近年リモートワークが新しい働き方としてメジャーな選択肢となりました。
一方、社員の連携が上手く取れな・情報共有にムラがあるなどの理由で、業務効率が落ちているという企業がとても増えているのも事実です。
グループウェアはこれらの問題を解決する可能性がある革新的なツールです。
リモートワークを検討していない企業にとっても業務の効率化やコスト削減はとても魅力的でしょう。
この記事ではグループウェアについて詳細に説明すると共に、おすすめのグループウェアを企業の規模やコストパフォーマンスの視点から紹介していきます。
このサイトを読み終わる頃には、きっとあなたの会社に適したグループウェアが見つかっているに違いありません。
- 中小企業・大企業・コスパ重視別にそれぞれおすすめのグループウェアは異なる
- グループウェアの導入メリットは業務効率化やコスト削減
- 株式会社赤服や阪急阪神ホールディングスなどの導入事例と感想を紹介
- グループウェアにはクラウド型とオンプレミス型があり、費用も大きく異なる
- 格安グループウェアには制限があったり、セキュリティに不安があることがあるので注意が必要
目次
グループウェアとは
グループウェアとは、設備の予約や文書管理、社員のスケジュール、ワークフローなどを幅広く管理できるソフトウェアです。
情報の円滑な共有は業務において肝心な部分であり、問題が起こりやすい部分でもあります。
なおかつ、業務の効率はもちろん社員同士の人間関係にも影響する可能性がある為、なるべくスムーズで正確であることが求められます。
そこでITの力を借りて、実現しようと生まれたものがグループウェアです。
おすすめグループウェア徹底比較表
中小企業におすすめのグループウェア9選
グループウェア名 | 価格 | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|---|
J-MOTTO |
(3.0)
|
(4.0)
|
ワークフローに強い |
talknote | 要問い合わせ |
(3.0)
|
コミュニケーションに強い |
kintone |
(4.0)
|
(4.5)
|
自社アプリを簡単に開発できる |
Taskworld |
(3.5)
|
(3.5)
|
タスク管理に特化 |
monday.com |
(3.5)
|
(3.5)
|
独自テンプレートとUIが優秀 |
ジョブマネ |
(4.5)
|
(4.0)
|
顧客管理・営業支援システム |
toaster team |
(4.0)
|
(3.5)
|
メモ機能が突出しており、知識共有◎ |
Chat&Messenger | 要問い合わせ |
(3.5)
|
総合的なビジネスチャットツール |
Microsoft365 |
(4.5)
|
(5.0)
|
最高峰のセキュリティ環境と使いやすさ |
大企業におすすめのグループウェア9選
グループウェア名 | 価格 | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|---|
Garoon |
(4.0)
|
(5.0)
|
組織体制を強化したい企業におすすめ |
wawa Office |
(2.0)
|
(4.5)
|
拡張性に定評があり、情報共有・コミュニケーションを効率的に |
HotBiz8 |
(5.0)
|
(3.5)
|
テレポートをサポートするクラウド型のグループウェア |
Qast |
(4.0)
|
(3.5)
|
社内Wikiや知恵袋など知識の蓄積に特化している |
insuite |
(4.0)
|
(3.0)
|
セミナーやトレーニング動画を配信できる |
desknets NEO |
(4.5)
|
(4.5)
|
多機能なのに低コストで大規模の導入にも対応している |
google work space |
(4.0)
|
(5.0)
|
現代の企業が必要な機能がすべて揃っている |
Note PM |
(4.5)
|
(3.0)
|
簡単に共有ができる社内Wikiを備えている情報蓄積ツール |
ArielAirOne Portal | 要問い合わせ |
(4.5)
|
大規模な導入に強い、総合的グループウェア |
コスパ重視の方におすすめのグループウェア10選
グループウェア名 | 価格 | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|---|
Aipo |
(4.5)
|
(4.5)
|
利用機能を選べて無駄を省ける |
GroupSession |
(5.0)
|
(4.0)
|
基本機能はすべて搭載されている無料グループウェア |
iQube |
(5.0)
|
(4.0)
|
無料でありながらセキュリティ対策が充実 |
GRIDY |
(5.0)
|
(3.5)
|
ユーザー数無際限で多彩な機能が使える |
e-Broad office |
(5.0)
|
(4.0)
|
簡単に登録ができる点が魅力 |
Zoho Connect |
(4.5)
|
(3.5)
|
ノーコードで独自アプリを作成できる無料のグループウェア |
enclo |
(4.5)
|
(4.0)
|
UIがシンプルで使い易い |
Stock |
(5.0)
|
(4.5)
|
チャットやタスク管理に特化している |
NI Collabo 360 |
(4.5)
|
(4.5)
|
働き方改革や経営改善に必要な機能が揃っている |
LINE WORKS |
(4.5)
|
(5.0)
|
充実した機能が揃っているビジネス版LINE |
【中小企業向け】おすすめのグループウェア9選
中小企業におすすめのグループウェアは以下の9個です。
それぞれのグループウェアについて詳しく見ていきましょう。
リスモン・ビジネス・ポータル株式会社「J-MOTTO」
リスモン・ビジネス・ポータル株式会社の「J-MOTTO」はワークフロー業務に強いグループウェアで、約5,000社の導入実績があります。
フリーコールのサポートセンターが用意されているなど、サポート力が高いことが特徴です。
