この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。
上記の様な要望に応えられるのが、「CRM(カスタマー・リレーションシップマネジメント)」と言う業務効率化ツールです。
顧客情報の管理や今後の戦略策定のために、CRMツールの導入を検討している経営者も多いことでしょう。
この記事では、「CRMの特徴とおすすめCRM商品、CRMツールを導入するメリット・デメリット、CRMツールを選ぶポイント等」についてお伝えしていきます。
製品名 | 提供形態 | 参考価格 | 無料トライアルの有無 |
---|---|---|---|
|
クラウド | × | △ |
|
クラウド | 月27,500円~ | ○ |
|
クラウド/ SaaS | 月100,000円~ | ○ |
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オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP | 月11,000 円~ | ×(デモあり) |
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クラウド / SaaS | 月50,000円~/1企業 | ○ |
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クラウド / SaaS / サービス | × | ○ |
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クラウド / SaaS | 月1,800円~/ユーザー | ○ |
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クラウド / SaaS | 月18,000円/1ユーザー | ○ |
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クラウド | 月1,500円~/1ユーザー | ○ |
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クラウド / SaaS | 月3,000円~/1ユーザー | ○ |
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クラウド / SaaS / ASP | 月18,000円~/ID ※最低ID契約数10 |
× |
クラウド | 98,000円~ | × | |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
× | × |
- CRMとは営業支援システムの1つである。
- CRMはMAやSFAと共に利用する事で最大限の効果が得られる。
- CRMの導入方法は主に5つある。
- CRMを導入することで業務効率の向上が見込める。
- CRMツールはインターネット環境を使用することから通信障害には弱い。
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目次
CRMツールとは
顧客の新規開拓や、既存の顧客との信頼醸成は更に重要となります。
こちらでは、CRMツールの特徴、MAやSFAとの違いについて解説します。
CRMツールとは
CRM(Customer Relationship Management)ツールとは、製品・サービスを提供する企業が、顧客との間に親密な信頼関係を醸成、顧客→リピーターに、リピーター→ファンになるような活動を実施、顧客・企業の相互利益を向上させるためのサービスです。
CRMツールが重要視されるようになった背景は、顧客の価値観が多様化があげられます。
多様化した顧客ニーズを把握するため、柔軟なサービスの提供が求められるのです。
そこでCRMツールを活用して、顧客に関する情報を履歴データとして蓄積・分析・活用する事で、最適なコミュニケーションの実現と利益の最大化が期待できるのです。
つまりCRMツールは、顧客から製品・サービスを購入~購入以降、更なる収益へつなげるために有効なシステムと言えます。
MAツールとの違いと関係性
MA(Marketing Automation)とは、マーケティング業務を自動化し業務効率化、生産性向上を図る手法です。
マーケティング業務を自動化できるツールが、MAツールと呼ばれています。
見込み顧客へ自社製品への興味を持ってもらうことが目的となります。
リードのセグメント分けの他、メールによるナーチャリング、最適なタイミングでのマーケティングアプローチが利用できます。
CRMは顧客情報を貯めておくデータベースですが、MAは顧客情報を活かしたマーケティングアプローチのできる点が特徴となります。
SFAとの違いと関係性
