JAバンク(農協)でお金を借りる8つの方法|審査から難易度まで解説

JAバンク(農協)をお金を借りる

JAバンクでは目的別に応じた低金利な8種類のローンを提供しています。

金利や貸付条件は各JAごとに異なりますが、総合的に銀行や消費者金融よりも低金利で借りられる可能性が高いです。

JA(農協)と聞くと農業者だけを対象にしているイメージが強いですが、実はそうではなく、農業関係者以外もお金を借りることができます。

本記事ではJAバンク(農協)のローンの仕組みや種類、融資を受ける方法について解説します。

この記事でわかること
  • JAバンク(農協)が提供しているローンの種類や特徴
  • JAバンク(農協)でお金を借りるための必須条件
  • JAバンク(農協)の准組合員に加入する方法

目次 開く

JAバンク(農協)でお金を借りる8つ方法|利用には独自の基準を満たす必要がある

jaバンクのマーク

JAバンク(農協)は貸付事業も行っているためお金を借りることもできます。

提供しているローンは主に8つあり、目的に応じたローンを借りられるのが特徴です。

JAバンク(農協)で借りられるローンの種類と特徴は、以下の表を参考にしてください。

借入金額金利資金使途
カードローン最大500万円変動:8.475~10.875%原則自由(生活資金に限る)
フリーローン最大500万円固定10年以内:6.725〜10.625%生活資金または事業性資金
※負債整理資金は除く
多目的ローン最大500万円固定10年以内:3.500〜7.575%・注文書などで資金使途が確認できる生活に必要な資金(3ヶ月以内に支払い済みの資金を含む)
※教育費や車への利用は不可
※負債整理資金は除く
マイカーローン最大1,000万円
※借換えの場合は残存一括償還金額が上限)
※車庫建設費用の上限は100万円まで
固定10年以内:1.500~5.275%・自動車やバイクの購入資金
・中古車の購入資金
・運転免許の取得費用
・車庫の建設費用
・車検や修理の費用
・自動車保険の掛け金など
住宅ローン最大1億円固定10年:1.117
変動:0.600%
※金利軽減項目を満たした場合
・新築購入費用
・宅地購入費用など
リフォームローン最大1,500万円固定15年以内:4.700〜5.700%
変動:2.000〜3.000%
・修繕費用
・造園費用
・増改築費用など
教育ローン・最大1,000万円(一般型)
・最大700万円以内(カード型)
【一般型】固定15年以内:1.500 5.850%
【カード型】変動:2.800〜7.525%
・入学金や授業料などの教育資金
JAの農業融資
※農業者限定
・個人:最大3億円
・法人:最大10億円
※制度ごとに異なる
0〜0.20%程度・農業に関する資金援助
・技術指導や相談など

上記の表は、JAならけんを参考にしたものです。

JAのローン金利・条件・取扱商品は営業エリアによって異なります。

借り入れを検討している方は、まず最寄りのJAのサイトを確認または電話で問い合わせをしてみてください。

JAバンクの組合員以外は利用することができない

JAバンクの貸付制度の利用は、JAバンクに正組合員または准組合員として加入している方のみに限られます。

その理由は、JAバンクの運営が独自の法律である「JAバンク法(農業協同組合法)」に沿って行われているからです。

JAバンク法では組合員以外への貸し付けを認めていないため、JAでお金を借りたい方は組合員になる必要があります。

実際の農業協同組合法の条約にも、貸し付けについて以下のように記載されています。

第十条 組合は、次の事業の全部又は一部を行うことができる。

一 組合員(農業協同組合連合会にあつては、その農業協同組合連合会を直接又は間接に構成する者。次項及び第四項並びに第十一条の五十第三項及び第九項を除き、以下この節において同じ。)のためにする農業の経営及び技術の向上に関する指導