公式サイトで「直感的にわかる画面」と謳っているだけあって、UIはとても見やすくトラブルが起こりにくい設計になっています。
J-MOTTOの機能
- ポータル
- スケジュール
- ワークフロー
- ウェブメール
- 設備予約
- 安否確認
- 伝言
- プロジェクト管理
- 会議室
- アンケート
- 回覧・レポート
- ToDo
- 議事録
- 名簿
- タイムカード
- アドレス帳
- 備品管理
- 購買予約
- 諸拡張機能
J-MOTTOの料金
J-MOTTOの年払い料金は、スタンダードプランが30,000円、ライトプランが20,000円です。
入会金は無料です。
20ユーザー以上・容量200MB以上は別途で料金が発生するため、詳細については公式サイトを参考にしてください。
Talknote株式会社「Talknote」
Talknote株式会社「Talknote」はとにかくコミュニケーションに特化したグループウェアです。
独自の人工知能が搭載されているので、日々の連絡の中から社内コミュニケーションの分析もできます。
とてもシンプルなUIなので、PCに不慣れな社員でもすぐに順応して利用することができるでしょう。
Talknoteの機能
- ノート
- メッセージ
- タスク管理
- 投稿テンプレート
- 予約投稿
- メール連携
- アクションリズム解析
- オーバーワーク検知
- 組織活性スコア機能
- サンクス
Talknoteの料金
Talknoteは初期費用と基本プラン、それにオプションをつけた合計が支払い料金になります。
それぞれの金額の詳細は公式サイトから問い合わせることができます。
サイボウズ株式会社「kintone」
出典:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社「kintone」はコーディングの知識が必要なく、自社に必要なアプリを自分で開発できるグループウェアです。
部署・業種別に100以上のサンプルアプリの中から選んでカスタムできるので、何を作ればいいかわからないという事態に陥ることもありません。
「kintone」はサイボウズ株式会社が提供しているcybozu.comを基盤としているため、不正アクセスや不正ログイン対策もばっちりです。
kintoneの機能
- 顧客リスト
- 案件管理
- クレーム管理
- タイムカード
- 交通費申請
- ワークフロー
- 議事録管理
- 見積書や請求書管理
- 契約書管理
- 日報
kintoneの料金
kintoneにはライトコースとスタンダードコースの2コースがあります。ライトコースは1ユーザー月額780円(年額9,170円)、スタンダードコースは1ユーザー月額1,500円(年額17,640円)です。
この2つの大きな違いは利用機能と利用容量です。スタンダードプランでは他機能との連携が可能になり、アプリ数やスペース数が増加します。
Taskworld株式会社「Taskworld」
Taskworld株式会社の「Taskworld」はタスク管理に特化したグループウェアです。
直感的に操作できるよう管理画面に工夫が凝らされており、とても使いやすい総合型タスク管理ツールといえます。
スマホアプリもあるので、外出先からタスクの確認・チャット機能・ファイル整理機能などを利用できます。
Taskworldの機能
- タスク管理
- アラート表示
- ガントチャート
- カレンダー
- 予算管理
- レポート作成
- チャットやフォーラム
- ワークフロー
- モバイル対応
- ファイル共有
- 音声・ビデオ通話
- 検索
- 他システムとの連携
Taskworldの料金
Taskworldには「プロフェッショナル」「ビジネス」「エンタープライズ」と3つの有料プランがあります。
年払いの場合、プロフェッショナルは1ユーザー月額1,050円、ビジネスは1ユーザー月額2,300円で利用可能です。
エンタープライズは、カスタム価格となりますので、詳細は要問い合わせです。
株式会社ギャプライズ「monday.com」
出典:https://monday.com/lang/ja/
株式会社ギャプライズの「monday.com」は、独自のテンプレートと優れたUIが特徴のグループウェアです。
タスク・プロジェクト・スケジュール・ファイル・チャットを一元管理できます。カスタマイズ性が高いことも特徴です。
自動化の機能が標準搭載してあり、様々な業務を自動化することができます。他システムとの連携ができることも魅力です。
monday.comの機能
- タスク管理
- 工数管理
- 情報共有
- フォーラム・チャット
- ドキュメント管理
- ワークフロー
- 社内Wiki
- カレンダービュー
- かんばん方式
- リソース配置
- アラート表示
monday.comの料金
monday.comは、4つの料金プランを提供しています。
ベーシックが1ユーザーあたり月額900円、スタンダードが1ユーザーあたり月額1100円、プロが1ユーザーあたり月額1800円、エンタープライズは要問合せです。
ジョブマネ株式会社「ジョブマネ」
ジョブマネ株式会社のジョブマネは企業定着率96パーセントの実績を誇るグループウェアです。
サポート体制が充実しているため、初めての方にもおすすめできます。
顧客管理・営業支援システムに力を入れていて、効果的な売り上げの確保や業務効率化を目指せます。
ジョブマネの機能
- スケジュール
- To Do
- 電話メモ
- 工数管理
- 経費精算
- ワークフロー
- 掲示板
- 共有資料
- 商談履歴
- 顧客管理
- 見積管理
- 案件管理
- 原価管理
- 請求書発行
- 入金登録
- レポート
ジョブマネの料金
ジョブマネの料金は1人~100人の場合は月額1000円、101人~200人の場合は月額2000円、それ以上は月額3000円となります。
noco株式会社「toaster team」
noco株式会社の「toaster team」は企画書からアイディアまで様々なものをメモでき、プロジェクトの進捗レポートなども作成できるグループウェアです。
