中小企業向けSFAツール11選|機能や料金を徹底比較!導入成功事例や選び方も

中小企業におすすめのSFAツールは?
中小企業はSFAツールを導入すべき?

「SFAは大企業が導入するもの」と思っている人もいると思いますが、SFAは中小企業にむしろおすすめしたいツールです。

SFAは会社規模の大小にかかわらず売上を増やしたいと思っている企業なら、ぜひ導入を検討してください。

この記事では、中小企業がSFAツールを導入すべき理由や満足度の高い中小企業向けのSFAツール、SFAの必要性などについて詳しく紹介していきます。

中小企業向けSFAツールをざっくり言うと
  • 中小企業向けのSFAと大企業向けのSFAの違いは「価格」・「機能」・「導入のしやすさ・定着のしやすさ」
  • 中小企業がSFAを選ぶならまずは目的や解決したい課題を明確にしておくことが大事
  • SFA導入時は無料トライアルを使い、現場の人間に使ってもらってから決めると失敗しにくい
  • 中小企業向けおすすめのSFAツールは『Mazrica Sales』

目次

中小企業向けSFAツールと大企業向けSFAの主な違い

中小企業向けSFAツールと大企業向けSFAの主な違い

中小企業向けのSFAと大企業向けのSFAでは、主に以下3つの違いがあります。

中小企業向けのSFAと大企業向けのSFAの違い

以下にて、詳しく解説していきます。

価格

中小企業向けと大企業向けのSFAでは、価格の安さが異なります。

中小企業向けのSFAの方が、導入費用も月額費用も安い傾向にあります。

SFAは追加する機能やユーザー数に応じて料金が決まることが多いので、これらを想定したうえで見積りを出してみるようにしましょう。

機能

中小企業向けと大企業向けのSFAでは、機能に違いがあります。

大企業向けのSFAでは、多機能と高性能ツールになっているケースがほとんどです。

一方で、中小企業向けのSFAは最低限必要な機能のみを搭載し、月額費用を抑えているものもあります。

機能は多いに越したことはありませんが、規模や従業員の数によってはそこまで多くの機能が必要ないケースもあります。

特に、SFA導入が初めての場合はシンプルなものを選ぶのが良いでしょう。

SFAツールの中には、追加で機能を増やせるプランもあるのでぜひ検討してみてください。

導入のしやすさ・定着のしやすさ

中小企業向けと大企業向けのSFAツールでは、導入のしやすさと定着のしやすさが異なります。

中小企業向けのSFAや、料金も比較的安いため導入がしやすいでしょう。

ただし、料金だけで安価なSFAを選んでしまうと、サポートを受けられなかったり導入から定着まで時間がかかるケースもあるので、注意してください。

中小企業がSFAツールを選ぶ際のポイント

中小企業がSFAツールを選ぶ際のポイント

次に、中小企業がSFAを選ぶ際のポイントを紹介します。

これからSFA導入を検討しているなら、以下の選び方を参考にしてください。

中小企業がSFAを選ぶ際のポイント

機能

中小企業は大企業と比べても事業規模が小さいため、そこまで多くの機能は必要ありません。

最低限の機能が備わったSFAで十分でしょう。

自社にとって最適なSFAを導入するためには、SFA導入の目的や課題を明確にする必要があります。

機能の中でも、自社が抱える課題や目的を叶えられる機能が搭載しているかどうかを確認してください。

操作性

中小企業がSFAを選ぶ際は、使いやすいSFAツールを選ぶことが大事です。

SFAを導入後に実際に使うのは営業担当者です。

操作が複雑なSFAを導入すると、逆に営業担当者から不満が出てしまうことも考えられます。

そのため、誰でも簡単に直感的に操作できる製品を選んだり、支援を受けられるサポートを確認しておくことも大事です。

サポート体制

SFA運用から定着するまでには、どうしても時間がかかってしまいます。

機能や操作性に関する疑問はもちろん、トラブル発生時の問い合わせなどサポートは必須です。

特に、SFAをはじめて導入する場合やIT知見のある従業員がない場合は、サポートがない状態でのSFA定着は難しいです。

また、サポートは電話・チャット・オンライン・訪問など各提供会社によっても内容が異なるため、注意してください。

価格

価格もSFA選びには欠かせないポイントの一つです。

SFAツールは機能やユーザー数に応じて料金が変わる場合がほとんどです。

自社にとって必要な機能やユーザー数を把握して、予算にあった優先順位を決めると、より最適なSFAを導入できるでしょう。

中小企業向けSFA(営業支援ツール)11選

中小企業向けSFA

ここでは、中小企業向けSFAを紹介していきます。

サービス利用継続率98%『Mazrica Sales』

出典:Mazrica Sales

Mazrica Salesの特徴