二 組合員の事業又は生活に必要な資金の貸付け

三 組合員の貯金又は定期積金の受入れ

四 組合員の事業又は生活に必要な物資の供給

出典元:農業協同組合法

JAの組合員は農業関係者しかなれないイメージが強いですが、農業を行っていない方でも一定の出資額を払えば誰でも准組合員として加入が可能です。

JAバンクからお金を借りるには組合員になる必要があり、手続きや待ち時間が必要なため、今すぐお金が必要な方は他の借入方法を検討しましょう。

続いて、准組合員になる方法を解説していくので、ぜひ参考にしてください。

准組合員でも利用期間によっては利用できる

JAの組合員は「正組合員」と「准組合員」の2種類があります。

「正組合員」は一定条件を満たす農業関係者しか加入できませんが、「准組合員」であれば窓口で一定の出資金を出すことで誰でも加入可能です。

農業者以外でも組合員に加入できます

JAの正組合員になるためには農業者である必要があり、

耕作面積や農業従事日数などJAごとに定款でその具体的な基準を定めています。

JAには、この正組合員のほか、准組合員制度があります。

農業者以外でも、正組合員同様JAごとに定めた一定の出資金を払えば、 准組合員として組合に加入できます。

准組合員は、JAの事業を正組合員と同じように利用できますが、 総会での議決権や役員の選挙権などJAの運営に関与できません。

これは、JAが農業者の意思に基づき事業や組織について決定することができるようにするためです。

准組合員制度は生活協同組合にはなく、JA独自のものです。

出典:JAグループ

求められる最低出資金はJAによっても異なりますが、平均10,000円程度なので加入へのハードルは比較的低めです。

JAの組合員に加入する流れ

JAの組合員に加入するための主な流れは、以下の通りです。

  1. 最寄りのJAで組合員加入申込書を記入する
  2. 出資金と一緒に組合員加入申込書を提出
  3. JAの審査・承認手続きを待つ

ただし、​​准組合員に加入できるのは原則、住所または勤務地があるエリアと決められています。

例えば、大阪に住所や勤務地がありながら、東京のJAで准組合員になるといったことは原則できません。

また、JAによっては、JAとの継続取引期間が審査に影響する場合もあります。

准組合員になる場合

当JAの地区内にお住まいの方

当JAの地区内にお勤めの方でお取引(信用・共済・購買等)を1年以上継続して利用されている方

当JAの地区外にお住まいの方でお取引(購買・農産物購入)を1年以上継続して利用されている方など

出典:JAこうか

詳しい加入条件はJAによって多少異なる場合があるため、事前に電話等で問い合わせておくと安心です。

また、組合員への加入には手続きが必要で、最低でも1週間は待ち時間が発生します。

すぐにお金を借りる必要がある方は少しでも早くJA(農協)でお金を借りる手続きを済ませるか、即日融資に対応しているカードローンを検討しましょう。

JAバンクのローンは口座開設が必須

jaバンクのキャッシュカード

JAバンク(農協)の口座を持っていなくても、融資の申し込みは可能です。

ただし、正式申し込みの段階でJAの普通預貯金の口座開設を求められるため、融資を受ける場合は口座開設が必須です。

Q8:JAに口座がなくても申込みできますか。

A8:お申込みいただけます。

口座をお持ちでない方は、本申込の際、JA店頭(非対面契約の場合は郵送でのお手続き)にて普通貯金口座を開設していただきます。

出典:JAバンク

JAの口座開設は、ネットや店舗で手続きを行えます。

勤務先の関係で普段から労働金庫の口座を利用している方は、同じく低金利で借り入れできるろうきんからお金を借りることがおすすめです。

ネット申し込みの場合、提出書類などのやり取りは郵送で完結でき、店舗に来店する必要はありません。

忙しい方、最寄りのJAが遠い方はネットでの口座開設がおすすめです。

店舗申し込みの場合は、直接相談しながら手続きできる・その場で通帳を受け取れるという強みがあります。

ネット手続きの場合、開設完了まで2〜5週間かかるため、急ぎの方は最寄りの店舗で手続きがおすすめです。

また、JAバンク(農協)のローンは、JAバンクの利用状況に応じて金利優遇も行っています。

  • 年金を受け取っている
  • 給与の受け取りをしている
  • 児童手当の受け取りをしている
  • 公共料金の引き落とし口座に指定している など

優遇内容は各JAによっても異なりますが、「JAとぴあ浜松の住宅ローン」を例に挙げると以下のような優遇を受けることが可能です。

条件引下率
JAの組合員年-0.2%
JAバンクを給与振込口座に指定年-0.8%
JAのマイカーローンまたは教育ローンを利用中年-0.4%
公共料金・税金・クレジットカードの口座振替を2件以上指定
※公共料金のクレジット払いはJAカード利用の場合のみ
年-0.4%
JAカードを契約年-0.4%
個人JAネットバンクを契約年-0.4%
JAの定期貯金・定期積立の取引残高が100万円以上年-0.2%
しずおか住宅ローン優遇制度に該当・浜松地域材を使用年-0.1%

適用金利が下がれば、総返済額を抑えられるため月々の返済負担が少なくなります。

ローン審査申し込みの前に、あらかじめ利用実績を作っておくと有利です。

年収200万円以上の安定した収入があるとお金を借りられる

正組合員・准組合員であれば誰でも無条件に借りられる、というわけではないので注意しましょう。

具体的に、JAバンク(農協)でお金を借りるには、200万円以上の安定収入が必要です。

年収200万円以上ある方であれば、アルバイトやパートがお金を借りることもできます。

Q4:パート・アルバイトです。申込みできますか。

A4:お勤め先の雇用形態がパート・アルバイトでも、お申込みいただけます。

出典:JAネットローン

収入が少ない方は、国からお金を借りる制度を利用すると融資してもらえる可能性があります。

JAバンクの営業地域内でしかサービスを受けることができない

農協の看板

JAバンク(農協)のローンは、住居がある・または勤務地がある営業地域内でしかサービスを受けられません。

一番金利の低いJAでローン契約したいからといって、居住区でも在勤地でもない地域のJAと契約することは原則できない決まりになっています。

ご利用いただける方

・当JAつくば市の組合員の方(JAつくば市管内の方で組合員加入有資格者)。

 ※組合員でない方も組合に加入するとご利用いただけます。

・お借入時の年齢が満18歳以上75歳未満であり、最終償還時の年齢が満80歳未満の方。

 (ただし、20歳未満の方でご利用できる方は農業者と給与所得者に限ります)