網羅的な機能だけでなく、セキュリティ面でもしっかりしているので、安心して利用できます。
マニュアル作成が簡単にできるため、情報・ノウハウ共有が活性化されることに定評があります。
toaster teamの機能
- レシピ
- ガイド
- 画像編集
- マルチメディア
- 外部コンテンツ埋め込み
- 外部公開
- 共同編集
- コメント
- 検索機能
- グループ
toaster teamの料金
toaster teamの料金は、ライト・スタンダード・ビジネスの三種類あります。初期費用は一律10万円です。
ライトプランは50ユーザーあたり月額35,000円、スタンダードプランは100人あたり月額60,000円、ビジネスプランでは200人当たり月額120,000円で利用することが可能です。
より大規模な利用に対応したエンタープライズも提供されていますがこちらは問い合わせが必要です。
株式会社Chat&Messenger「Chat&Messenger」
出典:https://chat-messenger.com/
株式会社Chat&Messengerの「Chat&Messenger」はオンラインチャットの他、ビデオ通話やファイル共有など複数の機能を搭載しているビジネスチャットツールです。
クラウド版以外にもオンプレミス版も提供されているので、自社の環境に合わせて導入することができます。オンプレミス型でありながら、モバイル端末との連携も可能です。
広く普及しているビジネスチャットで、コストも抑えられるので、利用している企業も多くとてもおすすめです。
Chat&Messengerの機能
- ビジネスチャット
- Web会議
- ビデオ通話
- 画面共有
- スケジュール共有
- タスク管理
- ファイル共有
- 文書管理
- 掲示板
- 回覧板
- テレワーク
- モバイル連携
- プレミアム機能
- 会議室・施設予約
- ユーザー管理
- 拠点連携
- 企業間連携
Chat&Messengerの料金
20ユーザー以上・容量200MB以上は別途で料金が発生するため、詳細については公式サイトを参考にしてください。
Microsoft「Microsoft365」
Microsoftの「Microsoft365」は多くの企業に信頼され採用されているグループウェアです。
買い切りかサブスクリプションを選べるほか、機能やセキュリティ強度によって様々なプランがあるため、自社ニーズに合ったプランを選ぶことができます。
Microsoft365はセキュリティ管理に優れています。特に一般企業向けから大企業向けプランでは、数あるクラウドサービスの中でも最高峰のセキュリティー環境を提供しています。
Microsoft365の機能
- Word
- Excel
- Powerpoint
- OneNote
- OneDrive
- Outlook
- Teams
- Publisher
- Access
- Exchange
- Sharepoint
- Intune
- Azure Information Protection
- Booking
- Yammer
- Stream
- Sway
- Power Apps
- Power Automate
- Planner
- To Do
- MyAnalytics
- Power BI Pro
Microsoft365の料金
製品名 | 特徴 | 1ユーザーあたりの月額 |
---|---|---|
Microsoft 365 Personal | 家庭向けのサブスク | 月額1,082円 |
Office Personal 2021 | Word、Excelのみ使用可能 | 32,784円(買い切り) |
Office Home & Business 2021 | Word、Excel、PowerPointが使用可能 | 38,284円(買い切り) |
Microsoft 365 Business Basic | 企業向けの標準プラン | 月額540円 |
Microsoft 365 Apps | 企業向けのコミュニケーションツールを減らして価格を下げたプラン | 月額900円 |
Microsoft 365 Business Standard | 企業向けのプレミアムアプリ付きプラン | 月額1,360円 |
Microsoft 365 Business Premium | 高度なセキュリティを備えたハイグレート版 | 月額2,180円 |
Microsoft 365 F3 | セキュリティ機能を減らして価格を下げたプラン | 月額870円 |
Microsoft 365 E3 | 大企業向けのプレミアムアプリとセキュリティ | 月額3,480円 |
Microsoft 365 E5 | 大企業向けのアプリ・セキュリティともに最上級のプラン | 月額6,200円 |
【大企業向け】おすすめのグループウェア9選
大企業におすすめのグループウェアは以下の9個です。
それぞれのグループウェアについて詳しく見ていきましょう。
サイボウズ株式会社「Garoon」
出典:https://garoon.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社の「サイボウズOffice」はコミュニケーションを主として、組織体制を強化していきたい大企業におすすめのグループウェアです。
推奨利用ユーザー数は数十名から5000名以上なので、自社で開発するより圧倒的にコストを抑えることができます。
UIはとてもシンプルで使い勝手がよく、だれでも直感的に使いこなせる操作性があります。
Garoonの機能
- スケジュール
- 施設予約
- マルチレポート
- 電話メモ
- ポータル
- 掲示板
- ファイル管理
- ワークフロー
- メッセージ
- スペース
- メール
- 全文検索
- アドレス帳
- タイムカード
- 在籍管理
- ToDoリスト
- メモ
- お気に入り
Garoonの料金
