【2024年最新】東北地方のおすすめ地方移住先14選！地方移住のメリットや選ぶ基準も解説

上記のように考えている人は多いと思います。

都会での生活に疲れたり、もともと都会出身の人は東北地方などの自然に囲まれた地域への移住を考えることも多いです。

東北地方は日本海側と太平洋側で大きく異なる気候特性を持っており、太平洋側であれば一年を通して晴れの日が多くなります。

この記事では「東北地方のおすすめ移住先14選」をご紹介します。

地方移住するメリット

人にとっても感じ方や捉え方が異なりますが、地方移住するメリットには以下のようなものが挙げられます。

このように、地方移住をするメリットはたくさんあります。

地方は都会に比べて物価が安く、食費や生活費を抑えることができます。

また、地域住民とのつながりも強いので、野菜やお米などの物々交換も盛んです。

都会だとなかなか近所付き合いや地域住民との接点が少ないですが、地方は地域住民との交流も多く、これまでつながったことのない人との人脈を形成することでもできます。

さらに、地方は都会と比べて自然も豊で、子育てをしやすい環境も整っています。

子育てがしやすい環境が整っているだけでなく、市町村が独自に子育てや教育に力を入れているところも多く、移住先の選定をする時に「子育て重視」で選びたい人にも地域移住はおすすめです。

地方移住先を選ぶ基準

地方移住先を選ぶ基準は人それぞれ異なりますが、どの基準で選べばいいか分からない人は以下のポイントを押さえておきましょう。

上記のようなポイントを意識すれば、移住後に失敗するリスクは少ないです。

移住者が多い地域だと移住者の受け入れ態勢が整っており、移住後も相談できる環境が整っているところが多いです。

いきなり知り合いもいない初めての場所に移住するとなると、誰にも相談できないストレスなどを多く感じてしまうことが多いですが、移住後も相談しやすい環境が整っていれば生活もしやすく、すぐに馴染めるでしょう。