・お借入時の年齢が71歳以上の場合、JAとの既存取引がある方。

・正組合員:前年度税込年収150万円以上ある方。  准組合員:前年度税込年収200万円以上ある方。

・勤続年数(営業年数)が原則1年以上ある方。

・自己住宅(ご家族名義含む)または借家等生活の本拠が定まっている方。

・茨城県農業信用基金協会の保証が受けられる方。

・その他当JAが定める条件を満たしている方。

出典:JAつくば市「マイカーローン概要」

ご利用いただける方

地区内に在住または在勤の方。

ご契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方。

継続して安定した収入のある方。

JA(他JAを含む。)との間でカードローン取引を行っていない方。

当JAが指定する保証機関の保証が受けられる方

その他当JAが定める条件を満たしている方

出典:JAセレサ川崎「カードローン概要」

稀に営業エリア外の方でもJAとの取引実績次第で申し込める店舗もありますが、基本的にはエリア内のみでの申し込みが原則です。

JAバンク(農協)の審査は厳しい?ローン別に難易度を解説

jaバンクの店舗

結論から言うと、JAバンク(農協)の審査基準は住んでいる地域や申し込むローンによって異なります。

その理由は、各JAバンク(農協)によって貸付条件が異なるためです。

しかし、基本的な条件はどのJAもほぼ同じで、特段難しい内容ではありません。

JAのローン審査条件
  • JAの組合員であること
  • 年収200万円以上の安定収入
  • 勤続年数1年以上
  • 年齢制限をクリアしている

基本的に月収167,000円以上の方であれば、安定収入があると認めてもらえることになります。

上記の条件だけを見ればそこまで難しい内容はありませんが、貸倒れリスクを防ぐという観点からも融資額の大きいローンは審査が厳しめです。

また、年齢制限は18歳から75歳程度までと幅広く設定されていることが多いですが、年齢制限の上限ギリギリで申し込むと返済能力の観点から審査に落ちることがあります。

そのため、年齢制限ギリギリの方は高齢者がお金を借りる方法をいくつかチェックしておくことがおすすめです。

「カードローン」や「フリーローン」「多目的ローン」なら簡単に借りられるというわけではありませんが、他のローンよりも難易度は低めです。

JAはもともと農業者向けの協同組合なので、農業者であれば比較的簡単に融資を受けられます。

カードローンは資金使途が自由で限度額の範囲内で何度でも借入できる

jabankのカードローンが選ばれる理由

JAバンク(農協)のカードローンは決められた限度額の範囲内であれば、何度でも繰り返し使えるのが特徴です。

借入金の使い道も比較的自由で、生活に必要な範囲内であれば好きなように使えます。

ただし、あくまでも生活資金としてなので事業性のある用途や他金融会社への返済に使うことは認められていません。

資金使途

○生活に必要とする一切の資金とします。(ただし、負債整理資金および事業性資金は除きます。)

出典:JA山口県

事業性資金として使いたい場合は、生活資金・事業性資金への使用を認められている「多目的ローン」や「フリーローン」を検討するのがおすすめです。

また、JAバンク(農協)のカードローンは総量規制の対象外(除外貸付)のため、審査に通れば申込者の年収に関係なく借りることができます。

以下の表では、JAならけんのカードローンの貸付条件を参考にまとめています。

金利変動:8.475~ 10.875%(JAならけん)
※2024年5月時点
限度額10万円以上500万円以内
貸付条件・地区内に在住または在勤
・契約時点で満20歳以上70歳未満
・継続した安定した収入がある
・JAでカードローン取り引きをしていない
資金使途原則自由(生活資金の範囲内)

金利や限度額など、より自身に合ったおすすめカードローンを見つけたい方はこちらを記事を参考にしましょう。

JAによって金利や条件は異なるため、「JAネットローン」から最寄りのJAを確認してください。 

フリーローンは他社借入の借り換えから事業性資金まで幅広く低金利に借入できる

jabankのフリーローンが選ばれる理由

フリーローンはカードローンよりも幅広い用途に利用できる融資タイプです。

生活に必要な資金としてはもちろん、事業性資金にも使えます。

○生活に必要とする一切のご資金および事業性資金とします。

(他金融機関・信販会社等からお借入中の各種ローンお借換資金とお借換えに伴う諸費用につい

ても対応可能です。)