Garoonの料金は契約ユーザー数に応じて異なります。
300名までは1ユーザー845円、1000名までは利用する場合は1ユーザーにつき月額800円かかります。
それ以上のユーザー数になる場合は問い合わせが必要になります。
最低利用人数は10ユーザーからです。
株式会社アイアットOEC「wawa Office」
株式会社アイアットOECの「WaWa Office」は拡張性に定評があり、組織の情報共有・コミュニケーションを効率的にするグループウェアです。
セキュリティも強く、最大5000人が利用できるので、安心して利用することができます。
セキュリティ対策に力が入りつつ、情報共有系のグループウェアを探している企業におすすめです。
WaWaOfficeの機能
- デスクトップ機能
- スケジュール
- 掲示板
- 回覧板
- メール
- ローカルメール
- アドレス帳
- ToDo
- 行先案内
- 会議室
- 施設予約
- フォルダ
- 検索
- 他連携機能
WaWaOfficeの料金
WaWaOfficeの料金は1ユーザー月額2500円が基本料金で、これに選んだオプション料金が加わります。
14日の無料体験があるので、気軽に試すことができます。
和指揮会社ASJ「HotBiz8」
和指揮会社ASJの「HotBiz8」はテレワークをサポートするクラウド型のグループウェアです。
データの暗号化や権限設定の柔軟さによりセキュリティ対策も万全なので、安心して利用することができます。
問い合わせ対応に特化していて、担当者や対応状況を一目で把握することができます。
HotBiz8の機能
- アンケート・問い合わせ
- 共有メール
- タスク管理
- 予定表
- メッセージ
- 伝言
- メール
- 掲示板
- ToDo
- 設備予約
- 文書保管
- 連絡先
- 備品管理
- 顧客管理
- 年末調整
- フリーアドレス
- データベース
- チェックリスト
HotBiz8の料金
HotBiz8の料金は200ユーザーの場合、月額11000円で利用できます。一人当たり55円なのでとても良心的な価格です。
上記の機能のうち年末調整・フリーアドレス・データベース・チェックリストが有料のオプションで、各自3300円で追加できます。
株式会社アイアットOEC「Qast」
株式会社アイアットOECのQastは知識を蓄積することに特化したグループウェアです。
社内版知恵袋や社内Wikiとして利用することができて、社内の疑問解決や情報共有が活性化されます。
属人化していた情報が一発で検索できるようになるため、規模の大きな企業にぴったりのグループウェアと言えるでしょう。
Qastの無料で使える機能
- ドキュメントのテンプレート
- タグ付け
- 検索機能
- ページ共有
- メール連携機能
Qastの料金
Qastは10人以下の場合のみに利用できるフリープランがあります。
利用者がそれ以上の場合、1ユーザーあたり600~720円のスタンダードプランと、1ユーザーあたり900円~1080円のエンタープライズプランがあります。
有料プランでは使用可能な容量が増えるほか、IPアドレス制限や社員IDログインなどの機能が追加されます。
株式会社ドリームアーツ「insuite」
株式会社ドリームアーツのinsuiteは社内でのコミュニケーションを円滑にしてくれるグループウェアです。
insuiteは文字だけではなく、動画でのメッセージを作成することも可能で、トレーニング動画やセミナ―などを配信できます。
スケジュールや伝達機能などのUIは、社員全員が目を通すように工夫されており、情報伝達ツールとしては非常に有用です。
insuiteの無料で使える機能
- 施設予約
- 来客管理
- 共有アドレス帳
- ワークフロー
- 文書管理
- スケジュール
- ディスカッション
- タスクリスト
- RSSリーダー
- ポータル
- リンク集
- 電子リーダー
- ディスカッション
Insuiteの料金
insuiteの料金はユーザー数によって料金が変わります。
300人から999人までなら1ユーザー月額1000円、1999人までは900円、2999人までなら750円です。
利用者が増えれば増えるほど月額料金は安くなるので、規模の大きい企業ほどお得に利用することができます。
株式会社ネオジャパン「desknets NEO」
株式会社ネオジャパンのdesknets NEOは、便利なアプリが25種類も用意されているグループウェアです。
インターフェースが直感的に操作できるように工夫されていて、様々な機能で統一されているため、操作でストレスを感じることは少ないです。
多機能な割には初期費用と運営コストが低価格で、数千人規模で利用ができるので、大企業におすすめできます。
desknets NEOの無料で使える機能
- スケジュール
- 設備予約
- 議事録
- 来訪者管理
- ポータル
- インフォメーション
- 文書管理
- ウェブメール
- 伝言・所在
- ワークフロー
- 会議室
- アンケート
- プロジェクト管理
- ToDo
- タイムカード
- 精算機能
- 備品管理
- キャビネット
- メモパッド
- アドレス帳
desknets NEOの料金
desknet’s NEOの料金プランは、クラウド版、パッケージ版の2種類あります。
クラウド版は、初期費用が0円、月額料金が1ユーザーあたり400円となっています。ユーザー数に上限はなく、システム全体で契約した容量を全員で分割します。
パッケージ版は、スモールライセンスとエンタープライズライセンスがあります。スモールライセンスは5ユーザーで39,800円から、エンタープライズライセンスは100ユーザーで410,000円からとなっています。
Google「google work space」
出典:https://workspace.google.com/
GoogleのGoogle work spaceは、現代の企業が必要とする機能がすべてそろっているサービスです。
