格は仮条件の上限に設定する
ブックビルディングの際に申し込んだ価格が公開価格を下回った場合、仮に当選していても購入不可で落選扱いとなってしまいます。
これを防ぐために、申し込み価格は仮条件の上限に設定するのがおすすめです。
仮条件の上限で設定し抽選に申し込んでおけば、当選した際に購入不可にはなりません。
ある程度相場が読めるようになれば、上限に設定しなくても購入できる適正価格で申し込める人もいます。
しかし、価格帯がわからない初心者のうちは、仮条件で提示された価格幅の上限で申し込むのが無難でしょう。
主幹事を務めている証券会社で応募する
主幹事を務める証券会社で抽選に応募すると当選確率は高くなります。
たとえば、主幹事と他の証券会社では、以下のような配分でIPO株の当選が割り当てられます。
証券会社 | IPO株の配分 |
---|---|
A証券(主幹事) | 6,000株 |
B証券 | 3,000株 |
C証券 | 700株 |
D証券 | 300株 |
E証券 | 0株 |
合計 | 10,000株 |
A証券~D証券のいずれから申し込むことも可能ですが、主幹事であるA社から申し込む方が当選確率は高くなることが分かります。
応募の際には主幹事の証券会社を含めるようにしましょう。
主幹事の証券会社は、過去にも主幹事を務めていたり、大手の証券会社であったりする割合が高いです。
SBI証券のような有名どころのネット証券会社の口座を1つ持っておくのが無難だと言えます。
IPO株投資の初心者でも利益を出しやすい売り方・持ち方
ここでは、IPO株投資の初心者でも利益を出しやすい売り方・持ち方を紹介します。
しっかり利益を出すためには、買う時だけでなく、所持する時や売る時にもいくつかのポイントを意識すべきです。
場合分けして解説するので、自身の投資方針に合わせて確認してみてください。
- IPO株を公開初日の初値で売る場合
- IPO株をそのまま保有し続ける場合
IPO株を公開初日の初値で売る場合
IPO株の売り時の見極めに自信がなく利確を急ぎたい人は、公開初日の初値で売るのも手です。
基本的にIPOされた株は公開価格よりも初値が高くつくため、初値で売ることで稼ぎやすいと言えます。
また、IPO株が上場した直後は株価が乱高下することが多く、初心者にとっては利確できる取引タイミングの見極めが非常に難しいのが事実です。
IPO株投資の初心者はまず公開された直後で売るようにし、慣れてきたら徐々に売り注文を出すタイミングを見計らう投資スタイルに移行するのがよいでしょう。
IPO株をそのまま保有し続ける場合
IPO株を上場後すぐには売らず、長期保有してみるのも手です。
たとえば、以下のような状況の場合、長期保有する方が良いこともあります。
- 株式市場の状況があまり良くなくて初値が低すぎる
- 株の発行元の事業内容や産業全体の将来性を見ると、さらなる価格上昇が見込まれる
公開価格より高くなりやすい初値ですが、まれに公開価格を割り込むこともあります。
初値が公開価格を割り込むことは、株式市場の状態が悪い場合にも起こり得ます。
市場の状況回復を待ち、株価の上昇を待ってから売ると利益が取れるかもしれません。
また、株の発行元の事業売上がさらに伸び、市場価値が上がれば、初値以上に価格が上昇して儲かることもあります。
一概に長期保有が儲けやすいとは言えませんが、将来性ある事業の株に投資できたなら長期保有で更なる利益を期待できるでしょう。
IPO株に投資するメリット
ここでは、IPO株に投資するメリットを紹介します。
そもそもIPO株が儲かる理由に関して、さらに理解も深まるので、この際に正しい知識をみにつけておきましょう。
- 短期間で利益を出しやすい
- IPO株の抽選に外れても損失がない
- 購入時に手数料がかからない
短期間で利益を出しやすい
IPO株は上場前に買い付け、上場後に取引を開始します。
この際、上場前の公開価格は、上場後に初めて取引する場合の価格を上回ることがほとんどであり、公開後すぐの初値で売れれば利益になりやすいです。
また、上場前に購入した株をすぐに手放すため、その後の思わぬ株価の下落で損するリスクを最小限に抑えられます。
事実、帝国データバンクが行った調査によると、2022年のIPO株は91社であり、2022年12月28日時点で初値が公開価格を上回ったのは全体の78.9%であることがわかりました。
参考:帝国データバンク – 新規上場、前年比はリーマン・ショック以来の減少率も件数は過去15年で4番目
IPO株の抽選に外れても損失がない
IPO株を購入するには抽選で当たる必要がありますが、外れたとしても損失が出ません。