SFA(Sales Force Automation)とは、見込み度が高い顧客を予測して、適切なアプローチ行うことが出来て、より確かな売上目標の達成へつなげることができる営業支援システムです。
見込み顧客を顧客に変え、自社製品を買ってもらうことが目的となります。
SFAツールは、自社の各営業担当者の行動を管理・効率化、顧客に紐づく全ての情報を管理・活用し見込み客の引き上げ・既存顧客へのクロスセルを促す作業へ役立ちます。
CRMは顧客情報の蓄積が主な機能で、その機能を活かし顧客の行動予測、適切なアプローを提案するシステムがSFAと言えます。
CRMは、顧客情報の蓄積・分析・活用するツールであり、顧客との関係を深めるためのツールであると言える。
MAやSFAは、顧客に対してのアプローチに役立つシステムであり、CRMの情報を基にMAやSFAを活用すると言うイメージとなる。
CRMの主要機能
こちらでは、CRMのマーケティング支援ツールとして位置づけ、CRMツールの主要機能を解説します。
マーケティング支援ツールの一つ
CRMツールを利用する目的は次の通りです。
前述したMA・SFAツールの目的も合わせてみてみましょう。
- 第一段階:見込み顧客へ製品・サービスに興味を持ってもらう(MAツール)
- 第二段階:製品・サービスを買ってもらう(SFAツール)
- 第三段階:顧客との関係を維持(CRMツール)
CRMツールの基本機能
主に次のような機能が備わっています。
- 顧客情報管理
- 営業支援
- マーケティング支援
- カスタマーサポート
顧客を逃さないためのシステムが用意され、顧客の名前・性別といった基本情報はもちろん、これまでの取引内容・商品の購入履歴を一括で管理します。
この蓄積したデータは社内全体で共有できるのが一般的です。
当然ながら、MAツール・SFAツールとまったく独立してCRMツールが利用されるわけではなく、互いの連携・相互補完するシステムとなっている場合が多いです。
CRMツールは、マーケティング支援ツールの一つであり、MAやSFAと連携して使用されるツールである。
営業ステップで言うと、自社の顧客となった先方との関係を深めるための段階で活用されるシステムである。
CRMツールを選ぶポイント
こちらでは、CRMツールを選定する3つポイントについて解説します。
目的に合った機能・価格か否か
導入を検討する各企業によって、その目的は一律ではないはずです。
顧客との関係を維持するためだけに導入したい会社、日々の商談記録をシェアし営業支援が目的の会社など様々です。
そのため、CRMツールだけを導入するか、それともSFAと一体化したタイプのCRMツールを選ぶのか、自社のニーズを踏まえてよく検討しましょう。
そして、求める機能に見合った価格であることもチェック・ポイントです。
自社の求める機能が充実していたとしても、許容範囲を超える価格ならば、今一度導入を再検討した方が無難です。
導入目的をしっかりと把握する事で、導入する最適なシステムを選ぶことが出来る。
また、コストパフォーマンスもしっかりと見極める必要がある。
誰でも簡単に操作可能か
前述したようにCRMツールの操作は、従業員でそれぞれ差が出てくるはずです。
導入前に提供している業者から研修を受けられるのは良いのですが、そのような時間を設けられない企業も多いことでしょう。
その様な場合は、機能やコストの面と同じ位「操作が簡単か?」も確認しておくべきです。
例えばアプリのボタンを押したら、自動で顧客の履歴確認や分析等ができるツールの場合、どんな営業担当者でも操作にすぐ慣れるはずです。
パソコンやスマートフォンの操作が苦手な従業員でも簡単に使える様に、使い方が簡単なシステムを選ぶのも重要と言える。
セキュリティ対策の充実度
膨大な顧客の履歴を蓄積していくツールのため、コンピューターウィルスにシステムを破壊されたら一大事です。
また、顧客の個人情報が大量に漏洩するおそれもあります。
インターネット犯罪に流出した個人情報が利用されたら、目も当てられない事態となります。
そんなことのないよう、導入前に通信やデータの暗号化やアクセス制限等のセキュリティ機能を搭載しているか確認しましょう。
また、セキュリティに関して不明点・疑問点があれば、ツールの提供業者へ忘れずに問い合わせておくべきです。
インターネット環境を利用することから、サイバーセキュリティがしっかりとしているのかを確認する事も重要なポイントとなる。
おすすめのCRMツール13選を徹底比較
こちらでは、おすすめのCRMツール12点の紹介と各CRM商品の内容について解説します。
製品名 | 提供形態 | 参考価格 | 無料トライアルの有無 |
---|---|---|---|
|
クラウド | × | △ |
|
クラウド | 月27,500円~ | ○ |
|
クラウド/ SaaS F11 | 月100,000円~ | △ |
![]() |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP | 月11,000 円~ | ×(デモあり) |