すべての動作がリアルタイムで保存されるため、このようなサービスを利用するにあたり、ありがちなストレス要因を限界まで排除したグループウェアです。
最高レベルのセキュリティで、信頼性はとても高いです。情報の管理や管理権限の設定がしやすいことも利点です。
google work spaceの無料で使える機能
- Gmail
- Meet
- Chat
- Calendar
- Drive
- Docs
- Sheets
- Slides
- Forms
- Sites
- Keep
- Apps Script
- Cloud Search
google work spaceの料金
Google work spaceの企業版は4種類の料金プランがあります。以下が詳細な説明です。
Business Starter
Business Starterは1ユーザーにつき月額680円で利用できるプランです。安全なカスタムメールや100人まで参加可能なビデオ会議が特徴です。
Business Standard
Business Standardは1ユーザーにつき月額1,360円で利用できるプランです。ビデオ会議は150人まで参加でき、録画も可能です。さらに1ユーザーにつき2TBまでの保存容量を利用できます。
Business Plus
Business Plusは1ユーザーにつき月額2,040円で利用できるプランです。ビデオ会議は250人まで参加でき、録画や出欠状況の確認も可能です。1ユーザーにつき2TBまでの保存容量を利用でき、特に高度なセキュリティ対策が魅力的です。
Enterprise
Enterpriseは、メールのeDiscovery、データ保持、S/MIME 暗号化がされています。ビデオ会議は250人まで参加可能で録画や出欠状況確認、ノイズキャンセルなども可能になります。また必要に応じて保存容量の変更もできます。直接の問い合わせで料金や詳細を確認できます。
株式会社プロジェクトモード「Note PM」
株式会社プロジェクトモードのNote PMは、簡単にデータ共有ができる社内wiki機能を備えたグループウェアです。
社内マニュアルや業務ノウハウ、見積書や議事録などの資料や知識を蓄積できるのはもちろん、欲しい情報をすぐ検索できるので、とても便利に利用できます。
ビジネステンプレートが豊富に用意されているので、初めて社内wikiを利用する人にとっても安心です。
Note PMの機能
- ファイル共有
- ドキュメント
- 検索
- 他システムとの連携
- マニュアル作成
- 画像編集
- バージョン管理
- ポータル作成
- 掲示板・回覧板
- ファイル管理機能
Note PMの料金
Note PMの料金は編集ができる人数と容量によって異なります。
基本的に1ユーザーあたり月額600円で編集者になることができ、1001人以上の場合は問い合わせが必要です。
閲覧のみをするユーザーは編集者の三倍の数まで無料で利用することができます。
例えば、850人で利用する場合はプラン900に加入します。この場合、月額が540000円で900人までが編者者になることができ、閲覧者は2700人まで無料利用ができます。
株式会社ワークスアプリケーションズ 「ArielAirOne Portal」
出典:https://www.worksap.co.jp/services/groupware/
株式会社ワークスアプリケーションズのArielAirOne Portalは、柔軟なアクセス権限設定が特徴的な総合的グループウェアです。
規模の大きな導入が多く、企業規模1000名以上の導入比率が90%を誇っています。情報の一元管理が目的に含まれる企業に特におすすめです。
UIも直感的に理解できるシンプルなものなので、機能説明が難しいテレワークを最大限サポートできます。
ArielAirOne Portalの機能
- ポータル
- 統合全文検索
- ToDo
- スケジュール・タスク管理
- 電子会議室
- 伝言
- サービス連携
- モバイル対応
- ポータル作成
- 掲示板・回覧板
- 施設予約
- ファイル管理機能
- ワークフロー
- アドレス帳・ユーザー名簿
- アクセス権限設定
- 社外アクセス管理
- ログ管理
- 決済・承認処理
- 申請書・決裁書
- 集計
- ノーコード開発 など
ArielAirOne Portalの料金
未公開
資料請求後に要問い合わせ
【コスパ重視の方向け】おすすめのグループウェア10選
コスパ重視の方におすすめのグループウェアは以下の10個です。
それぞれのグループウェアについて詳しく見ていきましょう。
TOWN株式会社「aipo」
TOWN株式会社の「aipo」は使いたい機能のみを選んで利用できる無駄のないグループウェアです。
機能ごとに料金が設定してあり、月額費用や初期費用がかかりません。機能の組み合わせによっては、驚くほど安く導入できるため、なるべく費用を抑えたい企業におすすめです。
ユーザーインターフェースも非常にシンプルでわかりやすく、基本的な機能はカバーしています。
aipoの機能
- カレンダー
- 掲示板
- タイムカード
- チャット
- ワークフロー
- ポータル
- To Do
- フォルダ
- プロジェクト
- 報告書
- タイムライン
- Wiki
aipoの料金
機能 | 月額(1ユーザー) |
---|---|
カレンダー | 200円 |
掲示板 | 100円 |
タイムカード | 100円 |
チャット | 100円 |
ワークフロー | 100円 |
ポータル | 100円 |
To Do | 100円 |
フォルダ | 100円 |
プロジェクト | 100円 |
報告書 | 100円 |
タイムライン | 100円 |
Wiki | 100円 |
日本トータルシステム株式会社「GroupSession」
日本トータルシステム株式会社の「GroupSession」は無料なのに、豊富な機能が搭載されているグループウェアです。
詳細は下で解説しますが、グループウェアとして基本的な機能は搭載されています。