購入に至らない限り、証券口座内の資金は減らないため、次回のIPOや他の投資にそのまま転用できます。
また、ブックビルディング(抽選の申し込み)に手数料が発生しないのも魅力です。
ただ、IPO株の抽選の申し込み時に「公募・売出価格×申込株数」の金額が必要となる場合があります。
この場合、抽選が終了するまで、IPO株の購入に要する金額を一定期間拘束されることになりますが、抽選に外れれば返金されるので、安心してください。
購入時に手数料がかからない
楽天証券には次のように「IPO株の購入には手数料がかからない」旨が記載されています。
新規公開株式(IPO)の購入時の手数料は無料です。
楽天証券
公開株を売買する通常の株式投資の場合には、証券会社の定める手数料が必要です。
しかし、IPO株投資においては購入に手数料が必要ありません。
IPO株への申し込み~購入の際のリスク・注意点
IPO株投資には、少なからずリスクがあり、注意すべき点が存在します。
- 抽選応募や購入の際に資金が拘束される
- 参加申し込みが抽選の度に必要である
- 当選しても期限内に購入しないと無効になる
- 当選して購入できても儲かるとは限らない
まず、IPO株の抽選に応募して購入する際には、購入に必要な金額が拘束される点は注意しておきましょう。
抽選の結果が分かるまで拘束される場合が多いですが、外れてからも数日返金に時間がかかることもあるので、その点を考慮したうえで資金の準備や投資判断が必要です。
たとえば、Aの銘柄の抽選に応募した後、外れてすぐに返金されれば、Bの銘柄の抽選応募にAで使った資金を使いまわすことも可能ということです。
また、抽選への参加申し込みは都度必要となるため、スケジュールを逐一確認し、確実に応募する必要があります。
さらに、当選時にも注意が必要で、購入期間内に購入しないと当選が無効になるというシステムです。
貴重なIPO株の購入チャンスなので、応募した際は当選発表や購入可能期間まで確認しておくのは必須でしょう。
そして、当選したうえで購入できたIPO株であっても、初値が公開価格を下回り、いきなり損失となるリスクはあります。
あくまで投資である以上、絶対儲かると期待し過ぎず、冷静な投資判断を続けていくことが大切です。
米国IPO株の買い方 – 米国IPO株は日本IPO株と一味違う!
米国IPO株を買う際は、日本のIPO株と特徴や買い方が異なるため、注意が必要です。
米国IPO株を買う手順は次の3STEPになります。
- 上場当日に銘柄の気配値がわかるまで待つ
- 銘柄の価格変動が落ち着き、寄り付き価格が決まるのを確認する
- ある程度の寄り付き価格が固まったら初めて注文を出す
米国のIPO株は、日本のように個人投資家が、上場前の新規公開株を割り当てられることはありません。
もし割り当てが行われた場合は、不人気株である可能性が高いので手を出すべきではないと言われています。
上場直後はどのIPO株も価格が激しく変動するので、注文を出すのはリスクが高いと言えます。
米国の証券取引所がオープンしてから数時間は待つくらいの意識で、米国IPO株の買い付けに臨むのがよいでしょう。
その後、株価の変動が徐々に落ちついてくるので、自身が納得できる価格になった段階で、買い注文を入れるのがおすすめです。
米国と日本のIPO株の違い
米国のIPO株は、日本のIPO株に比べて成長後の価格の上がり幅が大きい傾向にあります。
IPOの銘柄数や取引される規模も大きく、日本のIPO株投資よりも大きな利益を得やすいのが特徴です。
中には、上場当初の10倍以上の値を付ける「テンバガー」となる銘柄も存在します。
もちろん、大きな利益が望める分、損失のリスクも伴うので注意が必要です。
また、米国のIPO株投資と日本のIPO株投資の戦略の違いは、次のように大別されます。
- 米国IPO株:個人が上場前にIPO株を買えないので、上場後に初値で買い、その後の値上がりを期待する
- 日本IPO株:個人にも上場前に抽選で割り当てがあり、公開価格で購入して、初値との差額で利益を得る
同じIPO株投資でもそれぞれに市場のルールや、銘柄の性質があるので、自身の投資方針と合うものを選んでチャレンジしてみましょう。
まずは、IPO投資に対応した証券口座を作るところから始めてみてください。
IPO株投資に関してよくある質問
ここでは、IPO株投資に関してよくある質問に解答します。
IPO株投資に関する不安をすべてなくして、心から楽しめる準備をしていきましょう。
- IPO株は何株買えば当たる?
- IPO株の抽選に当選すればどれだけ儲かる?
- IPO株はNISA株で購入できる?