  • 既存のクラウドサービスとも簡単連携
  • 営業×リモートワークを支える案件ボード
  • 幅広い導入実績

Mazrica Salesは、さまざまな賞を獲得しており、多くの企業に選ばれているSFAです。

幅広い業界の営業革新をサポートするツールで、全日空商事株式会社やアコム、ソフトバンクなどの大手企業をはじめ、小規模企業にまで選ばれています。

入力自動化とAIの力で営業組織を成果に導き、案件のリスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれます。

また、面倒なデータ入力もモバイルアプリからワンクリックで操作でき、現場での入力負荷を軽減することも可能です。

月額費用 Starter:月額27,500円~
Growth:月額110,000円~
Enterprise:月額330,000円~
対象従業員規模 10名以下~1,000名以上
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 企業データベース
メール一斉送信
名刺管理
ダッシュボード
見積書管理
権限設定
コミュニケーション
カスタム通知

業種や規模を問わず利用できる『Zoho CRM』

Zoho CRM

出典:Zoho CRM

Zoho CRMの特徴
  • 全てのデータを一元管理
  • 優れたカスタマイズ性
  • 自動化で営業活動をアシスト

Zoho CRMは、顧客管理を一元化して業務効率と売り上げの最大化を実現するCRMです。

導入実績は国内だけに限らず、世界25万社以上を超えています。

Zoho CRMは低コストで導入でき、初期費用は一切かかりません。

また、Excelやスプレッドシートや他社CRMツールからの移行も簡単で、スムーズな運用が叶います。

さらに、インターフェイスは直感的でわかりやすく、初めてCRMを利用する方でもすぐに使いこなすことができる点も魅力です。

月額費用 スタンダード:1,680円~
プロフェッショナル:2,760円~
エンタープライズ:4,800円~
アルティメット:6,240円~
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 ワークフロー
営業プロセス管理
コマンドセンター
ブループリント
営業担当者の割り当て
リードスコアリング
承認プロセス
スケジュール・タスク管理

ユーザー数無制限『Knowledge Suite』

Knowledge Suite

出典:Knowledge Suite

Knowledge Suiteの特徴
  • いつでもどこでも簡単操作
  • 中小企業におすすめ
  • 充実したセキュリティ対策

Knowledge Suiteは、ビジネスに必要なアプリケーションが機能連携しているので社内の情報共有も顧客情報の管理も一体運用が可能。です。

ユーザー数は無制限なので利用機能を段階的に増やすこともでき、低コストでも運用開始を実現できます。

クラウド型のSFAということもあり、物理的に離れている支社やグループ会社とも連携・共有が可能です。

また、スケジュール共有しながら、情報の機密性を確保することができる点も魅力です。

月額費用 グループウエア:月額10,000円~
SFAスタンダード:月額50,000円~
SFAプロフェッショナル:月額80,000円~
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド/SaaS
無料トライアル
機能の一例 スケジュール確認
商談内容確認
各種情報入力/報告

営業支援が得意なAIを持つ『Sales Cloud』

Sales Cloud

出典:Sales Cloud

Sales Cloudの特徴
  • トップクラスの世界シェアを誇るSFA
  • 社内各所で行われた顧客に対するコミュニケーション情報を一元的に管理
  • 営業メンバー全員が目標売上に向けて日々のアクションを調整できる

Sales Cloudは、営業支援が得意なAIを持つSFAツールです。

組織的に業務の効率化を進めることで、あらゆる販売チャネルでの担当者の売上アップを支援します。

業務プロセスを自動化しながらコラボレーションを加速させ、どこからでも商談を成立させてくれるので、小規模な営業チームにもピッタリです。

月額費用 Essentials:3,000円
Professional:9,000円
Enterprise:18,000円
Unlimited:36,000円
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド/SaaS
無料トライアル
機能の一例 商談管理
営業支援
売上予測
Revenue Cloud
セールスエンゲージメント
テリトリー管理