しかも、無料でありながらユーザー数の制限がなく、幅広い企業で使いやすい点もメリットと言えます。
GroupSessionの無料で使える機能
- スケジュール
- ショートメール
- 施設予約
- WEBメール
- ファイル管理
- チャット
- 在籍管理
- 回覧板
- アンケート
- 掲示板
- タイムライン
- プロジェクト
- アドレス帳
- ユーザー情報
- タイムカード
- 日報
- 安否確認
- ブックマーク
- RSSリーダー
- IP管理
GroupSessionの料金
GroupSessionの料金は基本的に無料で使えます。
ただ、オプションを追加したい場合のみ有償になります。
株式会社ガイアックス「iQube」
株式会社ガイアックスの「iQube」は無料でありながらセキュリティ対策が充実している点が魅力的なグループウェアです。
無料プランではストレージ容量や人数などの制限はあるものの、機能はとにかく豊富です。
小規模な企業の場合に特におすすめできるグループウェアになっています。
iQubeの機能
- スケジュール
- 社内Wiki
- To doリスト
- レポート
- 電話メモ
- ホーム
- メンバー
- ニュース
- 検索
- メッセージ
- ファイル
- ワークフロー
- 掲示板
- アンケート
- タイムカード
iQubeの料金
iQubeには無料プランがあり全ての機能が利用できますが、ストレージが全体で30MBまで、人数制限が10IDまでという制限があります。
上記の機能のうち、ファイル・ワークフロー・掲示板・アンケート・タイムカードはプレミアムプランで利用できます。
ナレッジスイート株式会社「GRIDY」
出典:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/free/
ナレッジスイート株式会社の「GRIDY」はユーザー数無制限で多彩な機能を使える無料のグループウェアです。
無料プランには制限はあるものの、比較的ゆるい制限で、小規模な企業であれば十分な場合もあるくらいです。
なお、有料版は名前が異なり、「Knowledge Suite」という名前になっています。
GRIDYの無料で使える機能
- スケジュール
- 設備予約
- プロジェクト管理
- トピック
- メール
- アドレス帳
- メモ
- タイムカード
- To Do
- ファイル
- レポート提出
- 議事録
- ワークフロー
- アラーム
- 備品管理
GRIDYの料金
GRIDYの料金は無料に設定されています。
有料プランに切り替える場合には「Knowledge Suite」を利用することになります。
Knowledge SuiteではSFA/CRM等のグループウェア以外の機能やスマホ利用ができるようになります。
イーブロードコミュニケーションズ株式会社「e-Broad office」
イーブロードコミュニケーションズ株式会社の「e-Broad office」は簡単に登録できる点が魅力的な無料のグループウェアです。
具体的には、会社ID、ユーザーID、パスワードを設定するだけで導入が可能です。
機能も基本的なものが揃ってます。
e-Broad officeの無料で使える機能
- スケジュール
- 伝言メモ
- タイムカード
- ToDoリスト
- 掲示板
- アドレス帳
- ユーザー名簿
- 在籍確認
- ユーザー情報編集
- ファイル便
e-Broad officeの料金
e-Broad officeは全機能無料で利用することができます。
ゾーホージャパン会社「Zoho Connect」
出典:https://www.zoho.com/jp/connect/
ゾーホージャパン会社の「Zoho Connect」は多彩な機能が搭載されている海外製のグループウェアです。
無料プランには制約がありますが、ストレージ10GBまで、ユーザー数25人まで、など無料プランでも十分に利用可能です。
Zoho Connectでは既存の機能を利用できる上、ノーコードで独自のアプリを作れる柔軟さも魅力のひとつになっています。
Zoho Connectの機能
- 投稿&フィード
- グループ
- チャンネル
- フォーラム
- タウンホール
- カスタムアプリ
- アンケート
- ファイル
- マニュアル
- タスク&ボード
- イベント
- 通知
- 連携
- ビデオ会議
Zoho Connectの料金
Zoho Connectには無料プランが用意されています。
4種類の有料プランも非常に安く、100ユーザーまでなら月額換算で1人あたり100円、500ユーザーまでなら1人あたり80円で利用できます。
ユーザーインターフェースもとても見やすいため、コスパに優れていると言えるでしょう。
メインソリューション株式会社「enclo」
出典:https://www.enclo.biz/enclo/
メインソリューション株式会社の「enclo」はシンプルな機能が魅力的な無料のグループウェアです。
UIがとても使いやすいため、ラインの上位互換として社内で利用できる、コミュニケーションに突出したグループウェアです。
その上、無料のシステムでありながらメールでのサポートもあるため、グループウェア導入に不安を感じている企業の場合にも安心して利用できます。
encloの機能
- ファイルデータ
- メッセージチャット
- メモ
encloの料金
encloは1グループ5人、300MBまでなら無料で利用できます。
有料プランには少人数向けのマイプラン(月額385円)、大人数向けのビジネス(月額2200円~)が用意されています。
株式会社Stock「Stock」
出典:https://www.stock-app.info/
株式会社Stockの「Stock」はチャット機能、情報ストック、タスク管理に特化したグループウェアです。
UIはとても分かりやすく、初めてグループウェアを導入する企業からも評価が高いです。
SlackやEvernoteとの連携が可能なため、この二つのどちらかでも利用している企業には特におすすめです。
Stockの機能
- ノート