- IPO株は当選後にキャンセルできる?
- IPO株の承認とは?
- IPOの仮条件とは?
- IPO株に投資するメリットは?
- IPO株投資のリスクは?
- IPO株は何株買えば当たる?
- IPO株は厳密に何株買えば当たると断言はできません。
一般的には申し込みに5万円~30万円の資金が必要と言われています。
しかし、現在では資金を準備せずに無料でIPO株の抽選に申し込める証券口座も出てきたので、資金が足りなそうな人はチェックしてみてください。
- IPO株の抽選に当選すればどれだけ儲かる?
- IPO株の抽選に当選すればどれだけ儲かるかは、選んだ銘柄の伸びや、使う証券会社の取引手数料などによります。
なべてIPO株の当選確率は1%~2%と言われており、非常に狭き門です。
しかし、当選すれば比較的低リスクで利益を得られることが多いので、株式投資初心者にも人気がある手法となっています。
- IPO株はNISA株で購入できる?
- IPO株をNISA枠で購入することは可能です。
NISA枠を使う場合は、一般NISA枠での購入となります。
ただし、証券会社によって対応しているかどうかが異なるため、NISA枠でIPO株を購入したい場合は対応が確認できるところを選びましょう。
- IPO株は当選後にキャンセルできる?
- IPO株は当選後にキャンセルできます。
ただし、いくつかの証券会社には、IPO株当選後のキャンセルにペナルティを課しているところもあるため、注意が必要です。
ペナルティ内容にはブックビルディングの停止や、抽選への参加拒否などがあり、期間も1か月で終わるものから永続停止までさまざまなので、実施前に必ず確認しましょう。
- IPO株の承認とは?
- IPO株の承認とは、発行した未公開株が東京証券取引所などの行う審査を通過し、証券取引所に上場して市場で取引されることを認められることです。
承認されれば、一般の投資家にIPO株の発行元の情報や、IPOの進行方針、公開価格の想定値などが周知されます。
- IPOの仮条件とは?
- IPOの仮条件とは、公開価格を決定する前に投資家に示される「想定される公開価格の幅」のことです。
IPOを実施する企業と主幹事証券会社、機関投資家などの意見を考慮し、ブックビルディング時に投資家に提示する公開価格の幅が決まります。
投資家は、仮条件の中からどの価格で買うかを決めますが、より多くの申告を集めた価格が公開価格と定められる仕組みです。
- IPO株に投資するメリットは?
- IPO株に投資するメリットは、いくつもあります。
代表的なもの挙げるとすれば、短期間で利益を出しやすい、IPO株の抽選に外れても損失がない、購入時に手数料がかからない等です。
通常の株式投資よりも、少額からローリスクで投資できるため、株式投資の初心者でも安心して始められます。
- IPO株投資のリスクは?
- IPO株投資は、金融投資である以上、リスクがつきものです。
特にIPO株の購入権を得て、無事に公開価格で買えたとしても損失を被る可能性がある点が最たる例と言えます。
利益が取りやすい投資とはいえ、投資に絶対儲かるといった保証はありません。
抽選の申し込みやIPO株の購入の際に、注意すべき点もいくつかあるので、損しないために今のうちから把握しておきましょう。
IPO株は初心者でも稼ぎやすい!当選確率を上げてローリスクで投資しよう!
ここまで、IPO株投資に関して、銘柄の選び方やIPO株の買い方、利益を出すためのコツなどを解説してきました。
IPO株投資は抽選に当たって公開価格で買い付けられれば、多くの場合で利益を取れる株式投資の手法です。
特に、投資初心者の人には稼ぎやすく、始めやすい投資と言えます。
IPO株投資向きのネット証券会社を選び、IPO株の当選確率を上げるコツを押さえて、着実に取引していけば一定以上は稼げるでしょう。
ただし、投資である以上、購入価格よりも値下がりするリスクが伴い、思わぬ損失を被ることも考えられるので注意が必要です。
本記事の手順やポイントを見直して、ローリスクなIPO株投資を今から始めていきましょう。
- IPO株とは「新規公開株」のことで、上場前の安い価格で買えるから上場後の売買で利益を取りやすい
- 購入するためには抽選が必須であり、当選確率を上げるにはコツを知っておくべき
- IPO株を買う際は銘柄の選び方や、IPO株投資に向く証券口座の選び方にもポイントがある
- 高確率で儲かるIPO株投資だが、上場後の株の持ち方・売り方・価格変動によっては損するリスクもある
- さまざまな場面に応じたポイントを押さえて、着実に利益を取っていこう
- もしIPO株投資に使う証券口座で迷ったら「SBI証券」がおすすめ!