ただし、負債整理資金は除きます。

 なお、借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)については資金使途に含め

ることができます

出典:JAならけん

借り入れ時に発生する事務手数料などの諸費用も資金使途に含められますが、負債整理資金には使えないなど一部例外もあるので注意しましょう。

以下の表では、JAならけんを参考にまとめたものです。

金利固定10年以内:6.725~10.625%(JAならけん)
限度額最大500万円
貸付条件・​​地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上75歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・継続した安定収入がある方
資金使途生活資金、事業性資金
※負債整理資金等は除く

より自身に合ったおすすめフリーカードローンを比較・検討したい方はこちらの記事を確認しましょう。

各JAによって金利や条件は異なるため、「JAネットローン」から最寄りのJAを検索して確認してください。

多目的ローンは生活に関する資金を幅広く利用できる

jabankの多目的ローンが選ばれる理由

多目的ローンとは家電購入・結婚式費用など目的に合わせて利用できるローンです。

生活に必要な資金であれば幅広いシーンで利用可能ですが、車の購入費や教育資金、負債整理費用としては利用できないなどの一部制限があります。

また、多目的ローンの申し込みには見積書や注文書など、資金使途証明書類の提出が必須なので虚偽の申告をして違う用途に使うといったことはできません。

申し込みから3ヶ月以内の領収書を提出すれば、すでに支払い済みの資金を対象にすることも可能です。

生活に必要とする一切のご資金とし、資金使途の確認可能なものとします。

ただし、以下の資金は対象外とします。

①JAで納付される相続税・贈与税を除く税金支払資金

②負債整理資金

③所定の期日経過後の経済未収金の肩代り資金

④営農資金および事業資金

出典:JAバンク佐賀

基本的に多目的ローンを事業性資金として使うことは認められていますが、JAによっては利用不可の可能性もあります。

営業エリアによって資金使途の範囲が違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

以下の表は「JAならけん」を参考に金利・貸し付け条件をまとめたものです。

金利固定10年以内:3.500〜7.575%(JAならけんの場合)
※2023年1月時点
限度額最大500万円
貸付条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上75歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・継続的な安定収入がある
・指定の保証機関の保証が受けられる方
・その他当JAが定める条件を満たしている方
資金使途・生活に関する資金で、支払い先に代金を一括支払いできるもの
※負債整理資金等は除く

ただし、金利や条件はJAによって内容が異なるため、「JAネットローン」で最寄りのJAのサイトを確認してください。

マイカーローンは自動車の購入から修繕費・車検費用に充てることができる

jabankのマイカーローンが選ばれる理由

JAバンク(農協)のマイカーローンは、車やバイクに関連する資金として使えるローンです。

新・中古を問わず車やバイク・除雪機を購入した際の費用としてはもちろん、車庫の建設やカー用品、免許の取得代などにも使えます。

◎ご本人またはご家族が必要とされる次のご資金が対象です。(借入申込日から

過去3ヶ月以内にお支払済みの資金を含む。)ただし、営業用自動車、個人間売

買に伴う資金は除きます。なお、借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、

印紙代)については資金使途に含めることができます。

 ①自動車・バイク・除雪機(いずれも中古を含む)のご購入資金およびご購入に

付帯する諸費用

 ②修理・点検・車検費用、カー用品購入費用、運転免許証取得費用、車庫建設費

用、保険掛金

 ③他金融機関・信販会社等自動車ローンのお借換資金(申込本人分のみ)

◎農業従事者に限り、軽トラックを資金使途に含めることができます。

出典:JAならけん

車関連の費用であれば大抵のことに使えますが、本人またはその家族が利用するものに限られます。

営業用車の購入費用などには利用が認められないないため、注意しましょう。

また、JAのマイカーローンは他社で借りた自動車ローンの借換資金としても利用できます。

条件次第では総返済額を大幅に抑えることも可能なので、ぜひ検討してみてください。

以下では、「JAならけん」を参考に金利や貸付条件等をまとめました。

金利固定10年以内:1.500%〜5.275%(JAならけん)
※2023年1月時点
限度額最大1,000万円
貸付条件・​​地区内に在住または在勤している
・借入時の年齢が満18歳以上75歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・継続した安定収入がある、または新卒内定者で、入社月の3ヶ月前以降に借入申込みする方
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる方
・その他JAが定める条件を満たしている方
資金使途・自動車やバイク、除雪機などの購入費用
・車検代や保険掛金
・修理費用
・カー用品の購入費
・運転免許の取得費用
・車庫建設の費用
・他社自動車ローンの借換資金