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クラウド / SaaS | 月50,000円~/1企業 | ○ |
![]() |
クラウド / SaaS / サービス | × | ○ |
![]() |
クラウド / SaaS | 月1,800円~/ユーザー | ○ |
![]() |
クラウド / SaaS | 月18,000円/1ユーザー | ○ |
![]() |
クラウド | 月1,500円~/1ユーザー | ○ |
![]() |
クラウド / SaaS | 月3,000円~/1ユーザー | ○ |
![]() |
クラウド / SaaS / ASP | 月18,000円~/ID ※最低ID契約数10 |
× |
クラウド | 98,000円~ | × | |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
× | × |
CLOUDSIGN Sales Automation
出典:https://www.cloudsign.jp/related/sa/
CLOUDSIGN Sales Automationとは、弁護士ドットコム株式会社が提供しているサービスです。
高度な問い合わせフォームの作成や、情報の一元管理ができる機能を備えています。
→CLOUDSIGN Sales Automationの資料を見る
CRM基本機能
営業を自動化できる機能が備わっています。
- 問い合わせフォームの作成:自由に高度な問い合わせフォームの作成が可能
- ワークフロー:営業業務を可視化、横と縦の連携をスムーズにする
- 提示版:進行中の案件情報を提示版で表示・確認
- カレンダー:案件の進捗や納期日などをカレンダー上に表示
- メール配信:見込み顧客に自動でメールを配信
提供形態
クラウド型なので、自社でサーバーを用意する必要はありません。
- クラウド
価格(税抜)
詳しい価格情報は、CLOUDSIGN公式ホームページよりお問い合わせください。
Mazrica Sales
出典:https://product-senses.mazrica.com/
Mazrica Salesとは、株式会社mazricaが提供するクラウド型の営業支援ツールです。
現場ファーストなCRMツールで、AI分析なども行える高機能なツールとなっています。
CRM基本機能
現場でもスムーズに使用できる機能が揃っています。
- 分析:AIによる案件のリスク分析
- 管理画面:営業とリモートワークをつなげる案件ボード
- データ管理:企業のデータベースを一元管理
- コミュニケーション:メール一斉送信などのコミュニケーションを円滑にさせる機能
- グラフ化:売上実績を数値化しグラフで表示
- マルチデバイス:モバイルアプリによる現場での簡単使用
提供形態
自社のニーズに合った導入方法が選べます。
- クラウド
Mazrica Salesの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
スターター | 27,500円~ |
グロース | 110,000円~ |
エンタープライズ | 330,000円~ |
SHANONMARKETINGPLATFORM
出典:https://www.shanon.co.jp/
SHANONMARKETINGPLATFORMとは、株式会社シャノンが提供するクラウド型の営業支援ツールです。
顧客の行動管理・名刺管理が得意で、顧客理解に基づいた営業アプローチが可能なツールとなっています。
→SHANONMARKETINGPLATFORMの資料を見る
CRM基本機能
現場でもスムーズに使用できる機能が揃っています。
- 商談管理:顧客案件の進捗状況を一元管理
- 見込み客管理:顧客理解に基づいたアプローチが可能
- シナリオ機能:ビジネスの状況をリアルタイムで可視化
- メール配信:メール一斉送信や開封率・クリック率の情報の把握機能
- 動画管理機能:Webサイト上の動画閲覧履歴を管理
提供形態
自社のニーズに合った導入方法が選べます。
- クラウド
SHANONMARKETINGPLATFORMの価格(税抜)
初期費用は要問い合わせで、月額100,000〜円で使用できます。
eセールスマネージャーRemix Cloud
出典:https://www.e-sales.jp/
ソフトブレーン株式会社が提供するCRMツールです。
日本の営業シーンに合った仕組みで、使いやすさとマネジメントのしやすさに定評があります。
CRM基本機能
営業担当者の工数を最小限にするよう設計されている機能が便利です。
- 顧客情報管理:現在行われtている活動、進捗状況の確認
- 名刺・人脈管理:名刺OCR・デジタル化、会えていない顧客も見える化
- 情報共有:タイムライン(社内SNS・チャットツール)
- マーケティング:各営業担当者の行動量を顧客ランク別にグラフ化し、現状把握が可能