また、移住を決める時は直感や何となくで決めるのではなく、必ずお試し移住をしてください。

最低でも春夏秋冬をその地域で感じることが大事です。

例えば、夏に移住先を訪れて住みやすいと感じ、すぐに決めてしまうと、その後冬が訪れて思わぬ積雪に悩まされることもあります。

東北は特に積雪が多い地域でもあるので、必ず慎重に確認することが大事です。

多少時間はかかってしまいますが、移住は頻繁にするものではなく、一度決めたら10年以上住むことが多いです。

そのため、必ず慎重に検討することを意識してください。

東北地方のおすすめの移住先14選

東北地方は場所によっても温暖な地域や積雪が多い地域など、住む場所によっても特色が大きく異なる地域でもあります。

全体としては気候が低い傾向にありますが、一年を通して温暖な地域もあります。

ここでは、東北地方のおすすめ移住先14選を1つずつ詳しく解説していきます。

青森県 八戸市

出典：https://visithachinohe.com/

青森県 八戸市は臨海部に大規模な工業港、漁港、商業港が設備され、多くの工業地帯が形成されています。

そのため、全国屈指の水産都市でもあります。

地形はなだらかな台地に囲まれた平地が太平洋向かって広がっており、平野を三分する形で馬淵川、新井田川の2本の川が流れています。

気候は、夏は冷たく湿った風が強く、冬は晴天が多く乾燥する時期が続きます。

また、北透谷地方という特性もあり、降雪利用が少なく、日照時間も他の東北地方と比べても長いのが地域の特徴です。

八戸市移住支援金支給事業も実施しており、東京圏からの移住を検討している場合は移住支援金を支給してくれます。

また、令和4年4月1日からは子育て世帯に30万円の支援金を加算し、子育て世代を応援する体制を構築しているのも魅力です。

農業などの起業をする予定でいるのであれば、農業次世代人材投資資金を交付してくれるので、経済的にも支えとなってくれます。

青森県 六ヶ所村

出典：https://www.rokkasho.jp/index.cfm/1,html

青森県 六ヶ所村は青森県の付け根部分の太平洋側に位置しており、変化に富んだ海岸や丘陵地など特徴的な景観を有しています。

村には駅がないため、車がないと生活することは難しいですが、車があれば自由に自然豊かな場所へ移動したり、スーパーへの買い物も楽です。

自然豊かな街であるため、アウトドアや自然が好きな人には特におすすめです。

夏にはキャンプでBBQや温泉も楽しむことができます。

ただし、商業施設が少なく、大型ショッピングモールなども近くにないので、普段からよく買い物をする人には不便に感じてしまうこともあるかもしれません。

広大な自然の中でゆっくりと過ごしたい人にはピッタリの街です。

青森県 六ヶ所村に移住した人には最大100万円を支給する「六ヶ所村移住支援金」を用意しています。

また、就活やインターンシップ参加のための交通費の助成制度もあり、移住者の受け入れ体制を整えている点も魅力です。

秋田県 にかほ市

出典：https://www.city.nikaho.akita.jp/

秋田県 にかほ市は機械加工や電子部品などの製造業を中心としたものづくり企業が多く、市全体で人材育成に力を入れています。

秋田県南西部に位置し、南に鳥海山、西に日本海を臨む、山と海に抱かれた風光明媚な街です。

主に海岸部に人工が集中しており、気候は秋田県の中でも温暖なのが特徴です。

毎年の積雪量も少なく、冬の時期でも他の地域と比べて積雪で悩まされることはほとんどないです。

また、秋田県 にかほ市は子育て世代を応援するために放課後学童保育にも力を入れており、保育園、認定こども園などの施設が充実しています。

これにより、待機児童ゼロを実現しているという特徴もあります。

医療費も赤ちゃんから高校生まで完全無料で、入院時の食事費用も半分助成なので、子育て世代の負担が少ないです。

懐かしさと新しさが、バランスよく共存するにかほ市は、夢あるまち、豊かなまち、元気なまちとしても人気が高く、新しい未来への可能性が広がっている街の一つでもあります。