金利・条件などは各JAによって異なります。

JAネットローン」から最寄りのJAを確認してください。

住宅ローンは住宅の購入から増改築・他社ローンの借り換えまで対応している

jabankの住宅ローンが選ばれる理由

JA住宅ローンは住宅に関するさまざまな費用に対して使えるローンです。

プランは主に3つ用意されており、他社ローンからの借換えにも対応しています。

金利や条件等はJAによって異なりますが、以下では一例としてJA埼玉みずほで扱っている住宅ローンごとの金利等をまとめたので参考にしてください。

以下では、「JAならけん」を参考に金利や貸付条件等をまとめました。

JA住宅ローン住宅ローン 100%応援型住宅ローン 借換応援型
金利・10年固定:1.050%(借換えは1.050%)
・変動:0.490%(借換えは0.500%)
・10年固定:1.050%(借換えは1.050%)
・変動:変動:0.490%(借換えは0.500%)
・10年固定:1.050%
・変動:0.500%
限度額1億円以内(原則、自己資金20%以上)
※5,000万円以上は事前相談
1億円以内
※5,000万円以上は事前相談
・1億円以内で担保評価額の300%以内
※5,000万円以上は事前相談
貸付条件・借入時の年齢が満20歳以上、66歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・勤続年数1年以上(農業者を除く自営業者は営業年数3年以上)
・前年度年収が150万円以上かつ継続した安定収入がある(農業者以外の自営業者は、過去3年の税抜前所得金額が200万円以上)
・団信に加入できる方・JA指定の保証機関の保証が受けられる方
・その他当JAが定める基準を満たしている方
・借入時の年齢が満20歳以上、66歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・勤続年数1年以上(農業者を除く自営業者は営業年数3年以上)
・前年度年収が300万円以上かつ継続した安定収入がある(農業者以外の自営業者は、過去3年の税抜前所得金額が300万円以上)
・団信に加入できる方
・JA指定の保証機関の保証が受けられる方
・その他当JAが定める基準を満たしている方
・借入時の年齢が満20歳以上、66歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・勤続年数1年以上(農業者を除く自営業者は営業年数3年以上)
・前年度年収が300万円以上かつ継続した安定収入がある(農業者以外の自営業者は、過去3年の税抜前所得金額が300万円以上)
・団信に加入できる方
・JA指定の保証機関の保証が受けられる方
・現在借入中の住宅ローン等が借り入れから3ヶ月以上経過していて、延滞等がない
・その他当JAが定める基準を満たしている方
資金使途・新築住宅の建築費用
・土地付き物件の購入費用
・土地の購入
・他社借り入れに対する借換え
・上記の借り入れとあわせた他金融機関から借入中の目的型ローン等の残債務の借換
・新築住宅の建築費用
・土地付き物件の購入費用
・土地の購入
・上記の借り入れとあわせた他金融機関から借入中の目的型ローン等の残債務の借換費用
・他社金融機関等からの借り入れに対する借換資金
・上記の借り入れとあわせた他金融機関から借入中の目的型ローン等の残債務の借換

JAの住宅ローンには団体信用生命保険がついていますが、さらに金利を0.1%程度上乗せすると「三大疾病保障特約」をつけることも可能です。

三大疾病保障とは

日本人の死因上位3位の疾病である「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」に備えた保障です。

がんと診断された場合や、脳卒中、急性心筋梗塞が原因で60日以上の労働制限やJAが認める障害状態に陥った場合、ローン残高が0円になります。

いざというとき家を手放さなくていいので、安心を買うという意味でも余裕がある方は特約をつけておくといいでしょう。

リフォームローンは住宅の増改築や補修など住宅関連に幅広く利用できる

jabankのリフォームローンが選ばれる理由

JAバンク(農協)のリフォームローンは住宅の増改築・補修・改装などに使えるローンです。

古くなった箇所の修繕費用としてはもちろん、耐震・免震の補修や太陽光の導入・敷地内の物置設置費用などにも使えます。

造園費用も適用範囲のため、ガーデニングを始めたい方などにもおすすめです。

ご本人またはご家族が居住するための既存住宅の増改築・改装・補修資金およびその他住宅、土地に付帯する施設等の住宅関連設備資金および、他金融機関・信販会社等のリフォームローンの借換資金を対象とします。

なお、借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)については資金使途に含めることができるものとします。

(住宅関連設備の例)