- BI:さまざまなデータを組み合わせ分析
- スマホアプリ:スマホアプリ「eセールスマネージャーRemix Mobile」を利用可
- 基幹システム・データ連携:基幹システムやExcelと連携
提供形態
自社のニーズに合った導入方法が選べます。
- オンプレミス
- クラウド
- パッケージソフト
- SaaS
- ASP
eセールスマネージャーの価格(税抜)
基本料金(年間契約)は次の通りです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
スタンダード | 11,000円~ |
ナレッジシェア | 6,000円~ |
スケジュールシェア | 3,000円~ |
Knowledge Suite
出典:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/
ナレッジスイート株式会社が提供するCRMツールです。
初心者向けとして、あまり支援ツールの操作に不慣れな人もすぐ対応できます。
テレワーク業務に使いやすいと評価されています。
CRM基本機能
いろいろなツールや連携機能を備えています。
- 名刺管理:商談へ不可欠な名刺をスムーズにデジタル化
- テレワーク:顧客データベースへのアクセス、書類の提出可
- オールインワン:グループウェア、SFA、CRM、ビジネスアプリケーションを機能連動
- ユーザー数無制限:低コスト運用可
- マルチデバイス:PC、スマートフォン、タブレットでを利用可
提供形態
導入方法は2種類が選べます。
- クラウド
- SaaS
Knowledge Suiteの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
グループウェア | 6,000円~ |
SFAスタンダード | 50,000円~ |
SFAプロフェッショナル | 80,000円~ |
Sansan
出典:https://jp.sansan.com/
Sansan株式会社が提供するCRMツールです。
名刺をスキャンするだけで正確な顧客データベースを構築できる点が魅力です。
CRM基本機能
顧客や企業の詳細情報も把握可能な機能が揃っています。
- 人事異動・叙勲受章情報:人事異動情報の通知、企業の最新ニュース通知、社内の共通人脈通知
- 会社情報・組織ツリー:会社の基本情報や財務諸表、組織ツリーで未接触情報の可視化が可能
- タグ付け:グルーピング、営業リスト・一括メール配信リストに活用
- メール配信機能:One to Oneメール配信、HTML形式でメール配信可能
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
- SaaS
Sansanの価格(税抜)
「Lite」「Standard」「DX」が選べます。
ただし、見積依頼書にて料金が提示されます。
Freshsales Suite
出典:https://www.orangeone.jp/freshworks/sales/
OrangeOne株式会社が提供するCRMツールです。
在宅環境でも簡単に導入・メンテナンス可能です。
中小事業者に最適ですが、大企業でも導入実績多数となっています。
FREEプランはなんと無料です。
CRM基本機能
CRMへMAツールとIPコーラー/IP電話・チャット機能も内蔵されています。
- セールス・マーケティングプロセス全体をカバー:1つの画面で顧客のソーシャルプロフィール・接点を確認、メールでのやりとり、電話での会話、タスク、打ち合わせ、重要なファイル等を確認し、顧客へ営業する参考にできます。
- セールスパイプラインが視覚化:進行中の取引の進捗状況が管理でき、セールスパイプラインが一目でわかるよう視覚化されています。取引ダッシュボードからフィルターや並べ替え機能を利用、その場で電話・メールで営業が可能です。
- 高い見込み客の抽出:ウェブサイトやアプリ内のトラッキングで、見込み客が製品等にどのような接触をもっているか把握し、より購買意欲の高い見込み客の抽出が可能です。
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
- SaaS
Freshsales Suiteの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。(年間契約)
プラン | 月額料金 |
---|---|
FREE | 0円 |
GROWTH | 1,700円 |
PRO | 4,300円 |
ENTERPRISE | 7,600円 |
Sales Cloud
出典:https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するCRMツールです。
顧客の経営状況が一目でわかり、各営業担当者の活動状況や売上予測、競合他社の動向等、重要な顧客情報を瞬時に確認できる点は魅力です。