移住に関する相談はオンラインでも受け付けており、離れていても気軽に相談することができます。

秋田県 小坂町

出典：https://www.town.kosaka.akita.jp/

秋田県 小坂町は十和田火山灰によって形成された広大な丘陵と十和田湖外輪山などの深い山々に囲まれ、総面積の約80％を山林原野が占めています。

県下第二の都市として発展を続け、現在では精錬業の地位も高いです。

秋田県の北東部に位置する街で、近年は明治期の近代建設や十和田湖の観光資源を生かした町づくりを模索している点も特徴です。

新緑の十和田湖などの自然も魅力的で、日本でも有数の自然に恵まれた地域とも言われます。

現在は交流人工拡大に向けた地域の雇用・経済活動に結びつけることに力を入れているので、移住者にとっても住みやすい街の一つです。

移住希望者に向けた体験ツアーも実施しており、交通や宿泊に係る費用も一世帯あたり上限5万円を助成します。

秋田県 能代市

出典：https://www.city.noshiro.lg.jp/

秋田県 能代市は農業が盛んの土地で、ネギやみょうがなどの特産物を多数生産しています。

その他、アスパラガスや山ウドなども特産物も有名です。

市内には大きなショッピングエリアも点在しており、日用品はもちろん必要なものはたいてい何でも揃います。

また、日本で最初にユネスコ世界自然遺産として登録された“白神山地”もあり、自然を存分に堪能できる街でもあります。

沿岸にはクロマツ約700万本の広大な防風林「風の松原」が、市街地を護るように広がっており、ここでは一年中スポーツなど、能代市の魅力を楽しむことができます。

移住希望者に向けた2泊3日の移住体験ツアーも実施しており、費用は一切かかりません。

秋田県 羽後町

出典：https://www.town.ugo.lg.jp/

秋田県 羽後町は秋田県の南部に位置する街で、「緑と踊りと雪の町」がキャッチフレーズです。

周囲は山に囲まれているためどこを見ても自然を目にすることができ、冬の山間部は2mを超える積雪量を切記録することもあります。

また、黒毛和牛に代表される畜産も盛んで、米はあきたこまちなど、生産物が多い点も魅力です。

県南では世界でも観客動員数が多い日本三大盆踊り「西馬音内の盆踊」が毎年行われ、多くの観光客からも人気です。

羽後町は茅葺き屋根の古民家が秋田県内で最も多く残されている町としても知られており、都会では味わえない環境の中でゆっくり過ごすこともできます。

秋田県 羽後町では移住・定住に関する町の移住支援制度を用意し、定住支援員による仕事や住まいに関する相談窓口も開設しています。

岩手県 雫石町

出典：https://www.town.shizukuishi.iwate.jp/

岩手県 雫石町は、岩手山や小岩井農場などの美しい風景が広がっている街です。

全国的に広まっている軽トラの発祥地でもあり、産業も発展しています。

盛岡市までは車で約30分、電車では15分ほどで行くことができ、買い物で不便に感じることもありません。

生活面では街で定住促進住宅の入居者を随時募集しているほか、岩手県土地開発公社などで宅地分譲等、申し込みを随時受け付けているので、移住者にも優しいです。

子育て世代でも高校卒業まで子供の医療費無料化の実施など、子供が安心して暮らせる暮らしを応援しています。

温泉やスキー場、小岩井農場などの観光施設にも力を注いでおり、安定した財源を確保しているため市民にとって暮らしやすい環境が整っています。

移住・定住するための応援サイトでは、仕事や住まい、子育てのことが詳しく記載されており、あなたの希望に沿った情報が手に入ります。

実際に岩手県 雫石町に移住した人の声を聞くこともでき、現在の生活費や移住を決めたきっかけなど、移住を決める前に多くの情報が手に入る点も嬉しいポイントです。

宮城県 南三陸町

出典：https://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/

宮城県 南三陸町は北東部に所属する小さい町ですが、町の基幹産業である養殖産業を中心に、湾の中では牡蠣やホタテ、ワカメなどの海産物にも恵まれています。

冬には牡蠣と秋鮭のシーズンとなり、町内の飲食店で旬の食材を楽しむこともできます。

2011年3月11日の東日本大震災で大きなものを失った町でもありますが、逆にそれがあったからこそ地域住民の結束が強く、他県からの受け入れ体制も整っています。

実際に他県から移住して南三陸町で事業を立ち上げる人も多く、地域資源や地域課題に町民全員が一致団結して取り組んでいます。

毎年行われている志津川湾夏まつりは夜には2000発以上もの花火が打ち上げられ、南三陸町の「食」「季節」「伝統」を感じながら過ごす夏の風物詩も魅力です。

南三陸町では、豊かな自然の恵みを活かし、『災害につよいまち』を目指して、日本や世界でも最先端の取り組みをおこなっています。

若い移住者も、地域のおじいちゃん・おばあちゃんも、子供たちも、受け入れ体制が整っており、未来に向けた多くの支援を実施しています。

福島県 田村市

出典：https://www.city.tamura.lg.jp/

福島県 田村市は、阿武隈高原の山あいに位置し、自然に囲まれている街でもあちます。

福島県のいわき市や郡山市などの多くの自治体と隣接し、浜通りと仲通りのつなぎ目に位置する地域でもあります。

そのため、買い物やプール、キャンプなどのアクティブに楽しめる施設へのアクセスが優れており、子育て世代やアウトドアが好きな人には特におすすめです。

移住に関するサポートは、「たむら移住相談室」が行っており、相談は無料で現地アテンドも行っています。

また、移住者向けのイベントも実施しとており、農業や林業の本格的に体験できる点も魅力です。

豊かな山々と河川と美しい星空などの自然を十分に堪能でき、福島県の復興支援も力を入れているので、町全体でイキイキしている印象です。

福島県の移住支援制度を活用すると、最大200万円の移住支援金がもらえる助成金も充実しており、「たむら暮らし」の第一歩の役立つ支援や制度が充実しています。

福島県 南相馬市

出典：https://www.city.minamisoma.lg.jp/

福島県 南相馬市の多くは山林や農地で構成されており、各中心地区をJR常磐線と国道で結んだ都市構造をしているのが特徴です。