①門、塀、車庫、物置。

②宅地内の植樹、造園、シロアリ駆除。

③システムキッチン、ユニットバス、システムタイプの洗面化粧台。

④冷暖房設備、給排水施設、家具・照明器具などのインテリア。

⑤マンションの外壁、給排水施設などの共用部分の修繕工事負担金。

⑥再生可能エネルギー発電システム(太陽光発電システム等)。 ※建物の屋根に設置するもののほか、野立て設置のものを含む。

⑦耐震改修工事費。

⑧融雪設備機器の購入・設置工事費。

⑨外壁の塗装、屋根の塗装・葺替え、雨樋の取替え。

⑩その他住宅本体以外のもの。

出典元:JAバンク

また、JAのリフォームローンは他金融機関・信販会社等で融資を受けたリフォームローンの借換えも可能です。

条件によっては総返済額を大幅に抑えられるため、月の返済額を減らせます。

以下の表では、実際の金利や条件等を「JAならけん」を参考にまとめました。

ただし、JAによって金利・条件等は異なるので、最寄りのJAがどういった条件を提示しているかは「JAネットローン」から確認してください。

金利・固定15年以内:4.700〜5.700%
・変動:2.000% ~3.000%
限度額最大1,500万円
貸付条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上75歳未満
・最終償還時の年齢が満80歳未満
・継続的な安定した収入がある
・指定の保証機関の保証が受けられる方
・その他JAが定める条件を満たしている方
資金使途・住宅の増改築
・住宅の修繕費用
・住宅の改装
・太陽光の導入
・敷地内の物置設置費用
・造園費用
・宅地内のシロアリ駆除費用など

教育ローンは子どもの教育資金やアパート家賃を卒業後から返済できる

jabankの教育ローンが選ばれる理由

JAバンク(農協)の教育ローンは、入学金や授業料・教材費・一人暮らし資金などの教育資金として使えるローンです。

教育ローンは「一般型」「カード型」の2種類が用意されており、「繰り返し使えるか」「限度額」に大きな違いがあります。

限度額繰り返し利用金利
一般型最大1,000万円カード型より低い
カード型最大700万円×一般型よりも高い

「カード型」は一般的なカードローンと同じで、利用可能枠までなら就学期間中、何度でも繰り返し借り入れ可能です。

仕送りや教材費など、定期的に発生する資金として使いたい場合は「カード型」がいいでしょう。

借入期間中は毎月利息のみ返済すればいいため、自分で学費を捻出したい学生にもおすすめです。

金利変動:2.800〜年 7.525%(JAならけん)
※2023年1月時点
限度額700万円以内
借入条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上65歳未満
・継続的な安定収入がある
・教育施設に就学予定または就学中のご子弟のいる方、または本人。
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる方・その他当JAが定める条件を満たしている方
資金使途・入学金、授業料、学費
・就学者が住むアパートの家賃など

「カード型」の限度額は最大700万円ですが、「一般型」は最大1,000万円まで借り入れが可能です。

そのぶん金利に関しても、一般型のほうが低く設定されている傾向にあります。

金利1.500~5.850%(JAならけん)
※2023年1月時点
限度額最大1,000万円
貸付条件・地区内に在住または在勤
・借入時の年齢が満20歳以上65歳未満
・継続して安定収入がある方
・教育施設に就学予定または就学中の子弟のいる方、または本人
・指定の保証機関の保証が受けられる方
・その他当JAが定める条件を満たしている方
資金使途・就学予定の子弟または本人の教育に関する全ての資金(借入申込日から過去3ヶ月以内に支払済みの資金を含む)
・および他金融機関
・信販会社等からの教育ローン、奨学金の借換資金
※借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)も含められる

例えば、2023年1月時点の「JAならけん」を例に挙げると、それぞれの金利の違いは以下の通りです。

一般型1.500〜5.850%
カード型2.800〜7.525%

ただし、「一般型」の場合は、利用目的が資金使途の確認ができる教育資金に限られます。

また、カード型のように繰り返し使うことはできません。

◎就学されるご子弟またはご本人の教育に関するすべてのご資金(借入申込日

から過去3ヶ月以内にお支払済みの資金を含む。)とし、資金使途の確認可能な

ものとします。

◎申込日から1年以内にお支払い予定の資金。

◎現在、他金融機関・信販会社等からお借入中の教育ローンや奨学金のお借換資金と

お借換えに伴う諸費用(申込本人分のみ)。なお、借入にかかる諸費用(事務手数料、

振込手数料、印紙代)については資金使途に含めることができるものとします。

 (例)●教育施設へ支払う入学金、授業料、学費 ●アパートの家賃 等

出典元:JAならけん

入学金や授業料など、一括でまとまった額を払う場合や繰り返し使う予定がない場合は低金利な「一般型」がおすすめです。

金利や詳しい条件等はJAによって異なる可能性があるため、最寄りのJAに問い合わせておきましょう。

JAの農業融資は農業者の運転資金や設備資金に充てることができる

JAバンク(農協)は農業者向けの長期的な融資も行っています。

JAによって取り扱い内容の違いはありますが、以下の表では「JAならけん」を参考にどのような支援があるか一例をまとめました。

資金名青年等就農資金農業近代化資金スーパーL資金農業改良資金
利子無利子0.20%0.20%無利子
限度額個人・法人:3,700万円・個人:1,800万円
・法人等:2億円
※個人でも特認の場合は2億円まで
・個人:3億円
・法人等:10億円
・個人:5,000万円
・法人:1億5,000万円
主な融資対象者認定新規就農者農業の担い手認定農業者六次産業化法認定者等