CRM基本機能
顧客との関係強化と商談の成立に役立つ機能が揃っています。(年間契約)
- 連絡先の管理:取引先の徹底管理で、顧客に合わせた営業体験を提供
- 商談管理:顧客の活動タイムラインで商談を追跡
- 売上予測:収益増加のポイントを正確に把握
- プロセス自動化:アクティビティの追跡、メールアラート、ワークフロー等の自動化
- モバイルCRM:1つのアプリでCRMデータへのアクセスや、データの管理・更新が可能
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
- SaaS
Sales Cloudの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。
いずれも一定期間の無料トライアルが可能です。(年間契約)
プラン | 月額料金 |
---|---|
Essentials | 3,000円~ |
Professional | 9,000円~ |
Enterprice | 18,000円~ |
Unlimited | 36,000円~ |
kintone
出典:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社が提供するCRMツールです。
CRMシステムを低コストで利用可能で、自社の業務内容にあった形でCRMシステムを自由に作成できます。
CRM基本機能
あらゆる業種にあわせたアプリ機能のカスタマイズが可能です。
一例をあげます。
- 日報:業務内容、報告事項、所感等を記載できるアプリ
- 案件管理:受注の確度や金額、活動の履歴を記録できるアプリ
- 問い合わせ管理:お客のお問い合わせ内容・対応履歴を記録できるアプリ
- タスク管理:進捗状況等を登録し、メンバーで共有できるアプリ
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
kintoneの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。(年間契約)
なお、スタンダードコースでは無料お試しが用意されています。
最小限の機能で良いなら、ライトコースがおすすめです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
スタンダードコース | 1,500円~ |
ライトコース | 780円~ |
Salesforce Essentials
出典:https://www.salesforce.com/jp/solutions/essentials/
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するCRMツールです。
簡単な設定でかつ、AIを活用して、より効率的でスピーディな営業活動が実現できます。
CRM基本機能
小規模企業やスタートアップ向け企業に役立つ機能が充実しています。
- 日常業務自動化:スケジュール確認、新規顧客のオフィスへの経路検索、電話会議への参加もワンタッチ
- 営業活動管理:通話記録、商談作成・更新等の営業業務をスムーズに処理
- ダッシュボード:的確な決断の参考となる分析情報を簡単入手
- 検索機能:全てのファイルをモバイルデバイスからすぐに検索可
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
- SaaS
Salesforce Essentialsの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。(年間契約)
いずれも一定期間の無料トライアルが用意されています。
プラン | 月額料金 |
---|---|
Essentials | 3,000円~ |
Professional | 9,000円~ |
Ebterprice | 18,000円~ |
Unlimited | 36,000円~ |
GEOCRM.com
出典:https://ksj.co.jp/geocrm/
ナレッジスイート株式会社が提供するCRMツールです。
スマートフォンを利用した機能が充実し、フォローすべき見込み顧客を地図上で把握、位置情報付き顧客カルテが簡単に記録・共有できるのは魅力です。
CRM基本機能
顧客の状態、訪問経過日数、契約満了月に応じて訪問すべき見込み顧客が、地図上に色別表示される機能等が用意されています。
- ターゲットスライダー:GEOCRMに蓄積された情報は、ターゲットスライダー機能を利用して可視化することができます。蓄積情報をセグメントし、顧客の詳細を確認が可能です。
- ストラテジックプランニング:ヒアリング情報をもとに、効率的なエリアマーケティング、競合製品に対抗した機能改善を実施できます。
- アラートビューイング:御贔屓の取引企業へのフォローアップにも役立つ機能があり、新規訪問の合間にフォロー訪問すべき顧客が一目で把握可能です。