低価格で多機能『GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)』

GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

出典:GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)の特徴
  • 低価格で多機能
  • 親しみやすいシンプルな画面
  • 運用開始が短期間で可能

GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)は、株式会社ジーニーが提供する国産営業管理ツールです。

だれでも簡単に案件管理や顧客管理、グラフ作成ができ、業績向上を実現できます。

月額2,980円からのプランで、大手SFAの約1/3の低コストで導入できます。

また、定着率99%を実現し、誰でも使えるシンプルな管理画面となっています。

運用開始までの期間も短く、すぐにでもSFAを導入したい企業にもおすすめです。

月額費用 スタンダードプラン:月額29,800円
オススメプロプラン:月額49,800円
エンタープライズプラン:月額98,000円
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド/SaaS
無料トライアル
機能の一例 顧客管理
商談プロセス
グラフ作成
活動報告
タスク管理
カスタムオブジェクト
レポート機能
名刺管理機能

自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる『kintone』

kintone

出典:kintone

kintoneの特徴
  • 幅広い業務に対応
  • 業務に必要なアプリを必要な数だけ作成できる
  • 柔軟性と拡張性に優れている

kintoneは、業務アプリを簡単に作成できるプラットフォームです。

案件管理はもちろん、日報や顧客リストなどのSFAには欠かせない機能が搭載しています。

また、kintoneなら、SNSのようなコミュニケーションとエクセルのようなデータ管理が一画面に集約・共有でき、チームの仕事を見える化できるので、業務効率化や生産性向上にも役立ちます。

チームのメンバー全員が使いやすく、場所や時間を気にせずに仕事ができる環境も用意できます。

月額費用 スタンダードコース:月額1,500円
ライトコース:月額780円
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 日報
案件管理
問い合わせ管理
採用面接管理
タスク管理
交通費申請

AIが分析したインサイトで効率良く成果をあげる『Sales Force Assistant』

Sales Force Assistant

出典:Sales Force Assistant

Sales Force Assistantの特徴
  • 一人ひとりに合わせて自由にレイアウトが可能
  • 一日一覧で見える化
  • 月額3,500円からのローコスト

Sales Force Assistantは、経営改善ノウハウをシステム化した営業支援・情報共有ツールです。

AI秘書が現場の営業活動をアシストし、一日一覧日報形式の戦略デイリーモニタリングを実現する仕組みが特徴です。

一日一覧なので、上司のコメントなども打ちやすく社内の情報共有、業務ナレッジの蓄積も促進されます。

また、営業スタイルに合わせた豊富な製品が充実しており、ほぼ全ての業種・業態に合わせた運用も簡単に実現できます。

月額費用 1ユーザー3,500円〜
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 訪問準備アシスト
クレーム・ケア・アシスト
ヌケ・モレ予防
スティッキーメモ
サクセスアシスト
他者コンタクト通知
案件進捗漏れ通知
ボトルネックサーチ

「使いやすさ」「見やすさ」を徹底追求!『ネクストSFA』

ネクストSFA

出典:ネクストSFA

ネクストSFAの特徴
  • 圧倒的な使い易さ
  • MA、SFA、CRMの全てを搭載
  • 営業からバックオフィスまで効率的な一元管理

ネクストSFAは、見やすさと使いやすさを徹底追及して開発されたSFAです。

フェーズごとの案件数や金額が一目でわかるような設計で、都度変更はドラッグ&ドロップの簡単操作で対応できます。

データを並べてみたいときは一覧で表示することも可能で、見慣れたExcelのような構成で直観的に利用できます。

スマホにも対応しているので、外出先からもらくらく履歴を登録できます。

月額費用 月額50,000円~(10ユーザー分を含む)
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 MA機能
行動管理
案件管理
受注管理
アプローチ管理
セールスマップ戒能
代理店管理