上記はほんの一例で、JAによってさまざまな支援を行っています。

農業者向けの支援は、その他のローンと違って無利子や低金利で行われるものが多いため生活に負担がかかりにくいのもメリットです。

また、JAでは市町村の認定を受けた「認定農業者」「認定新規就農者」、それ以外の農業者によって受けられる支援内容が異なります。

認定農業者認定新規就農者認定農業者、認定新規就農者以外その他
条件・明確な経営計画があり、市町村の認定を得た方・就農を希望する方
・青年等就農計画に対する市町村の認定を受けた方
・認定農業者、認定新規就農者以外
・農業所得が総所得の過半を占める、または農業粗収益が200万円以上
・配偶者や後継者など、経営者以外の農業者
・一定の基準を満たす任意団体など
・どの条件にも該当しない方
主な融資内容・経営相談等の支援措置
・低金利での融資
・機械等の導入
・税制の優遇
・青年等就農資金を無利子で借入できる
・技術や経営指導等などが受けられる
・農業経営改善のための資金を長期で低金利に融資
・施設の取得や設備
・器具の購入費用
・農機具の購入や修理
・車検
・保険掛金付帯費用
・JA新規就農応援資金
・経営体育成強化資金
・施設の取得や設備
・器具の購入費用
・農機具の購入や修理
・車検
・保険掛金付帯費用
・JA新規就農応援資金

「認定農業者」「認定新規就農者」になると、資金提供以外にも経営相談や技術の指導・税制の優遇などといった支援を受けることが可能です。

これから農業に参加したいという方でも経営計画書を市町村に提出し、認められれば認定を受けられるため今後就農したい方は検討してみてください。

また、上記で紹介した内容以外にも、県ごとの特別な支援制度などを行っている場合もあります。

利用したい方は、最寄りのJAサイトにアクセスまたは電話問い合わせで確認しましょう。

JAバンク(農協)からお金を借りるメリットは低金利が大きい

jaバンクから借りたお金

JAバンク(農協)の融資は、低金利に設定されています。

また、JAバンクのATMが終日無料で使えるほか、コンビニATMとも提携しているため引き出しや返済がしやすく、利便性も高いです。

それぞれの項目について、以下で詳しく解説していきます。

年6.65%~年11.5%と低金利で利息を抑えられる

JAバンク(農協)の適用金利や貸付条件は、各JAによって異なります。

そのため住んでいる・在勤している地域によって金利・条件に差がありますが、平均的に年率6.65〜12%前後で設定されている地域が多いです。

▼各金融機関ごとのカードローンの適用金利(2023年1月時点)

金利最大融資額
イオン銀行カードローン3.8〜13.8%最大800万円
みずほ銀行カードローン2.0〜14.0%最大800万円
アコム3.0~18.0%最大800万円
JAならけん8.475〜10.875%最大500万円
JA東京スマイル利率は店頭で掲示最大300万円
JAさいたま8.900〜13.800%最大500万円
JAいしのまき5.300~ 9.900%最大500万円