提供形態
自社のニーズに合った導入方法が選べます。
- クラウド
- SaaS
- ASP
GEOCRM.comの価格(税抜)
基本料金は次の通りです。(年間契約)
プラン | 月額料金 |
---|---|
スタンダード | 1,800円(初期費用50,000円) |
プロフェッショナル | 2,400円(初期費用100,000円) |
ソリューション カスタマーリングス
出典:https://www.customer-rings.com/
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するCRMツールです。
あらゆるデータをノンカスタマイズで活用できる通販事業を強力サポートします。
大手通販企業が主に導入しているCRMです。
CRM基本機能
顧客ごとの動き、詳細な情報をすぐに確認できる機能が用意されています。
- カスタマージャーニーマップ:優良顧客の実際の傾向を捉え、
- 分析ドリルダウン:クリックで対象の顧客リストの抽出、分析やアクションの生成
- 実感モニタリング:クリエイティブを見つつ、顧客の反応を確認することでメールの構成比較が可能
- テキストマイニング:定性情報(テキスト)を分析し見える化
- シナリオマップ:マップを見ながら細かい分岐も簡単操作で作成
提供形態
導入方法は次の通りです。
- クラウド
ソリューション カスタマーリングスの価格
担当者が見積りの上、プランを提案します。
One Day3
出典:https://www.ct-net.co.jp/oneday3-template/
コムテック株式会社が提供するCRMツールです。
必要な機能を貴社の自社のスタイルに合わせて設定可能な点が魅力です。
CRM基本機能
中期経営計画を軸に、達成したい目標を確実に達成するための支援が期待できるサービスです。
- 基本機能:セグメント、カレンダー機能、フィールド・グループ機能が利用可
- ポータル:ダッシュボード機能、受注予定が過ぎている案件一覧等も可能
- 活動計画立案:訪問計画立案機能
- 顧客管理:顧客情報管理、活動履歴管理可能
- 案件管理:案件情報管理、案件活動履歴管理が可能
- 活動実績管理:活動内容入力・実績の参照機能
提供形態
自社のニーズに合った導入方法が選べます。
- オンプレミス
- クラウド
- パッケージソフト
One Day3の価格(税抜)
担当者が見積りの上、プランを提案します。
CRMツールを導入するメリット
こちらでは、CRMツールを導入する3つのメリットを解説します。
戦略的な営業が可能
CRMツールを導入すれば、各営業担当者・各部署がもつ顧客情報、営業活動履歴の共有が可能になります。
ご自身の会社で、俯瞰的な目線から顧客の方々との関係を把握する事が出来るでしょう。
また、どんな顧客から申込・相談等が来たのか、どの顧客の購買意欲が高まりつつあるのかもCRM上ですぐに確認できます。
CRMツールから購買履歴をチェックして、リピート購入が期待できる顧客を見つければ、的確なタイミングでアプローチし、利益の確保はもちろん、購買機会の損失を最小限に抑えられるはずです。
顧客満足度が向上する
顧客情報を営業担当者・営業部だけではなく社内で共有すると、顧客からの問い合わせ対応も円滑になることでしょう。
当然、質問の他にクレームもあるはずです。
問い合わせの際に、顧客と更なるトラブルとなっては自社の評価にも影響が出てしまいます。
そのため、営業担当者が知り得た顧客の悩み、要望もCRM上に入力すれば、コールセンターに問い合わせがあった場合の対応がスムーズになるでしょう。
その他、過去に同じクレームが来ていないか、対応した者とアクシデントは起きていないか、どのように応じたのか等もチェックでき、過去のデータを活かした最善の対応が可能です。
このように顧客一人ひとりへ合った対応・提案が出来るので、顧客満足度の向上につながることでしょう。
顧客満足度が上がれば、顧客から「信頼できる誠実な会社」と評価されリピーターが増加する効果も期待できます。
社内で顧客データを共有できることから、購入履歴などを活用した販売力の向上から、商品購入後の顧客対応まで円滑に行うことが出来る事から、より効率的な営業・アフターフォローが可能となる。
部署間の情報共有が簡単になる
これまではメールやビジネスチャットを使って共有する必要があった情報も、CRMシステムにアクセスするだけで簡単に閲覧できるようになります。
共有の手間が省ける上、担当者不在時のトラブルにも対応可能です。
営業部門が利用するだけでなく、マーケティング部門がこれらの情報を利用することで新しいサービスの施策を練ることもできますし、広報部門の情報発信にも役立つでしょう。
CRMツールを導入するデメリット
こちらでは、CRMツールを導入する2つのデメリットについて解説をします。
操作に対応できない従業員も想定される
ご自身の会社には、様々な経歴・学歴・技能・年齢の異なる従業員が在籍していることでしょう。