戦略的な営業活動を可能にする分析機能を標準搭載『GRIDY SFA』

GRIDY SFA

出典:GRIDY SFA

GRIDY SFAの特徴
  • 自社の業務内容に合った項目カスタマイズが可能
  • 営業報告で有益なSFAデータを蓄積
  • ルート営業での活用にも使える

GRIDY SFAは、顧客情報と営業報告の入力だけで営業プロセスを可視化、PDCAサイクルの高速化を実現できるSFAです。

顧客管理機能ではSFAに入力されたさまざまな情報を一覧尿時することで、営業プロセスを可視化できます。

また、企業や組織情報などの各項目は自由にカスタマイズできるので、使いやすい画面にすることもできます。

月額費用 グループウエア:月額10,000円
SFAスタンダード:月額50,000円
SFAプロフェッショナル:月額80,000円
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド/SaaS
無料トライアル
機能の一例 顧客管理機能
商談管理機能
集計・分析機能

卓越したサポート体制『HubSpot』

HubSpot

出典:HubSpot

HubSpotの特徴
  • 複雑なタスク管理に役立つ
  • 日本語でのサポート
  • チャットコミュニケーションができる

HubSpotは、誰でも簡単な操作でビジネスの成長を実現できるSFAです。

営業支援ツールで商談管理を効率化できる「Sales Hub」では、ミーティング日程調整やメール、チャットでのコミュニケーションを効率化し、売上向上につなげることができます。

また、経験豊富なカスタマーサポートチームや活発なユーザーコミュニティの力を有効活用して、HubSpotのメリットを最大限に引き出す方法も知れます。

月額費用 Professional:月額96,000円~
Enterprise:月額432,000円~
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド
無料トライアル
機能の一例 リードジェネレーション
マーケティングオートメーション
アナリティクス
見積もり作成

導入が簡単でお手軽なSFA『WaWaFrontier』

WaWaFrontier

出典:WaWaFrontier

WaWaFrontierの特徴
  • 便利な一括での日報入力機能
  • お手軽価格で導入が簡単
  • SFAの単体利用もOK

WaWaFrontierSFAシステムに簡単に導入できるASP型のツールです。

お手頃な料金で簡単な仕様になっているので、初めてでも気軽に導入しやすいです。

便利な一括での日報入力機能など、ルートセールスなど訪問件数が多い営業担当者向けの機能も搭載しています。

14日間料金は無料でサービスを利用できるので、使い勝手などを含めて実際の画面で色々試してみてください。

月額費用 WaWaFrontier:月額2,500円~
WaWaFrontier Light:月額2,500円~
対象従業員規模 すべての規模に対応
提供形態 クラウド/SaaS
無料トライアル
機能の一例 日報入力
簡易日報登録
フィルタリング機能
コメント機能
案件進捗管理
行動分析
顧客面談履歴紹介