- タスク管理
- メッセージ
Stockの料金
基本的な機能は無料で利用できます。
有料プランとして「ビジネスプラン」と「エンタープライズプラン」が用意されています。
有料プランでは「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などの機能が利用できるようになります。
株式会社NIコンサルティング「NI Collabo 360」
株式会社NIコンサルティングの「NI Collabo 360」は、働き方改革や経営改善に必要な機能をそろえている低コストグループウェアです。
経営を可視化する機能が多く標準搭載されており、導入後すぐに業務改善を望めます。
無料プランはないものの、月額1ユーザー360円で全機能が利用できるため、コスパは抜群です。
NI Collabo 360の機能
- タイムライン
- ワークフロー
- スケジュール
- 日程調整
- 回覧板
- 文書共有管理
- 社員名簿
- 会議室
- ToDoリスト
- 交通費精算
- 設備備品予約
- 予定管理
- 共有メモ
- メール
- FAX
- テスト・アンケート
- 経費精算
- 支払い管理
- タイムカード
- アドレス帳
- 各種スマホアプリ
NI Collabo 360の料金
NI Collabo 360は1ユーザー月額360円の費用がかかります。
最低利用人数は5ユーザーからです。
ワークスモバイルジャパン株式会社の「LINE WORKS」
出典:https://line.worksmobile.com/jp/
ワークスモバイルジャパン株式会社の「LINE WORKS」はLINEのチャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、仕事で活用できる充実した機能を揃えた「ビジネス版LINE」です。
UIはラインと変わらないので、社内教育なしで導入できます。
セキュリティの高さや利便性から、大企業でコミュニケーションツールとして採用されることが多いグループウェアです。
LINE WORKSの無料で使える機能
- トーク
- 掲示板
- カレンダー
- タスク
- アンケート
- アドレス帳
- メール
- ドライブ
- 管理
- Bot
LINE WORKSの料金
LINE WORKSはメール・ドライブ機能を除いたすべての機能を100人まで無料で利用できます。
有料プランは1ユーザー月額450円のスタンダードプランと1ユーザー月額800円のアドバンストプランがあり、容量と利用できる機能が変わります。
おすすめグループウェアの導入メリット2つ
ここからはグループウェア導入のメリットを実例と一緒に紹介していきます。
- 業務の効率化ができる
- 不要なコストを削減できる
業務の効率化ができる
グループウェアの導入により、大幅に業務が効率化された例がたくさんあります。
施設予約などの申請ツールを導入したことにより、誰でも簡単に申請が行えるようになり、事務作業やミスが減った。
履歴や作成した資料を保存できて、必要な時に検索して表示できるようになったことで、突発的な商談や質問対応の質が向上した。
リモートワークを実施したが、情報共有の非効率さやコミュニケーション不足などの問題で対面にせざるを得ない状況から、グループウェア導入によって円滑なリモートワークが実現した。
社員の業務が可視化され、部下のフォローや教育が行き届くようになり、導入後明らかに離職率が低下した。
不要なコストを削減できる
グループウェア導入は初期費用がかかりますが、長期的に見るとコストを削減できることが多いようです。
社員のスケジュール管理や押印のための事務業務が減り、不要な人件費を削減できた。
ペーパーレスにより、書類作成時間だけでなく、年間1億円もの費用を節約できた。
外注していたシステムをグループウェアで代替できるようになり、費用削減はもちろん業務の質も向上した。
おすすめしたグループウェアの導入事例3つ
ここからはおすすめしたグループウェアを導入した企業について紹介していきます。
- 株式会社赤福 kintone
- 阪急阪神ホールディングスグループ Garoon
- レグセントジョイラー株式会社 Aipo
おすすめしたグループウェアの導入事例①|株式会社赤福 kintone
kintoneを導入することで予約数は自動で集計されるようになり、予約データも検索できるようになりました。
kintone導入による業務時間削減効果は200時間を超え、その時間をお店の運営やお客様応対に使えるようになったとのことです。
kintoneは自社にあったアプリを作成できるため、課題解決のために導入する企業にとっては痒いところに手が届くグループウェアでしょう。
導入実績も確かなため、安心して利用することができます。
おすすめしたグループウェアの導入事例②|阪急阪神ホールディングスグループ Garoon
グループ会社間のコミュニケーションが必要になる中で、各社がぞれぞれ別のグループウェアを利用していたため、相手の予定すら分からず予定調整にも時間がかかっていました。
そこで、前々から利用されており最も高感度が高かったGaroonに統一することが決まりました。その結果、予定調整の工数が大幅に削減され、電子ワークフローをグループ全社に共有できるようになりました。
12000人の社員が利用し、利用者同士でユーザー教育が実施されるなど、業務効率化だけでなく、コミュニケーション効率化にも繋がったのです。
おすすめしたグループウェアの導入事例③|レグセントジョイラー株式会社 Aipo
ケーブルテレビ関連商材の委託販売、人材派遣、電子マネー決済端末の推進販売、飲食店の運営を行っているレグセントジョイラー株式会社様の導入事例です。
業務効率化のためにAipoを導入されましたところ、コミュニケーションの活性化に加えて、Aipoの様々な機能をそれぞれ業務に割り当てることにより大幅な業務効率化に成功しました。
無料のお試しを利用したところ、システムエラーもなく、特別な知識がなくてもすぐに馴染めたそうです。