当然、CRMをはじめとしたマーケティング支援ツールの扱いが得意な人もいれば不得意な人はいるはずです。
全従業員が操作のノウハウを、一律に修得してくれれば良いのですが、なかなかそうはいかないのも現状でしょう。
そのため、CRM提供しているサービス業者が、自社の従業員の研修等に対応してくれるとありがたいです。
説明書を読んだだけではわからないこともあります。
このようなサポート・サービスを利用する事が出来るかも事前に確認しておきます。
インターネットがダウンすると大変なことに
特にクラウドを利用したCRMツールは、非常に初期費用が安く、すぐに利用可能な点も魅力です。
しかし、自社のPCも営業担当のスマートフォンも、インターネット無しにはCRMツールを利用できません。
クラウド型CRMツールを提供している業者のクラウドまたはインターネットがダウンした場合、事業活動に重大な支障がでるおそれもあります。
そのため、クラウド型CRMツールを導入する場合も、その提供業者でどんな対応を行っているのか、良く確認してから決定した方が無難です。
CRMを従業員が使いこなせない場合もあるため、使用に関する研修やサポート体制が整っているのかを確認する事が重要となる。
また、インターネットを活用するため、通信障害などが起こると利用する事が出来なくなる事にも注意しなければいけない。
CRMツールに関するよくある質問
こちらでは、CRMツールに関するよくある質問へ解説します。
CRMツールの効果はすぐに現れるのか
CRMツールは継続的に顧客から新製品やサービスを購入してもらえるよう、顧客情報を蓄積して、管理・分析するためのツールです。
そのためCRMツールを導入して、それを参考に営業を行ったからと言って、いきなり収益が何倍も倍増するとは限りません。
それなりに時間をかけた上で、導入の成果があったかどうかを判断するべきです。
顧客情報がデータベース上へ順調に蓄積され、営業担当者の利用や、顧客の問い合わによるコールセンターの対応が円滑になった後、その効果をチェックするべきでしょう。
CRMツールは、営業やコールセンターなどの業務の効率化が出来るが、効果が出るまでには少し時間が掛かることから、一定の時間を経てから効果をチェックしなければいけない。
CRMツールの導入形態は?
先ほどの「おすすめのCRMツール」でも述べた通り、商品によって様々な導入方法が用意されています。
概ね5つの導入形態があります。
- クラウド型
- オンプレミス
- パッケージ型
- SaaS型
- ASP型
クラウド型
クラウド型は、データやソフトウェアをネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供する方法であり、CRMツールで主流となっているタイプです。
初期費用の安さに加え導入スピードの早さ、アクセスの手軽さが利点です。
もちろんサーバー等の専用機器の用意も必要ありません。
オンプレミス
オンプレミスとは、サーバー・ソフトウェアなどの情報システムを、ご自身の会社が管理している施設の構内に、機器を設置して運用する方法です。
このタイプは、初期費用がかなり必要であるものの、カスタマイズ性・セキュリティに優れていると言われています。
パッケージ型
パッケージ型とは、オンプレミス環境を利用したCRMツールです。
社内システムにCRMを導入するので、外部ネットワークから情報が漏れる不安は軽減されます。
SaaS型
SaaS型とは、自社にとって、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにした提供形態のことです。
一般的にインターネット経由で必要な機能を利用する仕組みです。
ASP型
ASP型とは、インターネットを通じて、自社に必要なアプリケーションソフトをレンタルする形で提供するタイプのことです。
このタイプを利用すると、導入した会社のパソコンにはアプリケーションソフトをインストールする必要がありません。
企業の負担となっていたインストール作業、費用、管理を節減することもできます。
なお、CRMツール提供している業者では、必ずこの5種類全部の商品を取り揃えているわけではありません。
そのため、自社のニーズにあったタイプをよく吟味しましょう。
導入タイプは主に上記の5つとなりますので、ご自身の会社の規模やニーズに合わせて選ぶようにしましょう。
おすすめのCRMツールを徹底比較|まとめ
CRMツールは、ご自身の会社の顧客情報管理、顧客へのマーケティングアプローチに大きな助けとなるツールです。
しかし、CRMを提供する業者は数多く、それぞれ差別化を図るためユニークな機能が用意されています。
まず、ご自身の会社に合うCRMツールなのか、料金は導入する目的に見合った金額なのかよく考えて、ベストな商品を選びましょう。
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