中小企業におけるSFAの必要性

SFAの必要性

SFAは営業活動を効率化してくれる便利なツールで、大企業だけでなく中小企業にも必要です。

近年営業活動では顧客との関係をしかり構築することが重要視されています。

中小企業は大企業と比べても、顧客対応などの避けるリソースは限られてしまいます。

限られたリソースでこれまで以上の売り上げアップは難しいでしょう。

リソースを効率良く活用するためにも、SFAの導入は必須と言えるでしょう。

Excelで管理するには限界がある

営業活動に関する情報をExcelで管理している企業は少なくないです。

しかし、Excelでの管理には限界があります。

例えば、チーム内での連携が難しかったり、データの誤送信やアクセス権の管理困難などの不安がどうしても残ってしまいます。

SFAを導入すれば、営業活動におけるさまざまな情報を全て管理できるので、営業業務作業の負担を軽減するメリットもあるのです。

集中すべき業務にリソースを割ける

中小企業は、大企業と比べても避けるリソースに限りがあります。

リソースが足りないと、ただ普段の業務をこなすだけで売上向上や生産性向上は望めません。

限られたリソースでパフォーマンスを最大限発揮するためには、できる限り業務を効率化することが大事です。

そのためには、SFAの導入が必須と言えるでしょう。

属人化を排除してチームプレイに移行できる

SFAは、属人化を排除して、個人プレイからチームプレイに移行できます。

日々の営業でチーム体制を組むと、ミスを早期にフォローしたり、営業担当者が休みの時でも顧客対応できるなどのさまざまメリットがあります。

チーム全体のパフォーマンスを向上させるという意味でも、SFAの導入は必要です。

中小企業がSFAを導入する前に準備すること

SFAを導入する前に準備すること

次に、中小企業がSFA導入する前に準備することを紹介します。

SFAの導入目的を明確にする

SFAを導入する時は、導入目的を明確にしておくことも大事です。

SFA導入前には導入後にどんな課題を解決して、どのように活用・運用していきたいのかを考えておきましょう。

この時に決めた導入目的が曖昧だと、導入後に失敗してしまうリスクが高まります。

「営業プロセスや商談の進捗状況を管理することで営業の生産性や効率性を向上し、売上を2倍にする」

「営業管理により優秀な営業担当者のノウハウをチーム全体で共有して、顧客獲得率〇%アップ」

など細かく設定するようにしてください。

管理項目を決める

中小企業がSFAを導入する時は、管理項目を決めることも大事です。

「他社が導入しているから」「あったら便利だから」という曖昧な項目を設定するのではなく、自社で決めた目的に合った項目を設定してください。

「あったらいいな」の機能は必要ないケースが多く、無駄は出費にもなってしまいます。

最初は自社に必要なシンプルな機能だけに絞り、ツールに慣れてもらうことを意識すると定着率がアップします。

担当者を設定しておく

SFAを導入する時はプロジェクトチームを作ったり、担当者を選定しておく必要があります。

プロジェクトチームや担当者が舵を取ることで、導入前の準備や定着までの業務をスムーズに行えます。

SFAを導入してもなかなか定着でずに悩んでしまう企業は多いです。

そのため、プロジェクトチームや担当者の選定は非常に重要です。

また、担当者は役員クラスを設定するのではなく、現場に近い人間から選ぶのが良いでしょう。

中小企業がSFAの導入に成功した事例

SFAの導入に成功した事例

最後に、中小企業がSFAの導入に成功した事例を紹介します。

株式会社Misumi|属人的な営業から脱却し、コロナ禍でもガス部門で過去最高販売数量を達成!

株式会社Misumiは「属人的な営業によるボトルネックの不明確さ」が課題でSFAの導入を考えたようです。

また、営業計画立案・途中管理・結果分析のプロセスにおいて主体的な意思が育っていないことも課題だったと話しています。

SFAを導入したことでボトルネックの把握・改善と発展的な会議、業務効率化などの効果を得られたようです。

具体的には過去最高の販売数量を記録し、確実な情報共有による営業展開が行われ、実績につながっているようです。

参考:eセールスマネージャー|導入事例

スマートキャンプ株式会社|営業報告に掛かる作業時間は30%減

スマートキャンプ株式会社は「誰が」「どこに」訪問しているのか、管理が出来ないという課題感があり、どうしても昔のやり取りが簡単に見れないことに不満を感じていました。

営業人数も2人しかおらず、業務の属人化にも悩んでいたようです。

導入したSFAは、案件の掘り起こしにも活用でき、過去にどういう経緯でやっていたのか、いつのタイミングで再訪しようかなど、これまでの管理だと埋もれがちだった情報をすぐに確認できるようになった点を評価しています。

SFA導入後は報告のための作業時間がなくなり、現場での作業時間は30%ほど削減したようです。

参考:Senses|導入事例

合同会社高知カンパーニュブルワリー|ECサイトを中心としたBtoC販路の強化に成功

合同会社高知カンパーニュブルワリーは、「お客様はどのような思いで買ってくれているのか?」という顧客情報の興味からSFAに興味を持たれたようです。

導入に関しては「Zoho CRMは低価格ながらいろいろな機能を備えている」という点に惹かれて導入するSFAを決めたようです。

導入の現在は「CRMを基軸に業務を回していくことを習慣にしよう」と日々取り組んでおり、基本的な作業を徹底することで今は少しずつ手ごたえを感じ始めていると話しています。

参考:Zoho CRM|導入事例

中小企業向けSFAツールのまとめ

中小企業向けSFAツールのまとめ

この記事では、中小企業がSFAツールを導入すべき理由や満足度の高い中小企業向けのSFAツール、SFAの必要性などについて詳しく紹介してきました。

SFAは大企業だけでなく中小企業にもおすすめしたいツールです。

中小企業がSFAを導入すれば、少ないリソースの中で生産性向上や売上アップにも期待できます。

また、初期費用がかからないSFAもあるので、予算の少ない中小企業でも導入しやすくなっています。

今後SFAを導入する際は、この記事を参考に自社にピッタリなSFAツールを見つけてくださいね。