加えて、タイムラインや掲示板、フォルダを使い分ける事でどこに何があるのか一目で分かり、SNSのようにタイムリーに情報共有が出来ることが決め手となり導入を決意したそうです。
グループウェアの種類
ここからはグループウェアの種類について紹介していきます。
グループウェアは、それぞれの導入形態や機能に違いがあります。
- 導入形態別の種類
- 機能別の種類
導入形態別の種類
グループウェアはオンプレミス型とクラウド型の二種類の導入形態があります。
これにより、費用や内容が変わってきます。
オンプレミス型
オンプレミス型は、ソフトウェアを自社のサーバーにインストールして利用する形態です。
厳重なセキュリティーやカスタマイズ性が高いことがメリットに挙げられますが、クラウド型よりもコストが高くメンテナンスやシステムアップデートに人員が必要です。
そのため、規模の大きな企業や、セキュリティーを重視する企業におすすめです。
クラウド型
一方クラウド型は、サービス提供会社のサーバを活用するため、カスタマイズ性やセキュリティ面はオンプレミス型に劣りますが、当日から使用できたり初期費用が無料なことが多いため気軽に利用することができます。
こちらは、規模の小さい企業や、セキュリティーより費用を重視したい企業におすすめです。
機能別の種類
グループウェアの機能
よくあるグループウェアの機能としては以下のようなものがあります。
- スケジュール管理
スケジュールをWeb上で管理し、チームメンバーの動きを正確に把握できます - 設備・会議室の予約
オンライン上で予約状況を確認でき、重複する場合には警告を表示できます - プロジェクト管理
プロジェクトとそこで発生するタスクの状況を確認し、進捗率まで把握できます - ドキュメント共有
社内で役立つ知識をドキュメント形式で共有でき、クラウド上で管理できます - タスク管理
タスクを一覧表示し、進捗率や進捗も把握できます - 勤怠管理
ICカード、ボタン押下などで出退勤を記録し、残業時間も自動集計できます - ワークフロー
社内の稟議申請、差し戻しなどをオンライン上でペーパーレスで行えます - 日程調整
メールで都合よい日程を選ぶだけで簡単に日程を調整し、カレンダーに記載できる - チャット機能
個別チャット、グループチャットを作成し、メッセージが来たら通知を送ってくれます - オンライン会議機能
Zoomのようなオンライン会議をできます - 社内SNS機能
社内専用のSNSでお知らせを掲載し、投稿内容に反応することもできます
おすすめのグループウェアの費用・相場
ここからはグループウェアの導入形態別の費用・相場について紹介していきます。
グループウェアの相場は導入形態によって大きく差が開きます。
- クラウド型
- オンプレミス型
クラウド型
クラウド型の相場は100ユーザーあたり3万から12万くらいになります。
これに加えて、導入費用が0円から2万5000円くらいかかります。
オンプレミス型
オンプレミス型では、100ユーザーあたりだいたい40万から120万の場合が多いです。
初期費用は会社の規模やサーバーなどの環境によって大きく左右されるため、サービス提供会社に一度見積もりを頼んでみるのも良いでしょう。
安い(無料)グループウェアの注意点
ここからは安いグループウェアを使用する際の注意点について紹介していきます。
- 制限がある
- セキュリティが弱い
- サポート体制に不安がある
制限がある
安い・無料のグループウェアだと機能や容量、利用人数に制限がある場合が多いです。
スマホでの利用ができなかったり、基本機能のみしか搭載されていないということもあるため、自社の目的は達成できるのかどうかを慎重に吟味する必要があります。
セキュリティが弱い
無料のグループウェアの中にはセキュリティーに不安が残るものがあります。
最近はセキュリティー対策にも力を入れている無料グループウェアがほとんどですが、念の為、他機関から認可を受けているかどうか調べてから導入しましょう。
サポート体制に不安がある
メールや電話問い合わせに対応していない、もしくは対応が弱いサービスがあります。
せっかく導入したのに不具合で使用を停止したままになってしまっては、もったいありません。
有事の際に自力で解決する必要があるため、なるべくサポートがしっかりしているサービスを選びましょう。
おすすめのグループウェアの選び方
グループウェアを導入する際には、自社の要求に沿ったものを選ぶと良いです。
グループウェアの選ぶ際に注目すべき点について紹介していきます。
- コストパフォーマンス
- セキュリティやサポート体制
- ユーザーインターフェイス
コストパフォーマンス
グループウェアを導入するにあたって、費用対効果いわゆるコスパを気にする企業は多いでしょう。
不要な機能に無駄なコストを払うことがないよう、しっかりと利用目的を明確にしてから選びましょう。
その際に、利用人数・予算・機能や管理者の人的コストを先に確認してから探すことをおすすめします。
セキュリティやサポート体制
セキュリティやサポート体制は見落としがちですが、とても大切な判断基準です。
緊急時に対応できる人物が社内にいるかどうか、仮にツールが使用ができない際の代替手段はあるかどうかを確かにした上で、満足がいくツールを選びましょう。
ユーザーインターフェース
グループウェアは導入したらほとんど毎日使うことになるので、ユーザーインターフェースは一番といっても過言ではないほど重要です。
デザインやボタンの押しやすさはもちろん、初めて使う人にとって直感的に理解しやすいかどうかも考慮しましょう。
わかりやすいインターフェースは、問題が起きた際に対処が楽になりますし、なにより社員の利用が増加します。
おすすめのグループウェアのまとめ
この記事ではおすすめのグループウェアに始まり、グループウェア導入に必要な知識を包括的に紹介してきました。
グループウェアは業務の大幅な効率化やコミュニケーションの円滑化を図れるとても有力なツールです。
自社に適したグループウェアを導入して、社内にイノベーションを起こしましょう。