銀行カードローンで借りた際の最大金利は14%前後、消費者金融だと18%前後であることが一般的なため、11.5%前後に設定されているJAは十分低金利です。

下限値だけを見れば銀行や消費者金融のほうが金利が低い場合も多いですが、基本的に金利は借入額と比例します。

つまり、銀行カードローンや消費者金融が設定している3〜4%前後の金利は、最大融資額に近い金額まで借りないと適用されない数字です。

また、借入額は収入に応じて判断されるため、見合った収入がない場合は借り入れを拒否される可能性があります。

JAの場合、JAの組合員であることやJAサービスの利用実績等で優遇が受けられるため借入額が少なくても低金利で借りやすいのが特徴です。

コンビニATMの手数料が無料

JAバンクでは、取引内容に応じて提携ATMの入出金手数料を無料にするサービスを行っています。

優遇制度には3段階の「優遇ステージ」があり、組合員資格の有無やJAバンクの利用状況に応じて加算・変動する仕組みです。

点数配分や条件等はJAによって異なる場合がありますが、主な点数配分は以下のようになっています。

2点各1点ずつ
・正組合員・正組合員または准組合員の家族
・JAが給与または賞与(金額5万円以上)振り込みの指定口座
・JAが年金振り込みの指定口座

正組合員は基本的にどのJAでも高評価とされるケースが多いです。

どの条件にも当てはまらない場合は「ステージ1」扱いで、提携ATMの無料サービスは使えません。

ただ、JAでローンを借りるには組合員になる必要があるため、大抵の方は「ステージ2」か「ステージ3」になるでしょう。

点数が1の方は「ステージ2」で最大月2回まで、点数が2の方は「ステージ3」で最大3回まで提携ATMでの入出金手数料が無料です。

JAバンク(農協)はお金を借りるまで時間がかかるデメリットがある

JAバンク(農協)は低金利での融資が受けられるという魅力がある一方、即日融資に対応していないというデメリットがあります。

基本的に融資申し込みから借入まで1ヶ月程度かかるため、今すぐお金が必要な方には向いていません。

積立型の保険に加入している方は、契約者貸付制度を利用することで最短即日に生命保険からお金を借りることができます。

営業地域によってローン商品が違う

JAバンク(農協)は、営業地域によって扱っているローン商品や貸付条件・金利が異なります。

そのため、住んでいる地域によっては、借りたいローンが扱われていない・他のJAと金利に差がある可能性も高いです。

最寄りのJAバンク(農協)は「JAネットローン」から簡単に検索できるので、あらかじめ取り扱い内容・貸付条件などを確認しておくといいでしょう。

  • JAネットローンにアクセス目的のローンをクリック
  • 郵便番号またはエリアを入力して検索する

地域を絞り込むと、最寄りのJAバンクのサイトURLや仮申込ボタンが表示されます。

いずれかにアクセスして、取り扱いローンの詳細を確認してください。

検索画面に地域が表示されない場合は、ネット申し込みを受け付けていない可能性があります。

その際は、最寄りのJAまで直接問い合わせが必要です。

申し込みから融資まで1カ月程度

JAバンク(農協)の融資実行は、申し込みから約1ヶ月程度かかります。

即日融資はできないので、急ぎでお金が必要な方は「アコム」や「アイフル」といった消費者金融の利用を検討してみてください。

アイフルは融資まで最短20分かかりましたが、最短18分に変更されることで、より早く融資が必要な方に便利なサービスへと改良されました。

※申込状況によっては希望に添いかねます。

ただし、消費者金融は貸し付けを「貸金業法」に則って行うため申し込み者の年収に対して3分の1未満までしか融資できません。

貸金業法とは

過度な借り入れから消費者を守るため、国が消費者金融などの貸金業者に定めた法律です。貸金業法の中には「総量規制」と呼ばれるルールが含まれており、貸金業者からの借入総額は本人年収の3分の1までに制限されます。

申し込み時点で本人収入がない場合、消費者金融の審査基準を満たせないので注意しましょう。

JAバンク(農協)からお金を借りるまで1カ月間の流れ

jaバンクでお金を借りる申し込み画面

JAバンク(農協)でお金を借りるには、直接JAバンクを訪問するか、ネットで申し込む必要があります。

ネットローン申し込みは24時間・365日受け付けているため、日中忙しい方でも隙間時間に申し込みが可能です。

以下では、ネットローンでJAバンク(農協)に融資を申し込んだ際の大まかな流れをまとめています。

申し込み
  • 「JAネットローンの専用サイト」で希望するローンを選択
  • 最寄りのJAを検索
  • 必要事項を入力する
仮審査
  • 審査に通過すると、受付確認メールが届く
  • 受付後1〜3営業日後を目安に合否の通知がメールまたは電話で行われる
本審査
  • 在籍確認が行われる
  • 1週間〜3週間後に電話で結果を通知
正式申込(契約)
  • 本人確認書類と収入証明書の提出(ローンの種類に応じて別途必要な書類あり)
融資
  • ローンカードを受け取る(契約後、1〜3週間後に自宅へ発送)
  • 借り入れが開始

バレずにお金を借りたい方は、郵送物なしのカードローンがおすすめです。

仮審査の結果はメールまたは電話で行われます。

JAからのメールが迷惑メールに分類されてしまわないよう、あらかじめ設定しておきましょう。

また、本審査の過程で、JAバンク(農協)または保証会社から在籍確認が行われます。

ローン申し込みの事実を周囲に知られたくない方は、「新しい口座を開設した」など誤魔化すための口実を考えておきましょう。

正式申込では基本的に来店が必要ですが、一部のJAバンク(農協)では来店なしで契約できる場合もあります。

契約の際に提出を求められる必要書類としてどのローンにも共通しているのは、本人確認書類と収入証明書の2つです。

ただし申込金額が100万円未満(カードローンの場合は、50万円未満)の場合、本人確認書類のみで契約できます。

また、フリーローンとカードローン以外は、追加で以下のような書類提出も必要です。

必要書類
住宅ローン住民票や建物登記事項証明書、売買契約書、団信への加入申込書など
リフォームローン工事見積書や契約書、登記簿謄本や返済計画書の写しなど
マイカーローン自動車の注文書や見積書領収書など
教育ローン納付通知書や学費請求書、領収書など
農業融資確定申告書や農業経営改善計画認定申請書、事業内容確認書類など

必要書類は各JAバンクや使途によっても異なるため、指示にしたがって書類を揃えてください。

万が一提出した書類に不備があると、審査が遅れる原因になります。

JAバンク(農協)に書類を提出する前に、不備がないか確認しておくことが、少しでも早く融資を受けるためのポイントです。

この記事の監修者

宮野茉莉子

1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士証券外務員一種中学高校社会科教員免許