本市の東部には太平洋、西部には阿武隈高地が連なり、全体として海洋性の温暖な気候が形成されています。

夏は比較的涼しく、冬は降雪が少ない穏やかな北関東型の気候です。

年間の平均気温は約13℃で、寒暖差の少ない気候が特徴です。

そのため、一年中キャンプや季節を問わないアウトドアライフを楽しむこともできます。

市の産業構造は第三次産業を中心としており、市の面積のうち約5割が森林、約2割は農用地となっています。

東京からの距離は約292kmで、いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間にあります。

福島県南相馬市は、毎年7月に開催される一千有余年の歴史をもつ伝統文化「相馬野馬追」が有名です。

相馬野馬追は、先祖伝来の甲冑に身をかためた総勢約４００騎の騎馬武者が繰り広げる勇壮な戦国絵巻は圧巻です。

福島県 福島市

出典：https://www.city.fukushima.fukushima.jp/

福島県 福島市は周囲を山々が囲んでいる盆地の地形です。

市街地にはさまざまな商業施設や都市機能が集まり、山沿いには農村地帯や果樹地帯が広がっています。

温泉や自然も豊な街としても知られ、エリアごとにさまざまな体験ができる点も福島市の魅力です。

市内と市街の異なる良さどちらも楽しむことができ、充実した毎日を送れることでしょう。

福島駅中心には公的機関やオフィスが集中しているので、仕事などで困ることもほとんどないと言えるでしょう。

また、郊外には住宅地や買い物に便利な施設もたくさんあるので、便利な暮らしができるエリアでもあります。

福島市への令和3年度移住者数は254人となり、前年度の71人に比べ約3.6倍増加し、現在多くの移住者が福島市に集まっています。

福島市では多くの移住者をサポートすべく移住支援をパワーアップしているのも特徴です。

例えば、民間施設でお試し移住ができる「プレ移住サポート事業」や定住交流課職員が移住検討者一人ひとり、オーダーメイドで市内を案内するサービスなどを実施しています。

山形県 長井市

出典：https://www.city.nagai.yamagata.jp/furusato/

山形県 長井市は南部にある人工約2～3万人の市です。

市内を最上川などの多くの清流が流れ、町を潤し、江戸時代に時に反映した歴史的建造物も立ち並ぶなど、歴史に触れられる地域でもあります。

春と夏には市の名産である桜やつつじ、あやめが見どころで、自然で季節を感じられる素敵な街でもあります。

気候は盆地のため寒暖差が激しく、冬な降雪量も多いです。

そのため、冬になると毎日雪かきに追われてしまうという日常もあります。

長井市では、長井市観光協会、長井商工会議所などに加え、各種NPOや市民団体、グループなどが催し物や祭りの企画、運営、主催などに積極的に参加しており、市民是認の参加型行事が多いので、多くの住民と交流が持てる点も特徴です。

長井市内への定住促進を図るために市内の土地を購入し、そこに自ら居住する住宅を新築または建売住宅を購入する人に対して定住促進補助金を交付する「長井市定住促進補助金」や長井市住宅新築・増改築補助金などの移住者には嬉しいサポートも充実しています。

実際に移住を決める前にテレワーク移住を推進するために最大5万円を補助する事業にも取り組んでいるので、一度仮移住してみるのもおすすめです。

山形県 尾花沢市

出典：https://www.city.obanazawa.yamagata.jp/

山形県 尾花沢市は最北東に位置する奥羽山脈や出羽丘陵などの山々に囲まれた盆地を形成している街です。

標高は70mから1,500mと起伏に富み、短い日照時間と低温、多湿、多雪のため比較的一年を通して既往が低いです。

冬の時期には雪を多く降らせるため、平野部でも積雪量は2mに及ぶこともある豪雪地帯になります。

約2mの雪に覆われる冬で、晴れた日の光に輝く、一面の銀世界は必見です。

その他、四季折々に楽しめる自然の風景や伝統行事など、たくさんの魅力にあふれる街でもあります。

東京駅からは新幹線で約3時間程度、およそ15,000人の人々がいきいきと暮らしています。

尾花沢市では子育て支援も充実している点も魅力です。

例えば、妊娠した場合は治療費の一部を助成する特定不妊治療助成や、検査費の一部を負担する妊婦健診費用の補助などがあります。

子供が産まれた後も18歳までお子さんの医療費が魅了になる「子育て支援医療費助成」や、満2歳未満で保育所等に入所していない子を対象に1人当たり月額1万円分の商品券が給付される独自の制度もあります。

山形県 真室川町

出典：http://www.yume-net.org/

山形県 真室川町は自然と歴史を大切にし、豊で住みよい街を築くために町全体で力を入れています。

山形県の北部にある人工約7,000人の街で、町域の大部分を森林が占めています。

平野部は鮭川と真室川が合流する町南部に広がり、盆地特有の気候で1日の寒暖差が大きいです。

また、年間を通して日照時間が短く、冬の時期は積雪量も多いです。

商業は特別発展しているわけではないですが、町中心部にある程度の商業施設が揃っているので、生活用品の買い物で困ることはりません。

山形県 真室川町では移住者向けに特設ポータルサイトを用意しており、町全体の特徴や特色を知ることができます。

移住者には暮らし、子育て、教育、医療、住まいなどの支援を用意しており、各種相談は何度でも無料で親身になって対応してくれるので、安心です。

→真室川町の移住ポータルサイトはこちら！

東北地方のおすすめの移住先まとめ

今回は東北地方のおすすめ移住先や移住のメリット、選定基準などについて詳しく紹介しました。

近年テレワークの普及から都会で暮らすのではなく、自然に満ち溢れている地方移住を希望する人が増えています。

東北エリアも移住先として人気となっています。

東北地方は豊かな自然と温かい地域住民に恵まれており、物価も都会と比べて安いです。

本記事を参考に、自分の理想が叶う移住先候補を見つけてください。

移住を決める時は、すぐに決めるのではなくお試し移住をしてみてから検討するようにしてくださいね。

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